旅館の部屋は、宿泊料を思い切って奮発しただけにかなり豪華なものだっ
た。
部屋数は全部で3つ、L字型に並んだ2か所の部屋からは雄大な箱根の山々
が臨める。
「わぁー、素晴らしい景色。」
仲居に案内されて部屋に入った時、母の第一声がそれだった。
「お疲れさまで御座います。本日は当館をご利用いただきまして誠に有難う
ございます。
担当のひろこと申します。よろしくお願いいたします。」
丁寧な挨拶が有り、湯茶の接待を受け、館内の説明へと進んだ。
「お風呂はお部屋にもございますが、大きなお風呂は地下1階に、外には露
天風呂も御座います。但し、露天風呂の方は男女混浴となっておりますの
で、ご注意ください。」
その後、夕食の時間とか明日の朝食の時間等・・もろもろの打ち合わせを行
いやっと仲居が部屋を去った。
「そんな所に座ってないで・・こっちに来なよ。」
母と向き合う様にして座っていたのだが、前に座る母に向って俺はそう言っ
た。
「そっちに・・?」
「やっと二人だけになれたのだから・・来なよ。」
俺は膝の上を手で叩いて母にその場所を示した。
「もう来ないかな・・?」
母は仲居を心配している様だ。
「来たって行き成りは入っては来ないから大丈夫だよ、恵子・・早くおい
で。」
母が席を立つと、俺の横に来て座った。
そんな母を、俺は膝の間に抱えむと、後ろから手をまわし、その身体を抱き
しめた。
「本当に来ちゃったね。」
母が俺の腕の中でそう言った。
「親父、まさか俺と恵子がふたり切りで温泉に来ているなんて想像もしない
だろうね。」
「でしょうね・・。職場の旅行に行っていると思っているでしょうね。」
俺は少し意地悪な質問をしてやった。
「親父に嘘ついた気分は・・?」
「もう少し私の事を考えていてくれたら・・・・、自業自得よ。」
少し言葉を空け、そう言い切った・
「本当に・・?」
俺は茶化す様に言いながらも・・、
「恵子・・・好きだよ。」
その後にその一言を加えた。
それから、母のブラウスの胸元のボタンを外すと、右手をブラジャーの中に
滑り込ませた。
その手が、豊かな膨らみに触れた。
手は、その膨らみの上の突起から全体を押し包む様にすると、同時に俺達の
唇も重なりあった。
崩した膝の間から、母の股間に手を探りいれた俺は、母のソコを覆い隠して
いる下着の部分を少しだけ横にずらせ、その隙間から母の割れ目に指を置い
た。
トロリとした液体が既に溢れだしている。
「何だよ・・恵子これは・・・。」
「知らない・・こうなっちゃうの。私にも判らないもの・・。」
母の肉体が俺によって、日増しに敏感な体質に変化している様だ。
今の年齢に至り、久しく遠ざかっていたセックスを、俺との交わりが、その
眠っていた性を目覚めたと言う事か。
触れば触るほど、母のヌメリが増して行く。
「あぁぁぁぁ~、感じちゃう・・凄く感じるの・・あぁぁ・・いぃ~。」
「恵子、今日は凄いよ、こんなに濡れるなんて・・如何しちゃったの」
「判んない・・でもすごくかんじる・・なんで・・何でかしら・・あぁぁ~
いぃ。」
考えてみれば、宿に着くまでの間、母を車の中で散散に嬲っていた様なもの
だ。
母はその間に十分に出来上がってしまったのだろう。
母と息子と言う関係を運転手に知らせた上での、その面前で性的悪戯を俺か
らしかけられ、口に出さずとも、母がそれによって、かなりの興奮を覚えた
のだろうと俺は考えた。
それが、宿に着き、二人きりとなって、一気に解放されたと言う訳か?
夕食までにはまだ時間はある。
この様子では、風呂に行ってからという訳にもいくまい。
母をここまでにさせた責任は俺にある。
俺は母を横に寝かせ、黙ってスカートを捲り上げると、その下からパンティ
ーを一気に引き抜いた。スカートを腹の上まで捲りあげ、下半身を露出させ
ると、濡れた母の蜜壺にペニスを擦り付けた。すると母の方から俺を迎えに
来た。
それまでの母の姿を見ているだけで、俺のペニスはすでに勃起状態だった。
母の蜜壺にペニスを押し付けると、母の腰が俺の方に向って押し出された。
瞬間、ニュルッとペニスの先が母の中に潜り込んだ。
滑らかとはまさにこの事か・・?
そして、蝉が木の枝にしがみついた姿みたいに、母は俺の身体に強い力です
がりついた。
「あ~あ、いぃぃぃ~!」
着替える間もなく激しい絡みが、いきなり開始された。仲居が来る事も暫く
はあるまい。
燃え上がった母の肉体を鎮めてやるのも、俺の務めだ。
これ全て、これからの為でもある。
この旅での一番大事なイベントでもある、真理子と母の対面がいよいよ明日
に迫っている。
今夜中に、母にその事も伝えなければならない。
その為には、母を確実に俺の中に取り込んでおかなければならない。
それには・・セックスは欠かせないものだ。
身も心も、俺から離れられないと母が悟るまで・・・。
今夜は長い夜になりそうな予感がした。
次回の更新は13日朝の予定です。(影法師)
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