キヨシの言うチョッとした勇気が俺には出てこない。
母に対する性的欲求はつのるばかりだが、それを実行する勇気が・・。
キヨシのお袋とは違い、俺の母は余りにも普通すぎる。
俺自身が、そんな母に対する躊躇いがある様で、
それを紛議らなければ・・、何時まで経っても、今の状況からは抜け出せな
い。
母を犯すなど・・所詮、無理な話の様に思えた。
だが、思いもかけない事から俺はその呪縛から解き放たれた。
俺が縛られていた一番の原因は、母は、俺にとって母親と言う存在でしかな
かった。
女としての母を知る機会は、余りにも少なかった。
母も女だと言う事を、俺自身納得出来れば、その縛りから解き放たれる。
それがあの日の出来事だった。
その日、母は15年ぶりの同窓会と言う事で、朝から出掛けるのを楽しみに
していた。
時間は夜からなので、夕食の準備を終えてから出掛けると言う。
案の定俺が学校から帰ると、食事の支度を終えた母がリビングのソファーに
座り、携帯電話で誰かと話をしている最中だった。
外出着に着替えていた母は、普段俺が見ている母とはその雰囲気が丸で違っ
ていた。
普段しない化粧もしている様で、俺はそんな母の姿に釘付けとなった。
「そうなの・・田中君も来るの? そう、楽しみね、なるべく早く行くよう
にするから・・。」
如何やら田中と言う男と話をしている様だ。
その横顔はいつもの母の顔では無かった。
母から女に戻り、15年前の昔に戻っているのだろう。
そんな母を見ている内、俺の心の中で何かが弾けた。
母が俺の存在に気がついた様で、
「それじゃ、また後でね。」
そう言い終えると、慌てて携帯を切った。
「あら、帰っていたの・・。何、 如何したの・・、たくや?
私の顔に何か付いている?
やだ・・、そんなに私の顔をジッと見て。」
その時の様子を見て、そう訊ねて来た。
「いや、別に何も付いてはいないけど・・。」
咄嗟に母の言葉を受け流したが、
その時、すでに俺の中で、母に対する邪な気持ちが芽生えていた。
「やだ・・そんなに見ないで、もう・・たくや、母さん怖いわ、そんな顔し
て睨まないでよ。」
顔に俺の感情が出ていたのだろう。
母は俺の表情を見て、怖いと言った。
母はモスグリーンのフレアースカートに、同系色のブラウスと言う服装だ。
上着はソファーの上に置かれていた。
普段は見せない、年相応の色香が漂っていた。
「如何したのよ・・何か今日のたくや何か変・・。」
俺が母のそばにヨロヨロと歩み寄ると、不普段とは違う俺の様子に警戒を見
せ、その表情を変えると後方に下がった。
「母さん・・、俺もう限界だよ、もう我慢出来ないよ・・。」
普段とは違った雰囲気の母に、俺の理性はぶっ飛んだ。
「何? 何なの・・タクロー、如何しちゃったのよ・・?」
母が本能的に身の危険を感じたのだろう。俺を見つめながら首を振る。
「ダメ・・来ないで・・たくや・・来ないで。」
母の口からそんな言葉が飛び出した。
次の瞬間、俺は母の身体を捕まえていた。
「離して・・たくや・・離しなさい。」
俺が母を抱きしめると、母は腕の中で激しく抵抗を示した。
母の抵抗の強さに戸惑った俺は、傍のソファーに母を押し倒した。
「たくや・・何の真似・・止めなさい・・たくや!」
母の上に押しかぶさった俺は、素早く母のフレアースカートの裾を捲りあげ
た。
「ダメ! 止めなさい・・、そんなことしちゃダメ・・たくや・・ダメ!」
母が声高に叫んだ。
「母さんとしたい・・。」
暴れる母の耳元で、俺は初めて母に言った。
母の顔に驚愕の表情が浮かび、
「何言っているの・・馬鹿な事言わないで・・そんな事出来る訳無いでしょ
う・・。」
予想出来た言葉が吐かれた。
「そんな事判っているよ、でも母さんとしたい・・、お願い・・やらせ
て。」
「たくや、しっかりしてよ・・そんな事言っちゃだめ・・たくや・・。」
その時点では、母はまだ俺の行動を止められると思っていた様だ。
しきりに母親として、俺を制していた。
しかし、その行いも、俺の行動が次第にエスカレートするにつれ、さすが平
常では居られなくなった。
「だ・・だめ! やめなさい! やめて、そんな事だめ!」
母の捲れ上がったスカートの下から見ている、白い色のショーツに手をか
け、今まさに引き下ろす所だった。
俺の行動に只ならぬ事を感じた母が、突然狂った様に暴れ始めた。
「たくや! やめなさい! やめて・・・おねがい・・だめ~!」
母のその言葉が終わる前に、俺はショーツを引き下げていた。
「ダメ・・ダメよ・・本当に止めて・・。」
母の表情に恐怖心が表れていた。
「そんなに怖がらないでよ・・させてくれれば乱暴はしないか
ら・・・・。」
「ダメ・・私達親子よ、そんな事出来ない・・お願い・・たくや・・お願い
だから・・。」
母が首を振り、必死に哀願していた。
「もう、何を言ったって無駄だよ、母さんは逃げられないよ。今日の同窓
会、悪いけど行けないよ。」
再び顔を横に振り、俺の行動を拒もうとする気配だったが、
「いや~、そんなこと止めて・・お願いだから・・許して・・、イヤ~ァァ
ァァァ!」
母の膝を抑え、両足を大きく開いた瞬間、母の抵抗は最大となった。
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