露天風呂に行く為の専用の出入り口が用意されている。
そこに、下駄が用意されていて、それを見れば露天ぶろを利用している人の
数が判る。
俺達が行った時は、誰も利用者はいない様だった。
「この先に脱衣所があるから・・。」
母を先導して、先に様子を見に行く。
思った通り、人の気配は無い。
板の間の上に簡単な棚が設えてあり、そこに脱いだ浴衣を置く様になってい
る。
露天ぶろはそのすぐ脇だ。
脱げば、寒さを気にせずに風呂に入る事が出来る。
大きな提灯がぶら下がり、それが露天風呂全体をボンヤリと照らしている。
流石、奥の方に行くに従い、暗くなってしまうようだ。
露天風呂の周囲は大きな石で囲まれ、そこに腰掛けられる様、上手く作られ
ている。
腰掛けると、上半身が外に出て、丁度半身浴をしている感じになる。
「何か薄暗くて・・怖い感じね・・。」
母の裸身が露天風呂に浮かんだ。
「でも・・情緒はあるだろう。俺は好きだな、こう言うの。」
周囲に誰も居ない事が判ると、どうしても悪戯心が出てくる。
母を岩の上に座らせると、その乳房を口に含んだ。
「もう・・ダメよ、人が来たら困るでしょう。」
「誰も居ないよ・・大丈夫。」
俺の愛撫が本格的になっていく。
「あぁ・・だめ・・そんなのだめ・・いやだ・・だめだって・・。」
乳房を吸い上げながら、母の股間に手を探りいれている。
「もう・・・恥ずかしい・・誰か来たら困るわ・・・。」
母はそんな言葉を繰り返しながらも、俺の愛撫から逃れようとはしなかっ
た。
「あぁぁ~ダメよ、そんな事ダメだったら・・もう・・あっ!」
俺の指が母の蜜壺に差し込まれたのだ。
「だめ・・だめ・・だめだって・・」
母が俺にしな垂れかかって来る。
「感じちゃうから・・止めて・・お願い・・ダメ・・。」
「恵子、思い切って逝っちゃいなよ・・、逝かせてやるから。」
「やだ・・やだ・・やめて・・こんなところでいやよ・・ダメ~~!」
俺の指の動きが速さを増した。
一本指から、2本指へと変わり、母の中を掻きだす様に動かす。
「あぁぁ~、だめ・・・、あぁぁ、いぃぃ~、そこいぃ~、あああ~、だめ
~。」
そこが激しく濡れ始めた。
「恵子、逝っちゃえ・・そら・逝っちゃえ!」
「ダメ・・ソンナにしたら本当に逝っちゃうから・・だめ~。」
最後のひと掻き出しした所で、母は頂点を極めた。
「あぁぁ~、いくぅ~ぅぅ~~!」
そんな声を喉の奥から絞り出し、母の身体から一気に力が抜けた。
「逝っちゃった・・・。」
母が苦笑いを浮かべて、俺にそう言った。
「如何、こう言う所で逝った感じ?」
「馬鹿・・意地悪・・もう知らない!」
母を怒らせてしまった様だ。
その時、誰か人の気配がした。
次回の更新は15日朝の予定です。(影法師)
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