由香が元カレの冴靖に私の彼氏に会わせてやるからアパートおいでと誘った、そしてそれを刃堂【はどう】に伝えると「おまえに接待望む元カレがわりーぃよ」
モミジの悪趣味な日課、始まる
冴靖「由香、俺だ。冴靖」由香「ようこそ」
モミジ「誰なんだろ？」
冴靖「ちわーす」
由香「私の彼氏紹介するね、刃堂よ」
刃堂「あ、よろしく。接待出来る俺たちじゃねーけど、上がってくださいませ」
冴靖「冴靖だ、靖って呼ばれてるよ。よろしく」
由香「ってことで、上がってよ」
モミジ「どういう関係の人だろ？」
由香「お茶でいい？」靖「あぁ」
刃堂「俺ちゃま、接待コォフィィィ」
由香「あんただけコーヒーって事できないでしょ」
刃堂「え、ほんとに？」由香「ほんとに」
刃堂「ほんとにほんと？」由香「しつこい、ほんとに」
刃堂「ほんとに(ホイットニー)ヒューンストン」
由香「何言ってんの、ね。こういうヤツだよ」
靖「いつも、こんな感じなのか？」
由香「話したでしょ、中身が園児って」
刃堂「おぉぉぉ、お姉さん根回しじょうずぅぅ」
由香「ほらね、砕けてるでしょ」
靖「疲れないのか？」由香「今のままだと良さは伝わらないと思う」
刃堂「何を言ってんだ？二人でよ」
靖「知っての通り、俺は由香の元カレだよ」
モミジ「元カレ招いたの？やば」
刃堂「元カレね、大変だったに違いない」
由香「何がよ」靖「俺が言うのもおかしいけど由香を大切にしてるのか？」刃堂「大切って言うけど、こいつはモノじゃないんだよ。大切って故人に向けて使う言葉だぜ
お兄さん」靖「由香よりもキャバ嬢優先は由香が悲しいだろ？」刃堂「クソ真面目に一途やって尽くしても、こいつは跳び跳ねてありがとうって言わねーからさ」
靖「由香、そうなのか？」由香「こういう扱いがこの人なの」靖「由香のどこが好きなんだよ？」
刃堂は由香のおっぱい揉んで「いいおっぱい」
由香「恥ずかしいでしょ」靖「真面目にしてくれないか？」
刃堂「元カレにこいつの事でマジ話しても、俺とあんたの共感領域でこいつはナンモ楽しくないじゃんか」
靖「由香はマジで好きなんだぞ」刃堂「あぁ、その確認はセックスでやってるから」由香「わかった？これが私の彼氏なんだよ、そしてこういう人」
靖「ふざけている男のどこにマジ想いがあるんだよ？」
由香「言葉の端々だよ、1から10までふざけていても9の言葉終わりに胸キュンさせてくれたり、かと思えばゼロで胸キュンさせられる。この原理わかる？」
モミジ「なるほどー」
靖「カッコつけているんだろ、どうせ」
由香「カッコつけてないよ、全部通してふざけてるの、でも言葉の端々に誠実さがあるの。だからふざけていても、そばにいきたくなるんだよ」
刃堂「おぉぉぉ、お姉さんお勉強じょうずぅぅ」
靖「ふざければ想いは届くのか？」
刃堂「あんたはさ、ストレートしか投げねーの？ストレートばっかじゃ遊びがねーじゃん、転がすことだってアリなんだよ」靖「俺はキチッとやりたいんだよ」
由香「だから、一緒に居ると肩が凝るんだよね」
刃堂「今、もしこいつのおっぱいがポロリしたら、あんたどーすんのよ？」靖「反対向くだろ」
刃堂「それがあんたの謳う大切なのか？大切な女だから下品は出来ねーってのがあんたの男像なの？」
靖「気遣いだろ、人としての」
刃堂「気を遣う前に見てやれよ、目の前の女を」
由香「あんた、ポロリしてる私を晒すつもり？」
刃堂「その場の変態、ウェルカム。それが男だよ」
靖「どこに男としてのメンツがあるんだ？」
刃堂「ふざける時に俺はメンツなんて考えてねーから」
靖「それがモテるとでも言いたいのか？」
刃堂「その辺の山猿女にモテようって発想がねーよ、
だからキャバ嬢なんだよ、いやらしい谷間晒して小悪魔みてーな笑顔でニヤニヤされてみ、そりゃ酒も進むわ」
由香「ふーん、いやらしい谷間ね」
刃堂「お姉さん、その唇吸っちゃうぞぉぉ」
靖「あんたの事はさっぱり理解出来ないけど、話せてよかった。参考にはしないつもりだ」
刃堂「あぁ、そりゃ結構」
そして由香の元カレ冴靖は帰った
刃堂「なんだよ、おまえあんなヤツがタイプだったのか？」
由香「今はタイプじゃない」
刃堂「あの様子じゃ、エロ接待が少なかった。だな」
由香「エロ接待って何！そんな接待しません」
刃堂「あー俺の中指がマンコに向かって」
由香「来たらデコピンするよ」
刃堂「愛の悲劇サスペンス、女のデコピン」
由香「さっき、おっぱい揉んだでしょ。ちょっとエロかったよ」
刃堂「ラジオエロ体操だよ」
由香「ラジオ体操におっぱい揉むなんてありません」
刃堂「グリグリ足マンで愛のサスペンスやるぞ」
モミジ「私にやってー」
由香「足マンたまにはされてもいいよ」
刃堂「足マンをあんまやると、けいらくひこうのひとつこむら返りを突かれるからなーあれ参るぜ」
由香「筋肉がやめろって言ってるんでしょ」