きっかけはある科学情報誌から・・
新しい添加物が開発されたと・・
名前はグレミオールA32
食品の旨味を上げて寿命を伸ばし健康になる・・痩せる効果もあるとか
新聞紙のチラシに乗ってそうなインチキ添加物っぽいが・・有名な科学情報誌に取り上げられるほどすごい物質・・
素晴らしい気もするがとてもクサイ気がして美空と師匠と僕で少し調べる事にした
「んで?報告を聞かせてくれますか?」
師匠は僕を軽く睨みながら咳払いをした、ゆっくりと話始めた
「例の添加物の事はトップシークレット・・何も分からなかった」
なんだそれ・・
つまり成果無しか・・
師匠は喋り続けた
「色々手は尽くしたが何も得られなかった・・今ネット上にある情報がすべてだと・・」
師匠はため息をついて椅子から立ち上がった
「疑問を持つ事は悪くないがな・・俺はこんな物どうでもいいと思うが」
「僕と美空は知りたいんです、どんな物か・・」
師匠は僕と美空の頭をガシガシ撫でた
「まだ子供だな・・俺は隣の部屋に泊まる・・あんまり声を出すなよ?」
そう言って部屋を出て行った
あんまり声を出すなよ・・って・・無理
激しくするから美空も叫ぶかも・・
「叫ばない・・美月のちっちゃいから激しくされても・・」
僕は美空にげんこつした
「ばか・・」
師匠は僕たちの関係を知っている
もうどうしようもない
離せる訳ないし・・
愛がある関係って事は理解してくれたけど
師匠は内心吐きそうなくらい気持ち悪がってる
・・・かまわないよ
もう・・好きになったんだから・・
「美月・・」
美空が抱きついてきた
美空と僕は人の心が読める・・何を思っているかも
普通の恋愛じゃないのは分かってるよ
でもしょうがないよ・・
僕は美空がいないと生きていけない
僕の事が分かるのは美空だけ
美空の事を分かるのも僕だけ・・
僕も抱き締め返す
すごく愛しい気持ちになって・・心が暖かくなる
「美空・・大好き」
「私も・・大好き」
強く強く抱き締める
二人ならどこにだって行ける・・
美空を押し倒して唇を重ねる
もう子供っぽいキスできなくなっちゃった・・
唾液を交換しながら舌を絡ませる
その音はすごくいやらしくて・・興奮する
「ちゅっ・・ん・・はぁ」
「美空・・ん・・ちゅっ・・んっ・・んっ」
キスしながら手のひらを合わせて指を絡ませる
許されない関係
許されない行為
もう・・とめられない
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