土曜の朝早くに走る電車は乗客がまばらで真奈はなんなく席に座ることができた。
連結口の横にあるボックス席でひとり腰掛け窓の外を見つめ早く早くと気が急いる真奈に突然…
「あれ!?…ンッ…真奈さんじゃありません?」
と声がかかり驚きながら振り返るとそこにはマイクロミニ丈のニットワンピを着た女性がなにかを我慢した顔で腰を震わせていた。
「友香ちゃん…」
そう呟き顔を曇らす真奈の前の席に断りもなく座る女性…
「おっ…!!久しぶりです真奈さんッ…げんッ…気してましたか…ンッ!!」
そう言うと俯き震える女性
約二ヶ月前に真奈に自分たちの性癖を見せつけ真奈の中のなにかを壊し、なにかを沸き上がらせた友香
普通なら目の前にこんな状態のひとがいれば心配で声をかけるが、あの行為を目の当たりにした真奈は
『またプレイを楽しんでいるのね…』
と思い無言で見つめていた。
すると少し落ち着きを取り戻した友香が上気した顔を持ち上げ潤んだ瞳で真奈を見つめながら…
「わたし達またやってるんです…ほらっ…」
腰を前にずらし真奈の座席に真奈を挟んで左右に足を置き秘所を露にする友香
そこにはトンネルを掘る機械のように蠢くゴム製の玩具がヌラヌラと怪しい光沢を放っていた。
「彼が…リモコンのバイヴンッ…買ってくれてッ…カッ!!れが隣でッ…操作してるんですぅ~」
少し勝ち誇った顔でそう言う友香になぜか余裕が生まれた真奈はすっと友香を貫く玩具に手を伸ばし屋根に向いた根元を握ると優しく、そして徐々にスピードを上げながらホイップクリームを泡立てるようかき混ぜだす。
「ハッ!!あんッ…なッ…なんで!?
そんなッ!!はげ…しクゥ~さ…れたら!!…
イッ!!ぃぃゃぁ!!」
声を押しこらえながら紅潮した顔で悶える友香に
「こんなもので満足してるんだぁ~!?頑張っていっぱい気持ちよくなってごらん」
と微笑みながら言われた真奈の目を見た瞬間
「あんッ!!だめぇ!!エッ!!…いっクゥ!!」
と声をあげ友香がぐったりとなった。
座席を汚し激しく肩で息をする友香に彼氏が駆け寄り真奈を睨んだが真奈の勝ち誇った視線に気遅れしたのかそそくさと友香を抱え隣の車両へよろめきながら消えて行った。
『あんなものでヨガって(笑)今からわたしが使うものと比べたらきっと子供の玩具みたいなものだわ…』
もうすぐ快楽の駅に到着する真奈の艶やかさはより一層輝きを増していく…
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