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槍貝村往還録
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:槍貝村往還録
投稿者: 浦島プウ
すっかり日は短くなってしまった。
夕暮れともなれば気温も低くなる。
上着を羽織ってちょうどいいくらいだ。
上弦の月が空にかかる。
今日はお給料が入ったので、どこかで散財したい。
ただ、ソープランドは遠い。
年末にボーナスが入ってからにしよう。
そんなことを考えているうちにパチンコ屋に到着。
ああ、負けちまった。
それはいつものことだった。
気分がくさくさした。
帰り道を運転していると、前を軽自動車が走っている。
しばらく後を追うように車を走らせた。
暗い夜道だった。
信号のある交差点で、道路標識は槍貝村とあった。
それはついぞ聞いたこともない地名だった。
家に帰るのとは反対方向だったが、軽自動車が進んでいく方向へとハンドルを切ったのである。
道は山道になった。
そうしていくつかの山を越えた。
とある沢筋の道へと軽自動車は入っていった。
これ以上は追えまい。
ここまでだって、かなり危ない。
私は頃合いを見てきた道を引き返すことになったのである。
ススキの穂が風に揺れている。
暑かった夏も遠のいた。
車の冷房を暖房に切り替えた。
家に帰ると、地図を開いた。
しかし、どこにもそれらしき地名はない。
次の日職場の先輩に聞いてみる。
するとそれは昔ダムに沈んだ村で、現在は新しい町名になっているとのこと。
お前、夢でも見たんとちゃうか。
疲れているなら休んでいいぞ。
そういわれて、有休をとった。
そうして、記憶を頼りに向かった先は、槍貝村。
ネットで調べると、槍貝街道と小さく記載があった。
山をいくつか超え、昨夜の沢筋への入口にたどり着いた。
まだ日は高い。
それでも後ろめたさを感じつつ、その一本道を奥へと入っていった。
何軒か普通に家があった。
一番奥は行き止まりで、車を回した。
と、突然運転席の窓に顔を近づけてくる頭の禿げた老人の姿が目に入った。
「ちょっと寄ってお茶でも飲んでいきませんか」
そんなことを言っている。
車を降りると、
「今日はお遊びですか」
フレンドリーに話しかけてくる。
「どんな子がお好みですか」
「ああ、若い子、やっぱり若い子ですよねえ」
いったいこれは、人の心を読んでいるのか。
図星だった。
「ああ、さっきもニュースでやってました。痴漢でクビになったそうですよ。こういう所へ来ていればそんなこともなかったろうに」
いらっしゃいませ
桃太郎旗が一本風になびいていた。
「花嫁修業中の孫娘です」
「モモちゃん、こっちへ来て添い寝をしてあげて。今日は少し冷えるから」
それは見た目普通の家だった。
居間に入ると、娘が一人正座していた。
奥の座敷には布団が敷いてあり、二人で入ると娘はふすまを閉めた。
「たまっているんでしょう。抜いてあげますよ。生で」
白い襦袢の帯を解くと一糸まとわぬ姿で娘は眼前に立った。
来ているものをさっさと脱ぐと布団に入った。
女は添い寝をする。
肌が触れると、熱かった。
女の指がぎゅんぎゅんとうなりを上げる睾丸を揉みしだく。
陰茎が信じられないくらい固くそそり立った。
「モモちゃん」
女はそこへまたがるようにして腰を落とす。
きつい
ゆっくりとした上下動。
絡みつく肉壁。
数分もたずに轟沈した。
次の日先輩にその話をしたがまったく信じてもらえなかった。


 
2024/10/12 09:43:40(DpdXjdDd)
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