英子の家から自宅に帰る車の中で
真由美は携帯のメモリーをくっていた
(裕二 裕二‥)
「あったわ裕二」
どおやら裕二と言う男性に電話をかけるようだ
―トゥルルル‥
「はい!」
「あ!裕二 真由美よ」
「お~真由美か 久しぶりじゃないか」
「うん 久しぶり
元気にしてる?」
「あぁ元気だぜ
どした急に?
復帰する気になったのか?」
「復帰無い無い!
無いんだけどさ ちょっと生意気な女が居てさぁ~」
「あははは またかよ
おまえに目をつけられた可哀相な子羊ちゃんは終わりだからな あははは!
で? またやるの?」
「うん でも今回はとことんやって欲しいんだよね裕二!」
「とことん?」
「そぉ とことんやっちゃってよ裕二!
そ~ね~ 家畜か肉便器 ふふふっ」
「家畜か肉便器ときたか
よっぽど気に入らない女みたいだな」
「うん 気に入らないの
だからとことんやってやってよ あはははは」
「わかった
じゃあその女の住所教えてくれ 明日か明後日にでも訪問するから!」
「わかったわ 住所はさっき控えてきたから電話きったらメールするからね」
「あぁそれでいい
ところでその女ってのは
ブスじゃないだろーなぁ? ブスだけは勘弁してくれよ真由美 あははは!」
「悔しいけどかなりの美人なのよねそいつ!
背も高いしスタイルも良いし それにあんた好みの巨乳だよ!」
「お~!そりゃ良いな
やる気出てきたぜ!」
「じゃあお願いね裕二」
「了解した!」
この裕二と言う男は表向きは何軒もの飲み屋 キャバクラ デリヘル ソープ等を経営し
裏では秘密カジノ 高級売春クラブ 秘密SMクラブを経営するかなり危ない男である
真由美は昔 その秘密SMクラブで女王様として働いていた時期があり
裕二とは恋人以上の繋がりがあったのだが
気まぐれな性格の真由美はある日突然
「飽きちゃったから!」
と引退していたのだ
こぅして英子のまったく知らないところで
英子を狙う悪魔の密約が交わされたのだった‥
※元投稿はこちら >>