友人が結婚して三ヶ月になる、お似合いだし二人が出会った時の飲み会には一緒に参加してたからそれから付き合うようになって一年かけて結婚に辿り着くのを間近に見てきたわけだが、奥さんの真希ちゃんはスタイルいいし美人だからね魅力的だけど俺の好みは見た目なんかどうでもよくてただ変態であればって、これに関しては友人も呆れるというか酔って話しても勘弁してくれってタイプで真希ちゃんもとてもノーマルのようで相性はいいということだった。
　大変なことになったから助けてくれ、まさかそんな急な呼び出しがあるなんて、彼らの新居のまだ新しい買ったばかりのマンションに急いで向かった。
　一週間出張に出てる間にスポーツジムで知り合った男に薬盛られてまんこもよりによって射精は経験のないアナルで自分から頼んで済ませてもらうって屈辱を受けて、こんな女とは離婚したいでしょうって、もう真希さんはメンタルやばいし、旦那ももうどうしていいかわからないって、ひどい状況だった、病気もらってないし妊娠もしてないってのだけが救い。
　「真希さん自殺しちゃおうとか思うなら僕と一緒にいたほうがいい、二人でね一緒になんてなったら僕が耐えられないし、一人でも大丈夫なら剛志が俺と一緒にいて、あーでも心配だな、警察とかまで持っていくのに躊躇するのはわかるその男に関しては僕の方から制裁を納得いくレベルで加えるから。」
　二人の間に一旦人間が入らないと危ないって直感したが家族に持っていける話でも無い。　かといって頼れる女はセフレというか奴隷にしてる綾しかいない、でも役に立たないというか危険なのだとても。　でも今夜は遊びに行く予定だったし彼女の家はここのほうが全然近い。　来てもらう。
　「そうなんだー、大輝ってとってもラッキーだよね酷いことしたい夜に私に逢えたからお互いにウィンウィンでいい関係だし、じゃあ真希ちゃんの復讐だけ手伝えばいい？ちんちんの皮をホッチキスで閉じておしっこ出来ないようにしちゃおうかな。」
　綾は体格が良い、そして入れ墨も入っていて女王様もやってるが、最初はドＭのヤリマンで色んなバンドの肉便器で全国ツアー周ってた経験もある性欲モンスターで俺のサディスティックな行為も喜んで受け入れてくれて、そしてこれで某有名大学の首席って才媛なのだから天は何でも彼女に与えた、強い身体美しい顔、明晰な頭脳、抜群の運動能力に体力、でもそれは一つの肉体に閉じ込めてしまってはいけないのかもしれない、少し話すとモンスターなのがわかる。
　「この程度で死ぬとか笑っちゃうけど、まだ子供なのに体売ってるとかさ、一日一食もご飯食べられない人が何億もいるよ、その悲しいの上にさこの国はあぐらかいていたら、これからさ三流まで堕ちていってさ、知ってる海外のご飯って一食三千円とかだよ、インバウン丼で日本人も気が付かないと。」
　さっきまで争っていた二人が違う恐怖で冷静になる。
　「アナル犯されてさ悔しいなら、それでイケるまで旦那が頑張ればいいじゃん、それが塗り替えられないヘタレだったら離婚でも何でもすればいい。」
　綾はそう言うと、復讐のリクエストを聞き始めた。　同じひどい目に合わせたいって真希ちゃんは言うが、アナル犯されるのにお金払う男がこの世にいっぱいいるのを知らないで生きてきたんだから光の当たるところしか見てこなかったわけね、まあ剛志はもう少し知識はあるにしろ五十歩百歩で、訴えられないかって心配を口にした時に真希からの信頼を失った。
　「やっぱり私も自分の手で。」　真希が覚悟を決めた瞬間だった。
　男というのはバカが多いと言うと差別だね、女もバカがいっぱいいる、綾の日本再生プランってのはネットのアンダーグラウンドではとても人気があるというか優生論だとか差別が助長されるって批判も凄いがこれは刺激を与えるために書かれてるって気が付かないバカが批判してると彼女は嗤う。
　真希が誘うとその男は簡単に二泊三日の旅行に行くことに同意した、旦那よりも貴方とのほうがいいからってセリフはある意味本当かもと名前だけ剛志の存在はきっともう。
　綾の知人の金持ちの別荘は豪勢な温泉付きログハウスで責める道具はバッチリだ、二人の乗る車が着く。　その男がリラックスした瞬間にスタンガンは威力マックスで彼の首筋に押し当てられた。
　天井から降りてる手錠に繋がれて、彼は叫び声を上げ続ける、黒人の男達三人はもうすぐ兵役の終わって母国に帰るのだという。
　「ただのレイパーだったね、アナルマゾで喜ばれたらさ打つ手が減るからさあ。」
　尻の穴は血まみれだった、完治するのにどれくらいかかるのだろう。
　「真希ちゃんさ、あれさもう本当のトイレとして使おうか。」
　建物の周りは林に覆われてるし車停めるスペースの横は庭だ、ベンチもあってそこに男を手錠でつなぐ。
　「同じ空間にいるのもさもう限界だし、これ仰向けにしてさ、はいあーんして、夕ご飯ね。」
　下着脱いで大きな尻をプリッと出すと男の口の中に大量の大便。
そして部屋に戻った。
　「死んだらね、映画で見たんだけど全部なくなると捜査も出来ないって。」
　「ああそれ見たよ強すぎだったね醤油かけるとよく燃えるってやつだろ。」
　「お肉はお魚にね。」
　止める人間がいない、新婚の人妻に薬盛るような男に同情の余地は無かった。　田舎に親がいるのだが息子をちゃんと育てなかった親のミスでもある。
　「選挙行かない六割は無し。　偏差値だと50以下も存在の価値がなあ、見た目が綺麗とかはもちろん別ね運動能力が高いのも価値がある。　芸術面は大切ね想像力が豊かな人は必要。」
　食料自給率100％を超えるのは最低でも必要で当然核武装。
　「中国とロシアが手を組んできたらさアメリカが助けるわけ無いじゃん、ウクライナの戦争費用だって押し付けられてもう白人の奴隷なの随分長いけど、中国は人間多いからね、あとインドでしょう、日本なんてアニメなかったら地図から消えても誰も困らないんじゃない、宮崎駿とか手塚治虫に感謝しないと、あとは京都のお寺と美術品くらいじゃない、だって世界を驚かせる技術や芸術の提示なんて出来てないもん、音楽は基本パクリだしさ。」
　彼が細かい粒子に変わったのは三日目の昼だった、そして川に流れて行った。
　「一緒にもう居ないほうがお互いのためよね。私は自由に生きることにしたから。」
　剛志からはもう一緒に居られないって相談受けてたから、良かったことがあるならこのマンションがとても人気が高くて購入とほとんど変わらない値段で処分が出来たこと。
　
　わざわざ都会に肉体があることの意味ってもう無いのかも。　総理大臣の知り合いだからってレイプしても捕まらない人間がいる。　子どもと奥さん弾いても捕まらない老人、そもそもこれだけ犯罪を重ねても反省しない与党政治家とその関係。
　巨悪って逆に裁かれないよね。
　戦争だと人殺しが英雄だもん。
　人間の限界ってこんなモノなんですか？
　私達だけでも進化して、周りに影響を与えられるといいけど。
　私人逮捕系が痴漢撲滅できそうだ、政治関連もリークはさらに増していく。

　数年後。　綾の未来予想は残念ながら当たる。野党はもっと日本を駄目にして与党の返り咲き、民主党の繰り返し。　子どもたちはスマホで時間使ってより本を読まないで学力は下がって、一部だけが頭がいい、経済格差と一緒だった。
　後編に続く

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