約束の時間が近づいてきたので、店を出た。
テッペイのマンションに向かう道すがらは、ふたりとも口数が少なく、案内するサトシの声に、私も肯くだけだった。
テッペイのマンションは、駅裏にあった。
我が家からは、車で30分もかからない距離だった。
近くの空き地に車を停めて、マンションへと向かった。
住人たちの駐車スペースに見覚えのある車はなかった。
マンションの玄関は、暗証番号のキーになっていた。
サトシは、慣れた手つきで暗証番号を押すと、私たちは、エントランスの中へと入った。
一目見ただけで、ここの住人になるためには、それなりの金が必要だというのがわかった。
「ひと月40万ですよ。」
ホールを見上げながら、ため息を漏らしていた私に、サトシが自慢げな顔で言った。
お前の部屋じゃねえだろ・・・。
テッペイの部屋は、7階にあった。
エレベーターで向かい、ドアが開くと、目の前は玄関になっていた。
エレベーターは2基あったから、つまり、このマンションはワンフロアに2件分しかないということになる。
外から見た目は、大きなマンションだった。
テッペイは、その大きなマンションの半フロアを、自分の部屋として使っていることになる。
自分の子供に、こんな大きなマンションを与えるなど、いったいどんな親なのだと、彼の両親の顔が見たくなった。
サトシが、無造作に玄関のドアを開けた。
鍵は、掛かっていなかった。
玄関に入ると、二つの靴が乱雑に脱ぎ捨ててあった。
部屋の住人は、すでに中で待っているようだった。
サトシは、振り向きもせずに、中へと入っていった。
私も後に続いた。
油断がなかったかと言えば嘘になる。
だが、これほど早く反撃の手が向かってくるとは、予想もしていなかった。
リビングのドアを開き、サトシの後に続いて入ったところで、後頭部に、もの凄い衝撃を受けた。
身構える暇もなかった。
そのまま昏倒し、私は気を失った。
薄れゆく意識の中で、妻の悲鳴を聞いたような気がした。
どのくらい気を失っていたのか。
目覚めたときには、目の前に床が広がっていた。
頭の痛みがひどくて、自分がどこにいるかも、すぐには思い出せなかった。
うっすらと目を開けながら、ひたすら思い出した。
「ああっ!!!」
聞き覚えのある声を耳にして、ようやく我に返った。
最初に入ったリビングの中だった。
不意に後頭部を何物かに殴られて、気を失ったのだ。
体を起こそうとしたが、身動き一つできなかった。
痛みに動けなかったのではない。
手足を縛られ、床の上に転がされていたのだ。
断続的な女の悲鳴が、耳に届いていた。
かすんだ視界の先で、細くて白い足が揺れ動いていた。
「お!気がついたみたいだぞ。」
カメラを構えていた男が、私に気付いた。
男は、裸だった。
シュンだ。
シュンは、カメラを構えたまま、私に近づいてきた。
「すげえ・・・、やっぱり人間って、なかなか死なねえもんなんだな。」
カメラを構えながら、シュンは、笑っていた。
レンズは、ずっと私に向けたままだった。
「そう簡単に、くたばられてたまるかよ・・・。その野郎には、たっぷりと礼をしなけりゃならねえんだ・・・。こっちが済んだら、しこたまぶん殴ってやる。と・・・その前に、地獄見せてやんよ・・。」
声の主は、背中を向けていた。
昼間、散々聞いていた声だ。
背中を向けていた男が振り返った。
サトシだ。
サトシは、高い身長を誇示するように背中を立てていた。
両手に、細い足首を握っていた。
白い足の間に、サトシの身体が入っている。
サトシも裸だった。
男のわりには、綺麗な尻がゆっくりと動いていた。
サトシは、にやけた顔を、私に向けていた。
だが、すぐに思い直したように顔を戻した。
「おら、お前の亭主が目ぇ覚ましたぞ。死んでなくて良かったなメス豚・・・。」
サトシがメス豚と呼ぶ女は、ひとりしか知らない。
細い足首を掴んでいた手を離した。
女の髪を掴んだようだった。
そのまま、身体の向きを変えた。
目の前に、虚ろな目をした妻の顔が現れた。
やはり・・・。
驚きはしなかった。
この部屋に来る前から、こうなるような予感はあった。
だから、気を付けていたつもりだった。
反撃が、あまりにも早すぎて、対処することができなかった。
「おっさん、インポなんだってな?でも、女房がやられてんの見たら、立つんだろ?こいつが教えてくれたわ。俺が協力してやんよ。好きなだけ立たせていいぜ。俺たちの使い古しで良かったら、後で使わせてやんよ。」
「ぎゃはははは!」
サトシが声を出して笑った。
シュンも、カメラを構えながら笑っていた。
薄々は、気付いていた。
(・・・・じゃあ、帰りは遅くなるのね。夕方からだと、帰りは6時くらいになるのかしら。先にご飯食べさせちゃうわよ・・・・。)
なぜ、あの時妻は、夕方、などと言ったのか?
サトシが、飯をかっ込むように食っていたのを、ぼんやりと眺めながら、今夜、娘たちは何を食べるのだろうと考えていた。
その時、はっ、と気付いたのだ。
まだ、2時半になったばかりで、陽は高かった。
あのタイミングで、これから向かうことを考えれば、夕方などという言葉は出てこない。
だが、妻は、はっきりと、夕方というワードを使った。
それは、彼女がマンションに向かう時間を知っていたからだ。
サトシは、ファミレスに入ってから、一度も私の目の前から離れていなかった。
ケータイを使ったのは、シュンとテッペイに電話をしたときだけだ。
それ以外は、ケータイを開きもしなかった。
妻と連絡が取れるわけがない。
考えられるのは、妻がテッペイかシュンのどちらかに電話をしたことだ。
もしかしたら、サトシからの電話に不信を抱いた二人のどちらかが、妻に電話を掛けたのかもしれない。
どちらにせよ、そこで妻は、16時にマンションに集まるのを聞いた。
だから、夕方、などという言葉を、つい言ってしまった。
しかし、その事実を私には告げなかった。
隠したのだ。
隠す理由は一つしかない。
妻とこいつ等は繋がっている。
信じたくはなかった。
だから、マンションの駐車場で妻の軽を探した。
ないのを確かめて、ホッとした。
その油断が、わずかに警戒を解かせたのかもしれなかった。
思いのほか、早い反撃に遭い、このざまだ。
妻の身体が、小刻みに揺れていた。
あっ・・あっ・・・と、断続的に声を漏らしていた。
虚ろな瞳は焦点が合わず、口の端からは、涎まで流れ落ちていた。
陶酔の極にあるのは、間違いなかった。
胸に縄が掛けられていた。
両手も、後ろ手に縛られているようだった。
しかし、今の彼女には、私の姿は見えていない。
「どうだい?目の前で、女房がやられてんのを眺める気持ちは?早速立ってきたか?これから、もっと面白れえもん、見せてやっからな。」
サトシは、下卑た笑みを浮かべながら、腰の動きを速めていった。
「おら!気持ちいいかメス豚!亭主の前で、いつもみたいによがってみろ!その腐れマンコで、早く絞り出してみろ!」
「ああっ!気持ちいいっ!!おマンコ気持ちいいっ!!!もっと突いてっ!もっとグチャグチャにおマンコ突きまくってえっ!!!」
速く動かれて、妻は狂ったように叫びだした。
「ご主人様のチンポは、気持ちいいか!?」
「ああっ!!気持ちいいっ!!ご主人様のチンポ、気持ちいいっ!!!」
「亭主の腐れチンポと、どっちが気持ちいいっ!?」
「ああ!!こっちの方がいい!!!ご主人様のチンポの方が気持ちいいっ!!」
「ずっと欲しいか!?」
「はい!ずっと欲しいですっ!!ご主人様のチンポが、ずっと欲しいですっ!!」
「よし。じゃあ、いつものを言え!いつものようにご主人様にお願いするんだ!」
「ああっ!!はいっ!マンコの中に出してください!ご主人様の精液を、マンコの中にたっぷりと出してくださいっ!!!」
「欲しいんだなっ!!!ご主人様の精液が欲しいんだなっ!!?」
「欲しいです!!たくさん、欲しいですっ!!!」
「ようし!くれてやる!たっぷりとくれてやるからな、メス豚っ!!」
「ああっ!!ありがとうございます!!ありがとうございます!!」
「おら!逝くぞっ!!!」
「来てっ!!!たくさん来てぇっっっ!!!!」
さながら地獄絵図だった。
妻は、我を見失ったように叫びまくった。
涙さえ流しながら、懇願していた。
あごを仰け反らせ、見せつける喉元が哀れに思えた。
サトシは、歯を食いしばると、一気に深く押し込んだ。
そのまま、歯を食いしばりながら、しばらく動きがやんだ。
「ああ・・・すごい・・・たくさん、入ってる・・・。」
眠るような声だった。
妻は静かに目を閉じながら、最後の余韻を味わっていた。
なにも感じなかった。
妻の痴態を思っていた頃は、あれほど興奮したのに、それが、いざ現実のものとなると、なんの変化も起こりはしなかった。
虚しい想いだけが、胸の中を吹き抜けていった。
だが、地獄は、まだ終わらなかった。
サトシは、身体を離すと、うっとりと目を閉じているだけの妻を抱え上げた。
ひざの裏に手を入れ、子供に小便をさせるように持ち上げた。
そのまま、妻の身体を私の顔の上に持ってきた。
愛液とサトシの精液に濡れ光る妻の性器が、真上にあった。
厚ぼったく腫れた陰門の割れ目から、すぅと白いものが流れ落ちて、私の顔を濡らした。
「てめえの女房の中に入れたもんだ。てめえの女房だからな。返してやるよ。」
出せ、と冷たい声でサトシが妻に命じた。
妻は、虚ろな目で見下ろしながら、唇を噛みしめると、一気にそれを流れ出させた。
どぼどぼと、妻の性器からサトシの精液が溢れ出た。
大量の精液が、私の顔にかけられた。
妻の瞳に、精気はなかった。
正気ではないようにも、思えた。
一切、何もしゃべらない。
虚ろな瞳を向けているだけだ。
「こんなことをして、ただで済むと思っているのか?」
なんと言えばいいのだろう。
怒りはある。
だが、静かな怒りだ。
高揚も興奮もない。
しかし、確かな怒りが、沸々と胸の中に湧いていた。
お前等に、殺す勇気などあるまい。
だが、俺は違う。
俺はお前等を殺せる。
縄を解かれ、身体さえ自由になれば、こいつ等を殺す覚悟はある。
逡巡などしない。
どんなに、泣いて許しを乞うても、必ず殺す。
その自信が、不思議なほどに私を落ち着かせていた。
だから、耐えられた。
「強がってんじゃねえよ!テメエ、自分の状況がわかってんのか!?縛られたまんまで、何ができるって言うんだよ!?」
妻を無造作に転がすなり、サトシが腹に蹴りを入れてきた。
「今は・・縛られたままだが、いつまでも、こうしてるわけには行くまい・・。どうせ、解くことになるんだ・・。解放せざるを得んのさ・・・。その時、貴様らはどうする?。俺は、お前に言ったはずだ。何があっても、お前の一生を潰してやる、とな・・。それは、長い先のことじゃない。すぐ、目の前のことだ・・・。」
痛みなど感じなかった。
歯を食いしばりながら、下から睨みつけていた。
サトシの顔色が、にわかに変わったのがわかった。
そうだ。こいつ等は、覚悟を持ってやってるわけじゃない。
自分の一生と引き替えにする気など、さらさらないのだ。
子供が、ほんのちょっと質の悪い悪戯をした。
その程度にしか考えていない。
だから、相手が本気になれば、こいつ等はすぐに怯む。
「なに謳ってんだ!この野郎!!」
立て続けに、腹に蹴りを入れられた。
悶絶するほどの痛みがあった。
だが、それを顔には出さなかった。
「俺を殺すか?・・・。それ以外・・お前の生き残る道は、ないぞ・・・。俺を、生かしておけば、必ず復讐する。必ずだ・・・。」
とことん、追い詰めるつもりだった。
それが、凶と出るか吉と出るかは、わからなかった。
窮鼠猫を噛むの喩えがあるように、弱い人間でも追い込まれれば、何をしでかすかわからない。
こいつ等は、弱い人間だ。
だから、激発すれば、最悪の結末が待っていることも予測できた。
だが、そうなったら、そうなったで構わなかった。
しがみついて、無理に生きていくだけの価値がない世界だった。
妻を奪われ、あまつさえその痴態を目の前で見せつけられた。
妻は、裏切り、ひたすら快楽を求めて、私の顔さえも忘れた。
不倫相手の精液を膣の奥深くに溜め、命ぜられるままに、それを私の顔の上に落とした。
もはや、なんの未練もありはしない。
不思議と、妻を恨む気持ちにはなれなかった。
女なのだ。
どうしようもなく、ただ女なのだ・・・。
なぜか、それだけをはっきりと思った。
サトシの顔が歪んでいた。
さっきまでの、にやけた顔は消え失せていた。
「どうすんだよサトシ?このおっさん、やる気らしいぜ。俺、面倒なの嫌なんだけど。」
シュンが、他人事のように言った。
「うるせえ!テメエだって、共犯なんだぞ!こいつが訴えたりしたら、お前だって捕まるんだぞ!それでもいいのかよ!?」
「なんで?やったのは、ほとんどお前だろ?俺は、殴ってもいねえし、蹴ってもいねえよ。捕まるとしたら、お前だけじゃね?」
シュンは、どこ吹く風だ。
いいぞ。仲違いしろ。
そうすれば、俺にもチャンスがまわってくる。
内輪揉めの間に、話が妙な方に進む可能性だってある。
いきり立ってるのはサトシだけだ。
シュンに、殺意のようなものは、まったく感じられない。
「てめえ・・よくもそんなことを・・・殴ってねえって!・・・」
「い、いい加減にしてよ!サトシ!」
その時、不意にあらぬ方向から声が聞こえた。
テッペイだった。
テッペイは、どこかで様子を見守っていたようだった。
抜き差しならない状況になったと見て、慌てて出てきたらしい。
テッペイは、裸にもなっていなかった。
「なんだよテッペイ。お前まで、裏切ろうってのか?」
サトシの顔に、色はない。
青ざめていた。
「裏切るってなんだよ。最初から僕は、協力なんかしてないじゃないか!」
「協力してないだと?お前だって、こいつとやったろうが!」
サトシは、縛られたまま、虚ろな目で転がっているだけの妻を、足先で蹴った。
「お前がしていいって、言ったからだろう!?でも、こんなのやり過ぎだよ。もう、潮時だって。これ以上やったら、ほんとに警察に捕まるよ!」
もう、十分に捕まることをしてるがな・・・。
「じゃあ、どうすんだよ!?俺は、殴られたんだぞ!被害者は、俺の方だっての!」
おいおい・・どこまでガキなんだ・・・。
「お前が、殴られるようなことをしたからだろう!?とにかく、続きがしたいなら、僕の部屋から出て行ってくれ。それと、もう二度とここには来ないでくれ!」
テッペイは気色張っていた。
青ざめるサトシとは、対照的に頬を真っ赤に染めていた。
テッペイは、おもむろに私に近づくと、屈んで縄を解き始めた。
「な、なに・・してんだよ?」
「見たらわかるだろう?縄を解いてるのさ。ここで死なれたりしたら困るからね。」
「死、死なれたらって・・・そんなこと・・・。」
「じゃあ、縄を解いても構わないだろう?」
腕の縛めが弛んだ。
だが、じっと動かなかった。
テッペイは、無言のままに足の縄も解いた。
ゆっくりと、手足を動かした。
かすかな痛みはある。
しかし、大丈夫だ・・・。
縄を解き終えて、テッペイが立ち上がった。
「二度と、ここには来るな。」
冷たい声音だった。
「お、おい、シュン・・テッペイに、何とか言ってくれよ・・・。こ、こいつ、何か勘違いして・・・。お前、なんで顔を背けてんだよ・・・。俺は、お前たちが言った・・。」
「さっさと、ここから出てけ!!」
テッペイの怒声が、サトシの言葉を遮った。
仲間割れかよ・・・。
やはりテッペイは我慢していたのだ。
友達だと思っていたから、我慢していた。
しかし、サトシは甘えて調子に乗りすぎた。
いくら何でも常軌を逸している。
人妻を散々弄び、抗議に来た亭主に暴力を振るって、拉致までした。
もう、子供の遊びでは済まされない。
良識のある人間なら、当然のようにこの状況を忌避する。
当たり前のことだった。
「お、お前ら・・ふたりで俺のことを・・・。」
裏切ったと言いたいのか?
だが、そうではない。
付き合いきれなくなったのだ。
当然の結末を迎えただけだ。
世の中は、お前が考えているほど甘くはない。
「ふ、ふざけるなぁっ!!!」
線が切れたように、唇を震わせながら、サトシがテッペイに襲いかかろうとした。
痛みはあったが、身体は思ったよりスムーズに動いた。
咄嗟に起き上がるなり、体当たりをかました。
サトシは、思わぬ攻撃に、もんどり打って床の上に倒れた。
リビングのテーブルには、私を脅すのに使おうと準備していたのか、刃渡りの長いナイフが置かれてあった。
すぐ横の壁には、私を殴ったであろうバットも、立て掛けられていた。
そのバットを手に取った。
サトシは、驚愕の目で私を見上げていた。
声も出せないほどに、唇を震わせ、尻をつきながら後ずさった。
それほどに、私の目からは、殺意が感じられたのかもしれなかった。
不思議なほど、心は穏やかだった。
妻を蹴ったサトシの姿が脳裏にある。
愛していた妻だった。
その妻は、汚され、弄ばれ、玩具にされて、縛られたまま床の上に転がされていた。
自分を見失うほどに、狂喜に喘いだ。
どうしても信じられない妻の姿を、まざまざと見せつけられた。
こいつさえいなかったら、妻は、まだ貞淑な人妻でいられたはずだった。
すべての元凶が、逃げ道を探して、必死に後ずさっていた。
後悔はない。
長女は、しっかりした子だ。
親なんかいなくても、きっと妹たちを立派な大人にしてくれる。
あの子なら、大丈夫だ。
こいつは、あの子たちから母親を奪った。
敵を、とってやる・・。
確固たる意志は、躊躇いを覚えない。
ゆっくりと、しかし、大きくバットを振り上げた。
グリップを握る手のひらに、かつてない力強さを覚えた。
容易いことだった。
目の前を何かが落ちていった。
振り下ろしたことにさえ、気付かなかった。
それほどに、衝撃を感じなかった。
ふっと目を向けると、サトシの頭にバットが生えていた。
見事なまでに、サトシの頭は、潰れたトマトのようにグシャグシャになっていた。
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