柴田が連れて行った場所は、思った通り由紀子が想像していた場所だった。
「如何した・・驚かないのか?」
「どうせこんな事じゃないかと思ったわ・。」
ラブホテルのガレージに車を入れ、柴田は由紀子の返事を待たずに車を降り
た。
仕方なく、由紀子も柴田に従って、ホテルの入り口を潜った。
部屋に入ると、
「奥さんからすれば、今更と言う事か? 俺たちはもう他人じゃないのだか
らな・・。」
「そんな言い方やめてください・・。好きで来たのじゃありませんか
ら・・。」
由紀子は精一杯強がって見せたが、柴田の魂胆が見えない分、怖かった。
「奥さんが治療に来ていたころから、私は奥さんに興味が有ってね。
治療しながら・・一度抱いてみたい・・なんて思ったものだよ。その奥さん
と今こうしてやれるとはね。」
由紀子は馬鹿な質問とは思いながらも、柴田に尋ねた。
「私が言う通りにすれば、家の者には内緒にして貰えるのね?」
「まあね、俺だって話して判らない人間じゃないからね。全ては相手次第じ
ゃないの?」
由紀子は柴田の言う通りにするしかないと思った。
「奥さんね・・、俺チョッとした趣味があってね。奥さんに是非付きあって
貰いたいのだよ。」
柴田は車から降りる際、小型のバックを持って出た。
そのバックを手元に引き寄せると、バックをひっくり返し、中身をベッドの
上にぶちまけた。
散らばった品物を見て、由紀子は息を飲んだ。
その中にはどんな使い方をするか判らない物もあったが、ロープや、鞭、ロ
ーソク、
それがどんな事に使われる物かは、由紀子にも容易に想像が出来た。
「いや! そんな事出来ません・・、絶対に嫌です!」
由紀子は首を振ると、その顔に怯えが走った。
「おい、お前、自分の立場が判っているのか!」
突然柴田の言葉が乱暴になった。
その態度の変化に驚いたのは由紀子だ。
「おとなしく言っていりゃ、いい気になりやがって・・、黙って言う通りに
しろ!」
由紀子は、激しく首を振って拒んだが、その柴田の恐ろしい剣幕にその気持
ちが萎えた。
「旦那に話すか、 いいぞ、何時でも話してやるぞ、あんたの奥さんとやっ
た・・ってね。それにあんたが売春している事や、強姦ショウーで黒人に犯
された事も全部話してやる!」
今にも本当に言いそうな態度だ。
「やめて! お願いだから・・それだけは止めて・・お願いです・・。」
由紀子の声が涙声に変わっていた。
「判ったか! あんた、断れる立場じゃないのだよ! いいか! そう言う
事なのだよ!」
由紀子は絶望感に包まれた。
不意にめまいがした。
あまりに、自分が置かれた絶望的な立場に、それまで張りつめた気持ちが、
一気に途切れるのを感じた。
柴田は、正真正銘のサディストであった。
由紀子は全裸にされ、柴田が持ち込んだ赤いロープにより両手両足をM字型
に縛られ、ベッドの上に放り出された。
由紀子の自由は完全に奪われた恰好だ。
身動きの取れない由紀子の剥き出しの下半身を、持参した器具を用い、徹底
的に弄り始めた。
「止めて~、お願いだめ~、だめ~~!」
ローター、バイブ、マッサージ器等を用い、由紀子の秘部をまるで自分の玩
具の様に弄り、楽しむ。
由紀子の口からは、喘ぎとも悲鳴とも付かぬ声が、次々と漏れ出る。
蜜壺からは、おびただしい愛液が溢れだし、由紀子の声が余りに大きい為、
脱いだショーツを口の中に押し込む。
由紀子は動きが取れないまま、何度も白目を剥いて逝きまくった。
柴田の責めは、実に女の弱点を心得ており、素人の由紀子は、ひとたまりも
無く昇天させられていた。
※元投稿はこちら >>