あれから5日
いまだ外での試乗ができていない…
我を失った夜
玩具屋へお礼のメールは済ましたが約束のIDでの感想、写真のUPも手つかずのままであった。
もちろんその間も玄関先で日々サドルを怪しく黒光りさすことは欠かしていなかったが。
『よし!!明日は休みだし早起きしてロードしよう。そして写真を…』
そう決意するとなにかにかりたてられたように少し履き古した自転車用のスパッツと裁縫箱を引っ張りだし大事な部分を覆う場所に布をあてがい器用に針を泳がし布が重なった部分にハサミを入れた。
翌朝早く玄関から周りを窺いながら自転車を押す真奈が
その姿は上下とも肌にぴったりとフィットしたロード用のウェア
胸にははっきりとわかる二つの突起。大事なところを隠すであろう場所は昨夜の裁縫作業により露になっていた。
『こんな姿を見られたら…』
そう思うだけで胸の突起はますます固さを増し下腹部は熱さで痺れ潤いを与える。
通りまででると意を決し自転車に跨がる。
「あんっ…」
思わず声が漏れたが人気はなく
まずは慣れるまでとスイッチを入れないままペダルを踏みだした。
「はっ…ぁぁん…」
脚を回転さすたびにサドルの三個の突起の中でクリトリスも回転し弾かれるパチンコ玉のように踊った。
あれだけ乗りこなしている自転車なのに初心者の子どものようにふらつく。
『これでスイッチなんか入れたら私…』
そう思いながらもつい手を伸ばしてしまい…“カチッ☆”“ぅぅぅぅぅ~…”
「ぁあん!!」
艶めかしい声とともによろめく自転車
初日いきなりスイッチが強だったため短時間で尽きたことを教訓に弱で設定していたものの外で行われている自分の淫らな行為に快感が増し全身を赤く染める真奈。
このままでは転んでしまうと思いなんとか停車し肩を震わせ俯く真奈だったが前からジョギングをする男性の気配を感じ顔をあげ
「おはようございます!!」
となにかを誤魔化すようなハキハキとした声で挨拶をするが眉間に皺をつくり潤んだ瞳と弛んだ口は明らかに不自然であったため男性は立ち止まりその場でジョグをしながら
「なにか苦しそうですが大丈夫ですか?」
と問いかけた。
真奈はなんとか誤魔化そうと
「少しオーバーペースで走ったためですが大丈夫ですよ」
とひきつりながらも笑みを返した。
「そうですか…あまり無理なさらずに」
そう言い終わると男性は頭を下げ再び走りだそうとしたが目線に黒い布から僅かに見える赤く染まった肌色を見つけ驚いたものの慌てて真奈から離れていった。
『あぁっ…気づかれたかも…
でも、もっと見て欲しかった…』
そう思いながら手はサドルの裏に…
“ぅぅぅぅ~ヴィィィィィィ!!!!!!!!!”
「はぁぁぁぁぁ!!やだぁ!!ぁぁあっ!!」
スイッチを強にした途端に躰中に走る電気に身を竦めたがそれも僅で
「はっ!!いっ…イクぅ!!はぅっ!!」
の声とともにサドルから滝のように勢いよく逆噴水をし足元に水溜まりを作りハンドルに突っ伏しながら全身の力が抜けていくのを感じていた…
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