モミジの隣に住む刃堂【はどう】と由香カップル宅に由香の姉が襲来。
ピンポーン、由香「あ、来たよあんたの言うゼットン姉貴が」刃堂「宇宙恐竜の侵略を許す妹の由香」
姉、志麻「テッテレー志麻姫召喚、刃堂丸元気してる？」
刃堂「ゼットン速報、あのアパートにゼットン出現、防衛軍出動」由香「私の姉です」
志麻「由香、勝負パンツ貸して。明日パチンコ行くからさ」
刃堂「入る下着ねーだろ、ゼットン姉貴に」
志麻「刃堂丸、私の下着姿見たら毛穴から普段の我慢汁が吹き出るよ」
由香「会話が異次元だから」
刃堂「むしろ毛穴からミサイル射撃で接待」
志麻「私ら姉妹を食っても構わないよ」
由香「あいつは私のだから、お姉も早くいい男見つけてよ」
志麻「由香、いい男っつうのは居ないの。女がいい男を作るのよ」
刃堂「おぉぉぉ、お姉さん恋愛魔法知ってるねー」
由香「恋に魔法なんてないの」
志麻「仕方ない、刃堂丸の独占インタビューにお応えして私の青春を聞かせよう」
刃堂「いつ誰がインタビューしたんだよ」
志麻「まーまーまー、ハイボールでもアテにして聞きなさい。私が一番可愛かった高1の夏、私は恋に落ちたの」　
刃堂「ゼットン、額縁の夏ってタイトルだな」
由香「私、知ってんだけどねー」
志麻「夏に炎天下、友達二人と海に行ったのよ。私は暑すぎて干からびてスルメ女になっていたけど友達は浜辺のパリピにナンパされてたわ」
刃堂「ゼットンのスルメ姿、もはや銅像だぜ」
志麻「スルメ姿になっていた私にある男が声をかけてきたんだよ」
刃堂「ナンパじゃなくて通報だろ」
由香「どのあたりの次元で会話が成立してるんだろ、いや成立してない？」
志麻「その男は19歳のナイスガイだったわ」
刃堂「91歳の菅井きんじゃねーのか？」
由香「噛み合ってないから、二人とも」
志麻「彼は私に二人羽織スイカ割りをやろうって誘ってきたの」
刃堂「ゼットンをぶちのめせだな」
由香「二人ともが追い越し車線トーク」
志麻「二人羽織で彼が私に密着するの、もう妄想は爆発寸前のゆで卵よ」
刃堂「妄想をゆでるなよ」
由香「その返し、妄想で済んでるの？」
志麻「それまで、半笑いだった私もちょっとムラムラしちゃって」
刃堂「ゼットンがムラムラしたら水着が溶けてるだろ」
由香「いや、溶かさないで。お願いだから」
志麻「彼は私のおっぱいを揉んでいたのよ」
刃堂「画期的な痴漢じゃねーか」
由香「あんたはそれを願ってるんでしょ、コンチキショのおたんこなす」
志麻「けど私は彼に襲われてもいいやって思ったの」
刃堂「ゼットンの構え、だな」
由香「言葉の組み合わせ方ね」
志麻「彼の手は私の熱くなっているマンコをもみくちゃにするの、二人羽織で千鳥足、そしてコケたわ」
刃堂「青春自体がコケているんだよ」
モミジ「はーい、モミジが実況しまーす」
志麻「いつの間にか、浜辺は彼と私だけだった」
刃堂「落とし穴に落ちたのか？」
志麻「彼は私が欲しいあまりガツガツして乱暴に入れてきたわ、メチャクチャにされたわ」
モミジ「マジって乱暴なんだよね、結構」
志麻「水着もどこかに流されて、私は強姦にあったような姿で波が私を慰めたわ」
刃堂「レイプに気付けってか」
志麻「メチャクチャにされたけど、もう一度メチャクチャにされたいって思ったわ」
刃堂「恋って言っても男と女がセックスすれば、互いにメチャクチャにしたいもんだろ」