満子が想像した通りに、俺は車をモーテルに付けると、満子を促すと中に入
った。
あきれ顔で満子は俺について来た。
「いいの? こんなところで仕事さぼっていて?」
「人生には、仕事より大事なものだって有りますよ・・。」
俺はそう言いながら、満子の服を脱がせ始めた。
「こら、何しているの・・何で脱がすのよ・・誰がさせるって言った?」
「言っていませんけど・・でもね・・。」
満子が拒否していない事は俺にも判る。
それが証に、黙って俺が服を脱がすのを許していた。
下着姿にさせると、そのまま満子を抱きあげて、ベッドへ運んだ。
ピンクのスリップ姿だ。
胸の谷間がくっきりと覗いている。
「いい眺めだ・・・。」
俺は満子を抱えたままそう話しかける。
「あの子にばれたら如何するつもり?」
「キヨシに?」
「そう、この間とはわけが違うわよね?」
「満子さんが喋らなければ・・ばれないでしょう?」
「私が話したら如何する? タクローさんに誘惑されたって話した
ら・・?」
俺が少し考えるふりを見せると、
「言わないわよ、言ったら私だって何されるか判らないもの・・。」
満子がそう言って俺の首に手をまわした。
「覚悟しなさいよ、私を抱くならそのつもりでね・・いい? 私、キヨシの
女なのよ、判っているわよね?」
その言い方に、何故か妙に説得感があった。
「判っているよ、でも満子さんが欲しいのだよ。」
満子をベツトの上に投げだすと、その豊満な乳房に顔を埋めた。
お互いが、不倫をしている様な感覚があるのか、妙に燃え上がる事になっ
た。
その点で、俺と満子はフイットしたと言えるだろう。
俺の愛撫に満子は激しい反応を見せた。
あの時とは少し様子が違う。
合体した時には、激しく身体を小刻みに痙攣させていた。
「あぁぁぁぁぁ~~、あぁぁぁぁぁ~~~。」
あの時には見せなかった素振りを俺に見せている。
乳房を愛撫すると、狂った様に身体を捩った。
「あぁぁ、だめ、だめ・・あぁぁ・・だめ~~、あぁぁ~・」
ユックリとした動きで、ペニスを抜き差しすると、彼女は何度もそう叫ん
だ。
俺は、これまで以上に満子の身体に引きつけられた。
慌ただしい時間の中で、満子との再合体を果たした。
ユックリと話す事も出来ず、その足で、満子を家の近くまで送ると、
俺は再び仕事に戻った。
その一週間後、俺の休日に再度満子を誘った。
今度も、何だかんだと言って断られるかと思っていたら、意外なほどあっさ
りと承諾してくれた。
「私、彼方よりズッと年上なのよ、それなのにこんな思いをさせるなん
て・・悪い人よね。」
そう言いながら、満子が熱い体を絡めてきた。
「キヨシだけじゃ足らないみたいだね。」
俺は満子を愛撫しながら、話しかけると、
「あの子、最近妙なの?」
満子がそんな事を言いだした。
「何が変なの?」
「誰か良い人でも、出来たのではないかしら?」
「いい人って・・彼女?」
「じゃないのかな?」
満子がややあやふやに応えた。
「最近、昼間に良く出掛けるのよね。」
「でもあいつ、若い女は嫌いだって言っているぜ、なんせ熟女好みだから
な、キヨシは」
「それじゃ、何処この人妻?」
「それは言えるな、ああ、それで満子は欲求不満な訳だ。」
この前の事が有ってから、満子と呼び捨てにしている。
「何よ、誰かさんが口説いているくせに・・。」
「そう? それにしては、激しくは有りませんか?」
裸同士で、じゃれ合いながら、いつしか俺たちは又肉欲の交わりに没頭して
いった。
<キヨシ、また新しい女が出来たのかな~。>
その時、俺はそんな事を考えていた。
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