口の中にショーツを押し込まれ、由紀子は柴田の身体の下で喘いでいた。
抜き身のペニスが何度も由紀子の蜜壺を突く。
その濡れ方は以前の由紀子の比では無い。
その量に比例して、由紀子の快楽は増していた。
もはや柴田の過激な攻めで無ければ・・その身体に快感を得られなくなって
いた。
由紀子は柴田との交わりに心底身悶えした。
由紀子の夫は最近の妻の様子が気になっていた。
時々考え事をしているのか、ボーッとしている事が多い。
それまでの妻と比べると、まるで別の人間がそこにいるに様に思えた。
出張に来て、ホテルでそんな事を考えていると、妙に家の事が気になった。
(電話でもしてみるか・・。)
彼は部屋の電話の受話器に手をのばした。
ベッド脇の電話が突然鳴り出した。
由紀子と柴田の重なりあった身体の動きが止まった。
由紀子の顔から、血の気が失せると同時に・・動揺が生まれた。
(夫からだわ・・出ないと・・)
由紀子と柴田が顔を見合わせた。
柴田は黙って頷くと、由紀子が電話に出る事を認めた。
「はい、児島です・・。」
「俺・・、どう、何か変わった事はなかった?」
思った通り夫からの電話だった。
由紀子の動揺はピークに達した。
電話とは言え、由紀子の今の状況は余りにもまともな状態では無かった。
この状況を見たら、多分夫は卒倒する事だろう。
由紀子と柴田はまだ繋がったままだ。
柴田の下で、由紀子は耳に受話器を宛がっている。
「別に・・何もないけど・・」
「そうか、ならいいのだが・・子供達は?」
「もう部屋よ、寝たと思うけど・・。」
由紀子と夫の会話をすぐそばで聞いていた柴田は、持ち前の虐め好きな性格
がその鎌首をもたげた。
事もあろうか、目の前にいる由紀子の乳房をゆっくりその手の中に包み込ん
だ。
由紀子は、夫との会話と、柴田のその行動の両方に神経を向ける事になっ
た。
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