駅前のロータリーで待つ絵理子の前に大きなワゴン車が止まった。運転席側の窓が下がると三好が笑い掛けた…「絵理子さん久しぶり。さあ、乗って下さい。」屈託もなく話す三好から目を反らせて絵理子は助手席に座った。
三好の顔を見ると絵理子はあの夜の開いた肛門を思い出した。(この男に私の身体は改造されてしまった。なのにまた会わなければならないなんて)
ワゴン車はオフィス街を走りコインパーキングに入った。地上げされた土地だろうか、三方をビルの背に囲まれ入口の道路も人通りは少なかった。「さあ、後部座席に移りなさい。」舌なめずりするような淫蕩な視線で見ながら三好は絵理子に言った。
ワゴン車はパーキングの一番奥、壁際に止まっていた。狭い前座席の間から這うように絵理子は後部座席に移動した。丸く大きなヒップを見ると三好はすぐにでも襲いかかりたい衝動を感じた…(まだだ。今日はこの女をまた本物の変態に変えてやる)三好は絵理子に続いて後部座席に移動した。
桜色の清楚なブラウスにスカート姿、大人しく上品な絵理子に似合った服装だった。三好は優しく絵理子の髪を撫で抱き寄せた。抵抗は出来ない、絵理子は大沢社長の言葉を思い出した…
「三好さんに粗相はするな。もし三好さんを不愉快にさせることがあれば、家政婦協会に今までの変態ぶりを報告するからな。」 報告などすれば大沢自身の立場も悪くなると知りながら絵理子は逆らえなかった。絵理子の中に、強制とはいえ変態的な陵辱で我を忘れ悶え狂ってしまった後ろめたさがあった。
「あの夜以来絵理子さんが夢に出てきたよ」三好は言いながら絵理子の顎先を持つと顔を向け唇を重ねてきた…ングッ、チュ、イヤッ。 歯を閉じても三好は絵理子の歯茎を強引に舐め回した…ネチョ…ネチョ…あまりの不快感に歯を開き喘いだ時を狙い三好の舌が絵理子の口に入った。
「ひぃ、ぃやあ。」
一旦ねじ込まれた舌を噛む訳にもいかず逃げ惑う舌は自然と絡まりあった。
ネチョネチョ、チュ、チュ…チュパ。心は拒否していても絡み合う舌の快感はあの変態的な陵辱を思い起こし、流し込まれる三好の唾液を吐きそうにむせかえりながらも飲み込んだ。タップリと10分近くディープキスをして、三好は漸く唇を離した。2人の唇の間に唾液の糸が光った。
(やはりこの女は絶品だ。)三好は満足げに笑うと…「丸裸になりなさい。」と命令した。そんな、お昼間の駐車場で…絵理子は震えた。
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