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「生粋の御嬢様:0」覚醒編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:「生粋の御嬢様:0」覚醒編
投稿者: TAKUYA
ID:taku60
御嬢様の名前は、心音(みおん)。山内心音。
その地方では有名な政治家の家系に生まれ、当然、父親も祖父も政治家。それだけに、世間体を重んじる為、幼い頃から厳しい躾をされただけではなく、幼稚園の友達ですら、「あの子とは遊んではいけません!」と、遊ぶ際にさえ、自由を与えられることはなかった。
また、学校に通うようになれば、家庭教師が常に付き、勉強は常にトップクラスでなければならなかったし、誰に対しても礼儀正しく、真面目で、先生や大人たちから褒められる子であることを義務付けられた。
ただ、彼女は、それが当たり前なのだと信じ、次第に、親や先生たちの言いなりの人形になることを受け入れていった。また、そうせざるを得なかった。
中学、高校ともなれば、そんな「言いなり人形」である彼女でも、恋愛や性に興味を持っても不思議ではないが、ここでも親の意見は絶対だった。
「子供が大人になる為に、今、勉強しているんでしょ。恋愛なんて、まだまだ先の話です。」
しかし、そんな彼女も、高校一年の時には、女性らしい身体に成長していた。
身長165㎝。バストは82㎝のCカップ。ウェスト57㎝。ヒップ84㎝。
制服姿であっても、その美しいプロポーションは明らかだった。また、当人は自分の顔について、特徴らしい特徴もなく、どこにでもある顔・・・と、思っていたが、誰もが彼女を美人だと認めていた。
ただ・・・中学、高校と、ただの一度も告白されたことはなかった。
その原因は、彼女自身の問題ではなかった。
一つは、男子側の事情。
心音は、地元の有名な進学校に通っていながら、学年で常にトップ3に入る才女であり、女子の中ではトップの座を譲ったことがない。
男子たちは、心音が御嬢様育ちで、才女、さらにはプロポーションが良い美人となれば、皆、自分が「彼女の恋人として相応しいか!?」と、自問自答し、結局、告白する勇気すら失ってしまっていた。
ただ、男子の間で密かに行われていた「美人コンテスト」では、三年間、トップであり、彼女との恋愛やセックスを夢想していた。
一方、女子側の事情は、もっと悲惨だった。
女として、全ての美点を独り占めしている、神に愛された女である心音を妬み、恨み、嫉妬に狂った。そして、表向きは友達の振りをしながらも、女子同士の情報網から隔離されてしまった。
当然、そうした情報の中には、心音が男子たちの憧れの女性であること、「高嶺の花」として手を出せないでいること、彼女の写真が男子の間で流通し、オナペットにされていること、などなど、多くの情報が心音には届いていなかった。
そればかりか、女子たちは男子の間に、根も葉もない彼女の悪い噂を流したりして、彼女の価値を下げようと躍起になっていた。
当の心音は、自分の身体が女らしくなって来た時から、恋愛をしたい気持ちはあったし、素敵な恋がいつかは出来るはず・・・そう思いながらも、親の言うことをそのまま受け入れていた。
その最大の原因は、心音が親の言いなりだっただけではない。セックスに関する知識が、そうさせたと言える。
いくら性に疎いとはいえ、基礎的な知識は知っていた。だが、男性器のイメージも湧かなければ、それが女性器に挿入されるとかの説明も、まるで現実味を感じなかったし、直感的に「怖い」と思っていた為、そうした行為は、ずっと先のこと・・・と脳裏から消そうとしていたのだ。
そんな心音は、高校の二年の夏休みに入る前から、親や先生から言われていた。
東京の有名御嬢様大学に入る為に、もっと勉強しなさい!
・・・と。
そして、恋愛にもセックスにも興味を持たないまま、勉強漬けの日々が始まる。
周りから見れば、味気ない女子校時代・・・と映るかもしれないが、心音にとって、何かに向かって集中できる時間は、充実感があって楽しいものだった。
こうして、周りからの応援や期待に応える形で、遂に、志望校に入学することが出来た。
ただ、ここから心音の苦悶の日々が始まることになる。
:::::::::::::::::::::::::::::
入学が決まり、両親も先生も大喜びし、盛大なパーティが開かれたが、その翌日には、東京での一人暮らしに向けて、母親と心音は住むことになる物件探しや、必要な物の買い出し、引っ越しの準備等、忙しい日々を送ることになる。
そんな中、心音は母親から言われる。
「大学生になったのですから、あなたは、もう大人なんです。自分で何事も決めて、行動しなさい。ただ、自分で決めた以上、その責任は全てあなたにあります。いいですね。」
これまで、親や先生である大人の「言いなり人形」だったことに、不満がない訳ではなかった。しかし、だからと言って、全てを一人で決めて行かなければならない大人に自分がなれるかどうか、心音は不安に襲われる。
とは言え、これが新しい勉強だと思い、一つ一つ、与えられた課題を克服してく。
こうして約一か月、苦労の連続だったものの、とにもかくにも大学生活は順調な滑り出しを見せた。
ただ、大学生活とは別の意味で、悩みはいくつもあった。
田舎者である為、訛りが簡単には抜けないこと。
服は、母から与えられた御嬢様風の清楚系の服しかなく、都会の同世代の女性のカジュアルな服装から見ると、どうしても浮いてしまうこと。
化粧などしたことがなく、化粧の仕方も分からないこと。
友達は出来るものの、彼女たちも同じ悩みを抱える地方出身者であること。
東京の街を何も知らず、自宅マンションと大学の往復以外では、右往左往してしまうこと。
他にも困ったことは数え切れないが、これも、東京出身や関東出身者と友達になれば、いずれは慣れるだろう・・・と、思っていた。
そんなことで、何人もの学生に思い切って声を掛け、少しずつながら、東京になれるよう、大学の休みなどは、彼女たちと買い物をしたり、東京見物をさせてもらうなど、努力していた。
そんなある日、友人に招かれ、埼玉に行くこととなった。
最終の五時限の授業を終え、仲の良い友人と食事をした後、電車で埼玉の友人宅へ向かう。到着したら一泊して、翌日は丸一日、友人が埼玉を案内しながら、埼玉の魅力を紹介して回る、と言う段取りで・・・。
しかし、まさか、この車内で心音の人生を変えてしまう事件が起こってしまうとは、当の心音は知る由もなかった。

2016/11/11 02:44:14(vUXtOqfH)
「生粋の御嬢様:1」
東京、あるいは関東に住んでいれば、当然知っていることかもしれないが、痴漢多発路線として、埼京線は有名なのだそうです。
そうとも知らず、一般車両に乗ってしまった心音は、痴漢の餌食となってしまう!
高校は地元の進学校で、普通ならば電車通学をせざるを得ない距離に学校があった為、両親が心配をし、毎日の送り迎えはお抱えの運転手がしてくれていた。その為、痴漢の被害に遭うことなどなかった。
(これって・・・。お尻を、触られているの!?)
(い・・いえ。手の甲が、仕方なく触れているだけなのかも・・・)
(でも・・・何で、こんな動きを・・・・?)
高校時代、女の子同士の間で、痴漢の話題が出ていたけれど、心音は自分には関係がないので、無視していたけれど、まさか自分が痴漢に遭うなんて、この時まで想像さえしていなかった。
(さ・・・触られている。・・・間違いなく・・私のお尻・・・)
全身に緊張感が走ると同時に、恐怖で身体が硬直してしまう!そして、心臓の鼓動は激しくなり、身体全体が火照り、息が少しずつ荒くなっていく。
(どうしたらいいの?・・・声を上げなければいけないの!?それとも、男の手を握って、抵抗するの!?・・・でも、そんなこと出来ない!!)
その間も、男の手はゆっくりと心音の尻を撫で回していた。そして、その手がゆっくりとウェストへと這っていき、心音の身体のラインを確認しながら、さらに脇腹へと這い上がって来る。
と、突然、心音の耳元で、男が囁く。
「初めてのようだね。この路線に乗るのも、こうして身体を触られるのも・・・」
「・・・や・・・止めて・・・・」
心音は、相手に聞こえそうもない蚊の鳴くような弱々しい声で訴える。
しかし、男は落ち着いた様子で、わざと耳に息を吹き掛けるように囁く。
「御嬢様は、きっと処女だね。・・・その怯え方から、俺には分かるんだ。」
そして、脇腹をいやらしく撫でていた手が(ちなみに、心音は吊り革を持とうと手を挙げた状態で、動けなくなっていた)、前へと回り込み、Cカップの胸を捉える。
(やめて・・・お・・お願いだから・・・・)
心音の心臓は破裂するほどに高鳴り、顔は首筋まで真っ赤に染まるほどに紅潮し、正常な判断など出来なくなるほど、意識が混乱してしまう。
「ふふふふ・・・自分でおっぱいを揉むのとは、まるで違うだろう。」
(胸を揉むなんて・・・何で、そんなことを・・・・)
男が、オナニーのことを言っているのだが、一度もオナニーと言う行為をしたことがない心音には、意味が分からなかった。
それよりも、胸を揉まれる、あまりにも悍ましい感覚から意識を遠ざけたい!そんな気持ちで、男の言葉の意味を考えようとしていた。
「ほら・・・こんな風に、柔らかく、そしていやらしく、じっくりと・・・。蛇の生殺しのように、じわじわと責められると感じるんだろう。」
(何を言っているの?・・・早く、・・・早く、手を・・・どけて・・・!)
心音は、もはや男の魔の手から逃れることは出来ない!そう感じ始め、それならば、一刻も早くこの悪夢が終わってくれることを祈るしかなかった。
一方の男は、心音の胸の柔らかさ、そして硬さを十分に味わっている。
すると、次の瞬間、電車が揺れたかと思うと、二人の位置関係が微妙にずれた。しかし、その動きによって、心音は倒れまいと足を開いてしまい、その間に、すかさず男の足が割り込む。それだけではなかった。心音の腰の辺りに、何か硬いモノが当たっているような感触があった。(これは、男の勃起したモノだったが、心音にはそれが何だか分かっていない。)
「さて・・・そろそろ、ボタンを外して、生のおっぱいを味わうとしようか・・・?」
いつしか、胸を揉んでいた手は離れていたが、ブラウスのボタンに、男の手が掛かる。そして、上から一つ、また一つ・・・と、外されていく。
男は、こうしてボタンを外しながら、肩口から心音の胸元を覗き込む。
「淡いピンクのブラなんだね。服に合わせたんだろう・・・。ふふふ。このブラの中にある乳首は、もう硬くなっているかな?・・・さっきまで、さんざんおっぱいを揉まれていたんだから・・・」
(硬くって・・・何???・・何が言いたいの??)
心音の乳首は、男の言うように硬くなっていたのだが、頭の中はパニック状態で、自分の身体がどうなっているのかすら、よく分からない。
「さて・・・・処女のおっぱいを楽しませてもらうよ。」
と、男の手がブラウスの開いた胸元から差し込まれ、そのままブラの中に、一気に潜り込んでしまった!
「・・・っっっ!!!!」
一瞬、目の前が真っ暗になるような絶望感に襲われたが、すぐに、その悍ましい手から逃れようと、背中を丸めるようにして胸を引き、同時に、腰も引けてしまう。しかし、そんなことで男の手から逃れられるはずもない。
「ああぁぁ・・・・。吸い付くような肌、若い弾力に富んだおっぱい、それに・・・俺の指の間で、もう硬くなっているいやらしい乳首・・・。嬉しいよ。おっぱいを揉まれて、こんなにも勃起してくれるなんて・・・・。」
(やめて・・・!変態っ・・!!お願いだから・・だ・・誰か、気付いて・・・・)
「さあ、もっと身体を捩じって、抵抗してもいいんだよ。お嬢さんの心は、このいやらしい手から逃れたいと思っているかもしれないが、・・・ほら、身体は、こんなにも感じているんだ。」
男はそう言うと、指の間に挟んだ勃起した乳首を、小まめに指を動かして刺激する。
(た・・・助けてっ!もう・・き・・気が・・狂いそうっ!!)
心音は、中学の終わり頃、とある生理前の時に、乳首が何とも言えない疼きに襲われ、それをどうにかしたいと思った。そして、一度だけ、乳首を指で摘まんだことがあった。ただ、その時に感じたのは、いわゆる快感と言うものではなく、何か軽い電気ショックでも受けたような強烈な感覚があって、思わず手を引いてしまった。
「お嬢さん・・・。溢れて来るのが分かるだろう。股の間・・・女の割れ目・・・処女のおまんこから、熱くねっとりとした汁が・・・・・ほら、どんどん溢れて来る。」
(・・・・・溢れるって・・・????・・そんなモノ・・・・・・・・)
心音は、少し前から、股間の異変には気付いていた。しかし、それが何であるか?その答えを出すことを自ら拒んでいた。
心音は知っていたのだ。それが何なのかを・・・・・・
これは、あくまでも知識としてなのだが・・・。女は性的な快感や興奮を感じると、女の割れ目からねっとりとした「愛液」と言う液体を分泌するようになる。それは、硬く太い男性器を、その割れ目が受け入れようとしている証である。
但し、処女の場合、処女膜と言う物があり、それが、硬い男性器を受け入れることを拒んでいる。しかし、男性器が強引に押し入ってくことで、処女膜は破れ、それに伴って苦痛を感じることになる。これが破瓜の痛みである。
心音は、女の割れ目が濡れる・・・と、知識では知っていたが、そんな経験などないし、そんな時がやって来るのは、ずっと先のことだと思っていた。
それなのに、痴漢と言う品性下劣にして邪悪な男の手によって、自分の身体がこんなことになってしまったことを、心音はどうしても認めたくなかった。
「さあ・・・そろそろ、・・・・・・・・・」
心音が、自分の身体に起こっている現実に打ちのめされている時、痴漢男は、彼女の乳首を相変わらず弄りながら、もう一方の手で、スカートのファスナーを音もなく降ろしていた。
(あぁっっ!!!)
一瞬、カッ!と目を見開き、声を上げそうになる心音。
彼女は、いつの間にか下げられたスカートのファスナーの隙間から忍び込み、邪悪な手に気付いたのだ。
「お嬢さんの濡れたおまんこを、俺の指で弄って上げるよ。心配しなくてもいい。中には指を入れないさ。・・・・女の最も感じる場所を、教えてあげるだけだよ。」
男はそう言うと、太腿の辺りをゆっくりと撫でながら、その指先を股間へと這わせていく。
(だ・・ダメですっ!!・・・そこだけは、触っては・・・・・!!!)
心音は、ここで初めて男の手を止めようと、その手首を握ろうとする。
「ふふふふ・・・・。怖いんだろう。分かっているよ。濡れていることを知られたくないんだ。・・・・・そうだろう。」
男は、そう言いながら、指先で太腿を撫で回す。ただ、股間へは手を伸ばそうとはしなかった。
「濡れていることを知られてしまえば、もう、お嬢さんは、悪党である痴漢男の哀れな犠牲者ではなくなってしまう。そうだろう・・・。身体をいやらしく撫で回され、弄られて、ぐっしょりとおまんこを濡らしてしまえば、合意の上での淫らな遊び・・・と言うことになってしまうんだから・・・・」
男は、怯えている心音を、さらに追い詰めるように言う。
「鉄警(鉄道警察隊)に捕まったとしても、俺は言ってやるよ。『この女の身体を調べてみるがいい。乳首は痛いほど勃起し、おまんこはいやらしいまん汁でヌルヌルだ!』・・・とな。そうなれば、俺は合意の上で痴漢プレイをしたとして、忠告は受けても無罪釈放。お嬢さんは、大勢の前で、痴漢に責められておまんこを濡らす、『淫乱女』として、白い目で見られるんだ。どうだ・・・そんなことにはなりたくないだろう。」
そこまで言うと、再び男の手が、心音の股間へと進撃を始める。
・・・と、その時、電車の速度が遅くなり、車体が揺れた際に、痴漢男と少し離れることが出来たと同時に、男の手もスカートから脱がれた。
(今しか・・・ない!!)
心音は、何とかホームに降りなければ・・・と、痴漢男から離れようと動き出す。そして、電車がホームへと滑り込み、ドアが開くと、必死に人を掻き分けて外へ・・・・・・
その形相があまりにも凄まじかったのか、周りの人たちも協力してくれて、何とかホームに逃れることが出来た。

16/11/11 02:45 (vUXtOqfH)
「生粋の御嬢様:2」
周りから、自分がどんな目で見られているか!?そんなことは、どうでも良かった。とにかく、一人になりたい!!ただ、それだけを思って、駅のトイレへと駆け込む。
そして、落ち着きたくて、まずはおしっこをしたいと思い、スカートに手を掛けた瞬間、気付いた。ファスナーが開いたままであることを・・・・・
しかし、もはやそれさえもどうでも良かった。
心音は、スカートを捲り上げ、ショーツを下す。だが、その時に嫌でも感じてしまう股間やショーツのヌルヌルとした感触・・・・。
(もう・・・。もう・・・私は・・・・・・・・)
チロチロとおしっこを漏らしながら、絶望感に押し潰されそうになる心音。
そして、僅かながらおしっこをした後、紙で股間を拭く。
(何で・・・・痴漢なんかに・・・・・・・)
初めて感じる、愛液のヌルヌルとした感触は、心音と言う御嬢様が、淫らで浅ましい女へと転落してしまったことを証明しているかのようだった。
しかし、そんな絶望感に心を痛めながらも、心音は感じていた。紙で股間を拭いた瞬間、電流が駆け抜けるような、凄まじい快感が走ったことを・・・・・
(私の身体が・・・へ・・変っ!!)
こうして、ショーツを下したまま、便座に腰掛け、動くことも出来ない心音。
そして、思考力が失われたた彼女は、時が過ぎていくことさえ気付かず、茫然と佇んでいた。
この止まってしまった「時」を再起動させたのは、スマホに掛かって来た電話だった。
心音は、ハッとして電話に出る。
「どうしたの? 乗るって言ってた電車、もう駅を出てったけど、心音、どこにもいないじゃない!」
埼玉のことなど何も知らない心音の為に、友人が駅で待ってくれていたのだが、彼女が現れないので、心配して電話を掛けてきたのだ。
「あぁっ!・・・ごめんなさい。・・・急に、体調が悪くなって、途中の駅で降りちゃったの。悪いけど・・・・今夜は、・・・・・・ごめんね。」
と、友人が訪ねる。
「まさか・・・・・・。言ったでしょ。女性専用車両に乗らなきゃダメだって・・・。そうなんでしょ。心音!」
「ごめん。・・・・・今夜は、一人にさせて・・・・・・」
心音は、それだけ言うと電話を切ってしまった。
(これから・・・どうしたら・・・・・??)
まだ、はっきりとしない意識のまま、ショーツを上げる。
(だ・・・だめっ!!)
濡れたショーツが冷たい感触をもたらし、心音はそのショーツを改めて下げ、そのまま脱いでしまう。
(タクシーで、マンションまで帰ればいいんだし・・・。ショーツは、捨ててしまえば・・・・)
そう思い、濡れたショーツを小さく丸め、汚物入れに捨ててから個室を出る。
誰にも自分を見られたくない!
そんな気持ちで下を向いて歩き、改札を出ると、すぐ目の前に停車していたタクシーに乗り込む。
そして、運転手に顔も見られたくない・・・と、ぼぉぉーーっと、外を眺めている。だが、この時、心音は気付いていなかった。トイレで、スカートのファスナーが下りていることに気付いたのだが、ブラウスのボタンが外されていることには気付かず、そのままになっていたことを・・・
これは、心音が、いかに動揺していたかを物語っているのだが、それはともかく・・・運転手の方が、気が気ではなかった。
そして、車を走らせて五分ほどが経った頃、運転手が言う。
「お嬢さん。このまま警察へ行きますか?」
「えっ・・・????」
まさか、何も話していないのに、自分が痴漢に遭ったことなど分かるはずがない、と思っていた心音は、思わず聞き返す。
「まずは、ブラウスのボタンを嵌めて下さい。お嬢さん。・・・・気になって・・・・」
「あぁっ!・・・・はい。」
ようやく、自分の状況が呑み込めた心音は、慌ててボタンを嵌める。
しかし、結局、警察には寄ることなく、自宅マンションへと向かってもらうことにする。
(電車を降りる時も・・・、ホームに降りた時も・・・、改札を抜ける時には駅員さんたちにも・・・私は見られていたんだ。ブラウスのボタンを外されたまま、ブラをした胸の谷間を晒しながら・・・・・)
痴漢をされ、傷心の心音の姿を、実際、数多くの人たちが見ていた。だが、誰にも見られたくない!と、身体を小さくして小走りに逃げていく心音に、結局は誰も声が掛けられなかった。
改札を抜ける際、駅員だけは、ブラウスのボタンが外されたままになっていること、そして痴漢の被害に遭った事実があるかどうかを確認したかったのだが、声を掛ける間もなく、タクシーへと乗り込んでしまった為、それっきりになってしまった。
自宅マンションに戻った心音は、まず、バスルームにゴム袋を持ち込み、この日、着ていた服もブラも脱ぎ捨て、ゴム袋に入れた。そして、熱いシャワーを浴びながら、下劣で邪悪な犯人に汚された身体を洗おうとした。
(何で・・・私が・・・・??何で・・・・・)
そう、心の中で繰り返しながら・・・・。
そして、いつものようにボディソープを専用のスポンジに染み込ませ、身体を洗うのだが、いつもと同じではなかった。
肌が、異常なまでに過敏になっていたのだ。それでも、身体を洗わない訳にはいかない。そうして、なるべく刺激を与えないように、肌に滑らすようにスポンジを動かす。
胸を洗う時には細心の注意を払うのだが、それでも軽く乳首にスポンジが触れるだけで、身体がビクッと反応してしまう。しかたなく、手で身体を撫でるように洗うのだが、それは、まるであの男に触られているようで、それも出来ない!
(でも・・・汚された身体を洗わないと・・・・・)
心音は改めてスポンジを手にし、それまで感じたことがない淫らな快楽と闘いながら身体を洗う。そして、あのヌルヌルとした股間にスポンジを潜り込ませた時、思わず「あっっ!」と、声を上げてしまう。男によって乳首を責められた時以上の、衝撃とも言える快感に、一瞬、意識が飛んでしまうような感覚に陥ってしまった。
(あの男が言っていたのは・・・・・・)
心音は、電車内での記憶は、パニック状態ではっきりとはしていない。しかし、男の言葉は断片的に残っていた。
スカートの中に手を差し入れてきた時、「中には指を入れないさ」「女の最も感じる場所を、教えてあげるだけだよ」と言っていた。
その意味が、自分で股間を洗った時に、はっきりと分かったのだ。この場所のことだ・・・・と。
ゆっくりと、そして優しく股間を洗いながら、「一体、これが何なのか!?」「これが性的な快感と言うものなのか!?」「私はイケナイことをしているのか!?」そんなことを自問自答しながらも、心音は、その手を止めることが出来なくなり、次第に尻を淫らくねらせながら、熱い吐息と淫らな声が、無意識の内に溢れ出す。
(だ・・・・だめっ!これ以上続けたら・・・私の何かが、壊れてしまうっ!!)
心音は、そんな危機感を感じ、ようやく股間からスポンジをどける。そして、シャワーで身体を流すのを避け、手桶にお湯を注ぎ、それでお湯を身体に浴びるようにして泡を流す。
(どうかしているわ。・・・・今日の私・・・。早く、寝てしまいたい!全てを悪夢として忘れられるものならば・・・・・)
こうして火照った身体のまま、バスルームを出る。
そして、いつものように脱衣所に用意してあるショーツ、寝る時用のブラ、パジャマを着て、部屋へと戻る。
しかし、まだ時間としては早い時間。
そこで、ふと思い出した心音は、冷蔵庫に保管していた冷酒を取り出す。
これは、地方出身者の友達から、「うちで作っているお酒で、飲みやすいし、夜はぐっすり寝られるはず」と、もらった物だった。
そしてもう一つ。街を歩いていて見つけた、江戸切子のグラスを取り出す。ぐい飲みサイズで綺麗な物だったが、何を入れて飲んだらいいか分からず、ずっと飾るだけで放置していた物だ。
ベッド脇のサイドテーブルに置かれたライトだけを点け、冷えている冷酒と美しい江戸切子のグラス。それだけで、何か落ち着く雰囲気があり、トクトクとお酒をグラスに注ぐ。
まだ、お酒を飲んだことがない心音だが、大学生になれば大人だと認められているのだし、自己判断と自己責任において飲むのであれば、問題は無いはず・・・
そんな気持ちで、グラスを手にする。
(凄く・・・綺麗・・・・・・)
先ほどまでのことを忘れようとするかのように、煌く光の中で揺れるお酒の様子を眺める心音。
そして、それ口元に運び、恐る恐る口の中に流し込む。
自慢のお酒として娘に渡すだけあって、口の中で広がる甘くて芳醇な香りは、女性の好きな上品なアロマのようだし、喉越しはすっきりとして飲み易い。
こうして、一杯を時間を掛けて飲み終えると、心音の顔はほんのりと赤く染まり、フワフワとした心地よさに包まれる。
そんなこともあって、もう一杯・・・そして、もう一杯と、お酒を飲んでしまう。
しかし、さすがにこれ以上飲むと、危険かもしれないと思い、半分ほど残っているお酒を冷蔵庫に戻そうと立ち上がった。
(あぁーー・・・何?・・・これは・・・?)
普通に立ったつもりなのに、まるで雲の上に立っているような不安定さを感じ、よろけてしまう。
(酔うって・・・こんな風になるの!?)
心音は、こんな不思議な浮遊感は初めてで、お酒が好きになりそうだった。ただ、今は何も考えずに眠りたい。そんな気持ちで、お酒の瓶を机に戻し、そのままベッドへと倒れ込む。
そして・・・そのまま心音は夢の中へと落ちていった。
だが・・・・心地よい酔いは、素敵な夢を運んでくれる訳ではなかった。

16/11/11 02:45 (vUXtOqfH)
「生粋の御嬢様:3」
「熱く火照った身体・・・紅潮した顔・・・、発情した淫乱女だな。」
「どんなに御嬢様面したって、所詮は女。」
「女の本能には、男に犯されたい願望があるんだ。」
「それをどんなに否定しようと、お前の処女のおまんこから溢れるいやらしい汁は、硬い男のモノで犯されたがっている。」
「俺なんかに触られたくないんだろう。まだ処女のようだからな。」
「しかし、もう分かっているはずだ。御嬢様の身体は、もっといやらしいことをされたいって・・・思っているんだ。」
男の手が、服の上から心音の胸を優しく、そしていやらしく撫で回す。
「もう分かっているはずだ。乳首が硬くなっていることを・・・。」
「自分では、その乳首を触れないんだろう。御嬢様なんだからな。」
「さあ、言うがいい!手の平で、硬くなっている乳首を転がされながら、じわじわと責められたい・・・って。」
「乳首を摘ままれ、グリグリと揉まれたい・・・って。」
「両方の乳首を摘ままれ、いやらしく責め嬲られたい・・・って。」
「心音。清楚、清純にして処女の身体を、汚らわしい男に責め立てられ、辛いだろう。」
「だが・・・御嬢様は気付いているはずだ。」
「一度知ってしまった性の喜びを、記憶から消せないことを・・・。」
「どんなに否定しようとも、身体が邪悪な者の手で汚されることを望んでいることを・・・。」
「顔が赤いぞ。息が荒いぞ。そして、お前が痴漢の餌食になりながら、興奮していることは分かっているんだ。」
「俺だけじゃない。周りにいる男も、女たちも・・・。」
「御嬢様面をした女が、性犯罪者の生贄にされることを望んでいるんだ・・・と。」
「唇を噛み締め、全身をくねらせながら、必死に抵抗しているつもりか!?」
「周りの者たちは、淫乱な根暗女が、身悶えているとしか見えない。」
「そろそろ・・・限界なんだろう。御嬢様。」
「永遠に乳首を責められるなんて、堪えられないと思っているんだろう。」
「そう・・・俺の手で、女の割れ目を弄られたい!そう思っているはずだ。」
「乳首よりも、敏感な場所を・・・いやらしく触られたいんだ!」
「ほら・・・この手が、お前の望んでいる場所に這い降りていく。」
「怖いか!?・・・御嬢様。」
「しかし、お前は望んでいるはずなんだ。」
「オナニーをする女が、どんなことをしているか知っているはずだからな。」
「乳首よりも敏感な場所がある・・・って。」
「ふふふふ・・・腿を触られるだけで、ゾクゾクするような興奮を感じているはず・・・」
「そして、その手が内腿を這い上がっていけば、どこの辿り着くか・・・。」
「びっしょりと濡れたおまんこ。」
「その上にあるクリトリスと言う小さな突起が、女の急所であることを・・・。」
「触れないんだろう。自分では・・・。」
「御嬢様のプライドが邪魔をして、触れない・・・。」
「ふふふふ・・・・だからこそ、邪悪な者の手で触られ、仕方なく・・・と言う言い訳が欲しいんだ。」
「本当は、自分で触りたくて堪らない場所なのに・・・。」
「さあ・・・・正直に言ったらどうなんだ!?」
「心音のクリトリスを苛めて下さい・・・って。」
内腿を撫で回していた手が、ウェストにまで一旦、這い上ると、改めて下へと這ってく。そればかりか、ショーツの上ではなく、その中に手が差し込まれてしまう!
「処女の割れ目から溢れ出した汁は、犯されたい証・・・。」
「しかし、その前に・・・お前に、本物の快楽の世界を教えてやる。」
「ほら・・・陰毛を触られて、堪らないだろう!」
「怖くて、怖くて、堪らないだろう!」
「だが・・・・それだけではない淫らな期待をしていることも、分かっているはずだ。」
「ふふふふ・・・さあ、淫乱な泥沼の世界へと、お前を引きずり込み、二度と抜け出せないように狂わせてやる!」
そして・・・遂に、男の手が陰毛の先へと手を伸ばしていく!!
::::::::::::::::::::::::::::
「あぁっっっ!!!」
心音は、指がクリトリスに触れた瞬間、凄まじい快感が身体を貫き、思わず小さな悲鳴を上げてしまった。
そして、目をカッ!と見開いた時、そこは闇の世界が広がっていた。
心音は、先ほどまでの出来事が夢であったことを認識するのに、少し時間が掛かった。ただ、身体を突き抜けた快感が本物であったことは、自分が、今、どんな姿でいるかを認識した時、はっきりと理解できた。
薄い布団は大きく撥ね退けられ、パジャマの前は大きく開かれ、荒い息をしながら上下している胸を晒していた。また、パジャマのズボンは膝辺りまでずり下がっているだけではなく、ショーツの中に自分の手が・・・・・・
(どうして・・・こんなことに・・・・・・・)
(あの男に触られる恐ろしい夢を見ながら、自分で自分の身体を触ってしまったなんて・・・・・・)
(これって・・・オナニーをしてしまった、ってことなの!?)
(邪悪な男に、身体を弄ばれ、汚されてしまった身体・・・。)
(それだけではなく、今・・・心までもあの男に汚され、こんな淫らで汚らわしいことまでさせられてしまって・・・・・)
心音は、すぐにでもバスルームへ行き、汗を淫らな愛液で汚れてしまっている身体を洗いたかったが・・・手は、まだショーツの中に入ったままだった。
それに、部屋は真っ暗になっていて、誰にも見られている訳ではない。
(もう・・・身体ばかりか、心まで汚れてしまったのなら・・・)
(でも、ダメっ!!屈してしまえば、取り返しのつかないことに・・・)
心音は、ショーツの中に差し込まれている手を動かさないまま、左手で自分の胸を揉んでみる。そして、おずおずと乳首を摘まんでみる。
「はあぁっっ!」
(やっぱり・・・ダメっ!こんなことをしては・・・・!!)
(でも・・・夢の中で、私は自分で自分の乳首を・・・・)
(いまさら・・・時を戻すことなど出来ないなら・・・)
(もう・・・私は、オナニーをしてしまった淫らな女!)
そんなことを心の中で呟きながら、乳首を弄り続ける。
『毒を食らわば、皿まで』そんな言葉が脳裏を掠める。
(女に限らず人は、生まれた瞬間から、理性では抑えられない本能に支配されているのかもしれない・・・・)
(そして、淫欲を求めてしまうのも、本能ならば・・・・・)
そう思いつつ、より強く乳首を摘まみ、揉んでしまう!
(ああぁぁぁっ!なんて・・・凄い快感なの!?)
(生まれながらにして、女の身体は、こうされることを望んでしまうと言うの!?)
(それが、邪悪な男であろうとも・・・・)
心音は、真っ暗な闇の中にいながら、再び目を閉じる。そして、あの男の手によって責められるシーンを思い浮かべてしまう。
(い・・嫌っ!でも・・・身体が、勝手に・・・・・)
そして、再びあの男の囁きを思い出す。
「さあ、もっと身体を捩じって、抵抗してもいいんだよ。お嬢さんの心は、このいやらしい手から逃れたいと思っているかもしれないが、・・・ほら、身体は、こんなにも感じているんだ。」
身をくねらせ、抵抗しながらも、指は確実に乳首を摘まみ、責め立てる!
自分が、夢の中にいるのではなく、自分の意思でオナニーをしていることをはっきりと意識しながらも、何とか妄想の中に自分をのめり込ませようとする。
しかし、どんなに自分を誤魔化そうとしても、誤魔化せるものではない!
心音は、自分が淫らで浅ましい行為をしていると分かっていながら、乳首を痛いほど責め立てる。
(いっそのこと・・・狂ってしまいたい!!)
(何もかも忘れ、理性を失い・・・快楽の世界へと堕ちて行きたい!!)
そして、遂に・・・ショーツの中に差し入れていた手で、クリを弄ってしまう。
「はうぅぅぅっっ!!」
ズキンッ!と突き抜ける快感。そんな凄まじい快感に堪えられない!とでも言うように腰を捻り、クリトリスを責めようとする手から逃れようとする。
しかし、執拗にクリを責め立てる指・・・・!!
(どうか・・・お・・お許しください!!)
心では、必死に抵抗しているのに、本能に乗っ取られたように指が自分を責め立てる。
その凄まじい快感に、心音は最後の抵抗をするのだが、すでにそれが無駄であることも分かっていた。だからこそ、許しを求めた。
誰への許しなのか・・・!?
自分を育ててくれた両親や先生方・・・?
それとも、清楚、清純であることを美徳だと思っていたはずの自分への謝罪なのか・・・?
しかし、もはや心音は後戻りすることなど出来なかった。
足を閉じ合わせ、腰を左右に捩じったり、上下に揺さぶったり・・・最後の最後目で、抵抗はしているものの、指は、乳首とクリを容赦なく責め立てる。
(た・・助けてっ!)
(壊れていくわ・・・っっ!!)
(もう・・・私の理性など、本能の前では無力なの・・・!!)
(お願い・・・・!!狂わせてっ!!)
(心音を・・・淫欲に地獄に突き落としてっっ!!)
両親や先生方、身近な友人たち・・・彼らには、二度と会えない!!そんな絶望感を感じながら、心音は、絶頂への道を一気に駆け上っていく!
息は荒くなるどころか、いやらしい喘ぎ声を抑え切れず、全身を波打たせながら汗まみれ・・・。そして、遂には半狂乱になりながら自分を責め立て、遂に・・・・空白の世界へと一気に舞い上がってしまった!!!
理性は完全に崩壊し、思考回路はショートしたまま、ただただ雲の上を漂っているような浮遊感に包まれる。
そして、時々、下腹部がキュン!と締まるような感覚と共に、快感に襲われるけれど、それが何を意味しているかも分からないまま、本能に全てを任せていた。
それから・・・・五分経ったのか、十分経ったのか!?
心音は、ゆっくりと股間から手を抜く。
まだ朦朧とした意識のまま、ベッドから起き上がる。
(とにかく・・・汚れてしまった身体を洗わなきゃ)
それだけが頭に浮かび、ふらふらとバスルームへ・・・・・

16/11/11 02:46 (vUXtOqfH)
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