脱衣所で浴衣を脱いでいる人の姿が見えた。
私達はその場から少し奥の方へと移動した。
如何やら入って来たのは俺達と同じ男女ペア様だ。
但し、向こうの方が年齢的には若く、30代位のカップルの様に見える。
私達の存在に気がついたのか、二人は少し離れた場所に入浴した様だ。
お互い、無関心を装い、自分たちの世界に浸る気配を見せた。
暫くすると、向こう側のカップルが岩の上に腰を下ろし、何か動きを見せ
た。
良く見ると、男が岩の上に腰をかけ、女が男の股間に顔を埋めている。
(やっているな・・あちらも・・。)
俺は母にそれとなく伝えた。
「向こうのカップル、見て御覧・・。」
母も判った様だ。
「俺達もやろう・・。」
俺はそばの岩に腰を掛けると、母に咥える様に命じた。
「向こうもやっているのだから・・気にしない。」
こうして、二組のカップルが、無関心を装って、お互いが自分たちの世界に
浸る事に。
しかし、明らかに双方が相手を意識していた。
次第に二組のカップルは同じ様な動きを見せる様になった。
フェラチオから始まった行為が、最後はお互い共に合体するに至った。
それぞれ、男が後ろから女性を攻める体位だ。
良く耳をすませると、女性の声が幽かに聞こえて来た。
その女の喘ぎ声を聞かせられて、母に突き刺すペニスに力が入る。
同時に、母の口から、更に喘ぎ声が漏れた。
「あぁぁぁぁ~、あぁぁ~~~~、」
まさに二組のカップルが露天風呂での饗宴と言う事態となった。
母は必死に手で口を覆い隠しているが、その間から漏れ出る声は、防ぎよう
も無かった。
次回の更新は16日の予定です。(影法師)
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