妻がまだ出てこない。
午前中の診察は終わった様で、終了の札がドアにぶら下げられている。
事務員も休憩時間に入ったのか、同じユニフォーム姿の女性が何人かひと塊
で出て行った。
すれ違いざまに彼女達の交わしている言葉が彼の耳に入った。
「ねえ、あの患者さん先生のアレかな・・?」
「多分そうだと思う・・。内の先生にも困ったものね・・。」
中に残っているのは妻だけだ。
今の話に出て来た患者とは妻の事だろうか?
だとしたら・・今の話を如何受け取ったら良いのか?
彼には何とも妙な状況に思えた。
昼休みの診察室。
診察台に全裸で座らせられ、その両足が大きく広げられていた。
それぞれの足をロープで固定し、剥き出しになった陰部に顔を押し付け、柴
田の執拗な愛撫が加えられている。
「あぁぁ~虐めて・・・お願い・・もっと虐めて・・。」
淫靡な笑みを浮かべ、由紀子が叫んでいる。
「お前のおかげで、俺は酷い目に有った・・チクッたろう・・ 判っている
のだぞ!」
太めのバイブを片手に、それを由紀子の蜜壺に突っ込み、スイッチを最大に
した。
「いい恰好だ・・由紀子奥様。でもまさかお前の方から尻尾を振って来ると
は・・、ドスケベ女が!」
柴田のその物言いを、由紀子は恍惚の表情で聞いている。
「お願い・・モット言って・・モット虐めて・・あぁぁぁ~お願い・・逝か
せて・・。」
今の由紀子には、平凡な妻の姿も、二人の娘の母の姿も無く、ただの淫乱な
メスがそこにいた。
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