「おばさんの家とは云え、こうして夜を過ごせるなんて初めてだね」
孝文の言葉に史子は恥じらいながら頷く。
「朝まで一緒に居られるんだよね」
「孝文くんと二人きりだょ」
「愛してるよ、おばさん。いゃ‥史子」
「私も‥孝文くんを愛してる」
「今夜は二人だけの結婚式だよ」
「ええ‥貴方の奥さんに成りたい‥孝文くんだけの女に成りたい」
「うん、離さないから、史子は僕だけの女だから」
「嬉しい‥」
「寝室に行こうか」
孝文に促され史子は寝室へと孝文を導く。
見つめ合ったまま二人はベッドの脇で衣服を脱ぎ始める。
全裸のまま向かい合う二人。
「史子‥」
「貴方‥」
呟き合い二人は、きつく抱き合う。
ベッドの中での交わりは凄まじい物が有った。
そこには普段の温厚な史子の表情は無く若い孝文の肉体を表情を歪め貪る史子。
孝文も若さを激しく史子に、ぶつけて行く。
シーツまで夥しい蜜液で濡らし二人の愛慾は朝方まで続いた。
「あっ!あぁ~ぁ、良いの~ぉ、貴方の○○○が良いのぉ」
「史子ぉ、史子のお○○○凄いよ‥」
夫には口にした事の無い卑猥な言葉を発しながら史子は淫靡な牝と化していた。
「あぁ、貴方の○○○で、もっと突いてぇ‥私を、めちゃめちゃにして~ぇ」
最後には軽く失神する程に二人は愛し合った。
ベッドの中で絡まったまま、ふっと気づくとカーテンの外が少し明るく成って居る。
軽く寝息を立てる孝文の腕から、こっそりと抜けだし史子は浴室に行った。
身体中に残る孝文との情交。
史子は全身にシャワーを浴びながら、ゆっくりと洗い流して行く。
洗面台の前で鏡の中の自分を見る。
崩れ落ちた化粧、素顔の中に淫らな自分の表情が写る。
夜中まで愛された自分の身体‥今や孝文の物に成った乳房を軽く掴んでみる。
その手を妖しげに這わせて行く。
「あぁ、貴方ごめんなさい‥私はもう貴方だけの女じゃ無くなってしまったの」
史子は夫や娘を思い浮かべながら手を這わせて行く。
鏡に映る自分に言い聞かせるようにして史子は寝室へと戻った。
孝文を起こさないように床に落ちた下着を身に付け着替えを済ませると、孝文の為の朝食の支度に取り掛かった。
外はすっかり明るくなり支度が出来た頃に電話が鳴った。
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