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疎い座の王様はヤボノウブル(貴族)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:疎い座の王様はヤボノウブル(貴族)
━━登場人物━━
━廣都(ひろつ)凰希(おうき)30━
━檀業(だんごう)綴(つづり)30━
━桃山(ももやま)妃那(ひな)30━

凰希は妃那に片想いをしている

綴は凰希に片想いがしている

綴は凰希との関係を壊したくない為、友情を選びながらも複雑な思いを抱えていた

凰希が想いを寄せる妃那は男に大人気で男友達も多い

綴と妃那は大人の付き合いとして仲良くしている

凰希は綴の事を同性扱いしている

妃那は凰希の事を良い友達だと思っている

綴は凰希と一緒に居たいタイプ(当然)

友達の仲、友達止まり、片想いはしているものの現状維持を保っている。妃那の感情は揺れていない

日曜の9時ごろ綴は凰希にLINEをした
綴「おはよ、今日は天気いいね」
凰希「オッス、天気いいからセブンでたばこを買ってこい」
綴「すぐパシリにするんだから、たまには自分で買いに行きなよ」
凰希「聞いてくれ。目の前でゾウが居眠りしてて動けねぇんだ」
綴「バレバレの嘘はやめて、ゾウなんて居ないでしょ」
凰希「綴ちゃーーん、たばこ買っておいで」
綴「ちゃん付けなんてしないくせに」
凰希「パシリも方便って言うだろ」
綴「ことわざを変えないで」
凰希「提案、じゃあよ、ついでにドライブしようぜ」
綴「えぇーーー、別にいいけど」←ある意味、倒置法
凰希「よし、決定だな」
綴「私はアッシーでもパシリでもないんだよ」
凰希「俺とおまえの仲だろ」
綴「どういう仲なのよ」
凰希「気ぃ遣わねー仲」
綴「そうだよね」
━綴は凰希の言葉にテンションが暴落━
綴はセブンでたばこを購入して凰希と合流
凰希「サンキュー」
綴「今度から自分で行きなよ」
凰希「たばこを買いに行く協定があるからドライブ出来る、一石二鳥エンジェル」
綴「運転も私だし、何なの」
凰希「楽しくないか?」
綴「だってパシリにアッシーだよ」
凰希「パシリ様様だな」
綴「バカ凰希、知らない」
凰希「綴、恋をしたまえ、恋を」
綴「タイプが居ないの」
凰希「どういうタイプが好きなんだ?」
綴「10代の頃は誰かと被るイケメンにキャーでしょ、
20代は紳士漂わすミステリアスな男にいやーん、
30代からは本格的玉の輿計画、ついでにチートな誠実さ」
凰希「誠実な男は、いくらでも転がっているだろ」
綴「そうは言っても楽しい人が良いでしょ」
凰希「男の楽しいは自分本位で女の事なんか何ひとつ考えてないのさ」
綴「知ってるよ、自分本位でも良いから私との時間を作ってくれて少しでも一緒に居る時間があればいいの」
凰希「一緒に何すんだ?」
綴「何かするの」
凰希「要するに甘い時間が欲しいんだな」
綴「5分でもいいの、私に夢中になってくれる時間は」
凰希「サザエさんに出てくるタマ扱いでいいのかよ」
タマ「にゃん」
綴「凰希は恋愛どうなの?」
凰希「んー恋はしてるかな」
綴「手応えはあるの?」
凰希「あれば御の字の恩恵だがなー、無いに等しいわな」
綴「片想い歴は?」
凰希「5年」
綴「長いね、相手のどこが好きなの?」
凰希「顔と色気」
綴「今はどういう関係なの?」
凰希「ダチっちゃダチ」
綴「友達から昇格って難しいよね、友達以上になってもお互いがお互いを大切にしていると友達の関係も壊れないからね」
凰希「けど、すっげー付き合いたいわけでもない」
綴「いいなー程度なんだ」
凰希「片想いって不思議とやんぴこんぴ出来ないよな」
綴「好きの度合いにもよるけど、一度揺れ始めたブランコはなかなか停止しないみたいな、ね」
凰希「可愛い女っていっぱい居るけどいとおしく思える女は一人なんだよな」
綴「切なかったりするの?」
凰希「どうなんだろーなー」
綴「ねー私たち友達関係長いよね」←アクシデント欲しい下心含み
凰希「だな、ダチって楽だろ?」
綴「その辺はさ、時と場合に寄るんじゃない。一番理解してあげられるのに一番そばに居れる相手になれないとかね」
凰希「俺にそんな奴いんのかなー」
綴「居るよ、きっと。恋愛脈絡はまず終わりから描かれるの、だから永遠の恋なんて存在しない。でもね、限界点を越えてないから永遠も遠いの、なんてね。気にしないで」
凰希「その永遠の女神は、もし俺が隣に居たら微笑んでキスすんのかなー」
綴「凰希、女は裏腹だからね」
凰希「わかんねー、わかんねー、こんな話やんぴこんぴだぜぇ」
綴「両想いになれる恋だといいね」
凰希「まぁな」
二人のドライブは終わった
━綴は帰宅すると、突然発狂した━
綴「凰希のバカ野郎、凰希には私が居るでしょーが。
気付きなさいよ、バカ凰希」
━綴の想いに疎い凰希は妃那に電話した━
凰希「わりー、ちょっと電話してみた」
妃那「今、お風呂上がり」
凰希「そっか」
妃那「どーしたの?電話かけてきて」
凰希「たばこ吸うような感覚でかけたから内容ゼロだわ、すまん」
妃那「私で一服?」
凰希「今、外出可能なのか?」
妃那「お風呂上がりの私を拝みたいのかしら」
凰希「ぜひ、拝ませてくれ、ナンマンダー」
妃那「どこで密会するの?」
凰希「ぷらっと海でも行くか」
妃那「黄昏たい気分なのね」
凰希「とりあえず、迎えにいくわ」←姫様には馬車が出る
凰希は妃那を拾い海へ向かった
凰希「なんのけなしに誘ったが彼氏は?」
妃那「大丈夫、フリーだから」
凰希「男は探しているのか?」
妃那「寄ってくる廃りのような男は居るんだけど、第一審査で落ちちゃうの」
凰希「じゃあ、色々ご無沙汰だな」
妃那「そうでもないのよ、それが」
凰希「男確保中なのか?」
妃那「男友達のおしぼり君居るでしょ」
凰希「通称どこにでも居るモブ」
妃那「一昨日、私の部屋に突然来たの」
凰希「テッテレー」
妃那「玄関開けた途端、どーしたと思う?」
凰希「トイレ拝借か?」
妃那「それだったら話さない、いきなり抱きつかれて、そのままやっちゃったエヘ」
凰希「抵抗したのか?」
妃那「抵抗してないかもね」←追われる身は抵抗を知らない
凰希「好きなのか?」
妃那「好きも何も勢いに圧倒されて身を委ねた感じだよね」
凰希「妃那、わりー」
妃那「なに、どーしたの?」
凰希「ここで降りてくれ」
妃那「は?」
凰希「頼む」
妃那「何考えてんの?」
凰希「降りろよ」←勝手に失恋モード
妃那「意味わかんないわよ」
━妃那は車から降りた、凰希はアクセルべた踏みで妃那の前から走り去った。凰希は独り言をつぶやいていた━
凰希「何でだよ、抵抗しろよ、軽すぎるだろ、ふざけんなよ」
━突然車を降ろされた妃那は綴に電話をした━
妃那「ねー、凰希って頭大丈夫?」
綴「どーしたの?急に」
妃那「海まで行こうぜみたいなノリで海に行ったの、たわいのない話してたら突然降りてくれって言われたの。
意味わかんない、マジむかつく」
綴「それはひどいね」
妃那「ああいう男は彼氏にしたくないよね」
綴「凰希、最近モヤモヤしてたから」
妃那「ノイローゼか何かなの?よく知らないけど、いい迷惑だよね」
綴「どうしたんだろーね」
妃那「あいつから連絡来てもシカト確定だよ」
綴「そうなるよね」
━綴は凰希に電話したが出なかった、綴はLINEを送った━
綴「今、話せる?」
━既読がついて一時間後━
凰希「どーした?」
綴「妃那、怒ってたよ」
凰希「だろーな」
綴「少し、外で会おうか?」
凰希「おまえに会っても気分は平行線」
綴「そうかもね、私だもんね」
凰希「あぁ、おまえだからな」
綴「凰希がどういう思いなのか、私にはわからないよ、わからないから、ただ抱きしめてあげる」
凰希「俺たち、ダチだろ」
綴「私の中の友情は等の昔に崩壊してるから、友情ダムは決壊してムラムラしてるよ」
凰希「本気で言ってんのか?」
綴「私なら、理解してあげられる自信がある」
凰希「もし俺が妃那をレイプしたって聞いたら何を思う?」
綴「やっぱり男なんだなって」
凰希「それだけだろ」
綴「じゃあ、言わせてもらうよ」
凰希「なんだよ」
綴「そのモヤモヤで私をレイプしたら、バカ凰希(涙)」
凰希「何キレてんだよ」
綴「私もモヤモヤしてたの、ずっと」
凰希「なんで?」
綴「バカ凰希が男になってくれないからでしょ、いくじなし」  




2023/02/20 00:08:56(Csbe7uYV)
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