<ピンポ~ン>
玄関のチャイムが鳴った。
柴田だ。
「お母さんが出るわ。」
素早く席を立ち、玄関に向かった。
その際、リビングのドアを閉める事を忘れなかった。
ドアを開けると、目の前に柴田が居た。
素早く柴田は身体を玄関の中に滑らせるようにして入ると、靴を脱ぐと、真
っすぐに階段を上がった。
その後ろ姿を見送ると、由紀子はからの脱いだ靴を仕舞った。
少し、時間を稼いだ後、リビングに戻った。
「道を教えて欲しいのだって・・。」
尋ねられた訳でも無いのに、テレビを見ている娘達に向いそんな話を投げか
けた。
娘達の部屋も、由紀子達夫婦の部屋も同じ2階にある。
しかも、隣り合っている部屋だ。
音こそ遮断はされているが、気配は感じられるかもしれない。
母親しかいない部屋に、もう一人誰かいる様だ・・なんて事は無いか?
由紀子の心配はそこに有った。
娘達がテレビを見ている隙に、急ぎ部屋に向かった。
大胆にも部屋の明かりを点けて、夫婦のベッドに横になってテレビを見てい
る柴田に由紀子は驚いた。
「こんな目立つ真似は止めて・・。」
「誰か来れば、階段を上がる音で判るのだよ、ビクビクするな。お前の家だ
ろ!」
「そんな言い方しないで下さい・・誰が悪いの・・、こんな事をし
て・・。」
由紀子は柴田の傍若無人な振る舞いに、呆れた。
「まだテレビ見ているのか、あいつ等。」
「あの娘たちを、そんな言い方しないで・・、まだ9時前なのよ。」
「娘達の部屋は隣だったな。由紀子の喘ぎ声を聞かせては、教育上余り良く
ないな。
今夜はこの前の様に、口枷をするか?」
由紀子は泣き顔を見せて、首を横に振った。
「止めて・・お願い今夜は許して下さい・・。」
「馬鹿野郎、それじゃ俺がここに来た意味がないじゃないか。ふざけん
な。」
柴田は、愛用のバッグを持参していた。
それを掴むと、中からピンク色のローターを取り出し、
「由紀子、これを入れとけ、由紀子のアソコに入れとけ!」
由紀子は拒んだ。
「嫌や、そんな事をさせないで・・子供の前なのよ。」
「やれよ、俺に逆らうつもりなのか? 」
柴田が由紀子の前にそのローターを放り投げた。
「それを入れたら、下に行っていいぞ、なるべく早くあいつ等を寝かせ
ろ。」
由紀子は柴田に命じられるまま、ローターを陰部に押し込んだ。
「アッ!やめて~」
いきなり柴田がローターのリモコンスイッチを操作したのだ。
由紀子の中のローターが作動して、由紀子の陰部に刺激が走ったのだ。
由紀子は両足を閉じて、腰をくねらせた。
「そんな恰好したら、子供達が驚くぞ。せいぜい我慢する事だな。」
「外させて・・下さい、お願い、外させて・・。」
「外したら、ただじゃ済まないからな・・覚えておけよ。」
最後にくぎを刺す様にそう言って、由紀子を階下に向かわせた。
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