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服従する愛 1.出会い
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:服従する愛 1.出会い
投稿者: 高瀬 裕美
私が初めてお姉さまにお会いしたのは、2年半前の夏の猛暑日でした。
当時私は30歳、ある出版社で日本美術の雑誌の編集スタッフをしておりました。今もその編集部で仕事をしております。
その日私は、ある美大の学生の日本画を担当雑誌に掲載する打合せをするために、彼女の住むマンションに向かっていま
した。日傘をさしても容赦なく照りつける日差しと、アスファルトからの照り返しに体中が汗ばみ、背中や腋は汗だくの
状態でした。ノースリーブのニットにセミフレアのスカート、そして学生とはいえ作家の御宅を訪問するのでパンストに
パンプスを履いていました。
マンションに着き、エントランスで一息ついてタオルハンカチで腋と首筋の汗を拭い、制汗スプレーを腋と背中に吹いて
エレベータに乗りました。それでもまだ汗がジワジワと吹き出すのは止めきれていませんでした。
玄関でインターホンを鳴らすと、はっとするほどきれいな声で「はい、どちら様ですか」と聞かれ、ちょっとドキッとし
ながら雑誌名を名乗ると内側からドアが開けられました。そこには、22歳の学生とは思えない妖艶ともいえる美しさを
もった女性が穏やかに微笑んで立っていました。理由のわからない衝撃に似たものを感じながら、「初めまして、高瀬と
申します。本日はよろしくお願いいたします。」と告げると、彼女は「こちらこそよろしくお願いいたします。こんな暑
い日にわざわざおいでいただいて申し訳ありません。」と礼儀正しく頭を下げました。
このマンションは、芸術系の女子学生が多く入居しており、アトリエや楽器のレッスンルームを兼ねるために、比較的贅
沢な間取りになっており、防音工事もしっかりとされていることで有名でした。
リビングダイニングに案内され、学生マンションには豪華すぎるかなと思えるクリーム色の革張りソファに腰掛けて「あ、
どうぞお構いなく。」と言いながら彼女がお茶を煎れてくれるのを待っていました。キッチンの冷蔵庫から冷えた紅茶を
グラスにいれて戻って来ると、私の向かいのソファに座ると思っていた彼女は私の横に体を寄せるようにして座りました。
汗の匂いが気になっていた私は、ちょっと困ったなと思いながらも打合せを進め、作品のスタジオへの輸送方法や掲載カ
ット数、構成などを決めていきました。打合せは、こちらの提案を彼女がほぼそのまま受け入れてくれたので、思ったよ
りも早く終わりました。しばらく日本画の話や大学の話などをしていると、彼女が私の顔を見ながら「いい匂いですね」
と言ったのです。私は一瞬なんの事かわかりませんでしたが自分の汗臭さを思い出し、慌てて「ごめんなさい、すごく汗
をかいちゃって」と謝りました。「ううん、とってもいい匂い。私、汗ばんだ女性の匂いが好きなんです。それに汗の匂
いだけでなくて高瀬さんは体の匂いがとっても女の子らしいいい匂いだから。」と言われたのです。
私は恥ずかしさに耳まで真っ赤にして、小さな声で「ごめんなさい…」とつぶやくと突然彼女の手が首に廻されてじっと
見つめる顔がゆっくりと迫って来ました。彼女、美しいんです。妖しい瞳で見つめられると何もできなくなりそっと目を
閉じてしまいました。彼女の唇が触れるか触れないかくらいに私の唇をくすぐります。ただそれだけなのに信じられない
くらい気持ちいいんです。やがて薄く柔らかい舌が私の唇をなぞり始め、細い声をあげてしまうのをがまんしきれません
でした。彼女の脇腹につかまるように手をそえて、もっと唇を愛撫して欲しい、ううん舌を入れて唾を飲ませて欲しい。
そんなことを狂おしく思っていました。さんざん唇を舌で愛撫され、焦らされ待ちきれなくなった私は、彼女の舌を求め
るように自分から舌を出してしまいました。その舌を唇で挟んで少し揉むようにすると、すっと顔を離されてしまったん
です。もっと欲しくて潤みきってしまった目をうすく開けると、目の前に彼女の優しく妖しく微笑む瞳がありました。
「目を閉じて」というと彼女の唇が強く押し付けられ、柔らかな舌が口の中に深く挿し入れられてきました。夢中で舌を
絡めました。舌、上あご、歯茎、そんなところに性感があるなんて…。柔らかく細かく口の中を愛撫され、注ぎ込まれる
唾を夢中で飲み、漏れ出る声を抑えきれないまま彼女にしがみついていました。
彼女の身長は153センチほど、私は162センチ。なのに上からおおいかぶさられるように抱かれていました。
どれほどの時間キスをしていたかわかりません。キスとは思えない快感に呑まれ、恥ずかしい声をあげながら、8歳も下
の大学生に抱かれていたのです。彼女はそっと口を離すと、またあの妖しい笑みを静かに浮かべながら「私、女の子が好
きなんです。高瀬さんみたいに可愛くて、ほっそりした体つきでいい匂いのひと、大好き。驚かせてごめんなさい。どう
しても高瀬さんを欲しくて、がまんできなくて。」と言いました。私は何も言えずに、息を整えるように見つめていると
彼女は私の耳を唇でそっと挟み、舌でちろっと耳たぶを舐めました。びくんと体を震わせて「あっ」と声をあげると、耳
に息を吹き込むようにしながら「高瀬さん、Mでしょ」と言われました。

今にして思えば、霊感かと思うほど洞察力の鋭い彼女は、玄関を開けた瞬間に自分でもはっきりと知らなかった私の性癖を
見抜いていたのかもしれません。
中学と高校のころには、同じ学年の女子に恋をしてしまった私は、告白する勇気もないまま卒業とともに失恋していました。
大学では、サークルの同期の男子と付き合い処女を捧げました。その後、社会人になって二人の男性とお付き合いして普通
に抱かれていました。たしかに彼らに抱かれるとき、恥ずかしいことを言われたりされたり、させられたりするほど、私は
感じていました。
「高瀬さん、Mでしょ」と言われた私は「違う」と言えず、か細い声で「わかりません」と言っていたのです。
彼女は「ごめんなさい、がまんできないの」と言うと、私の右手をつかんで頭のうえに上げさせてしまいました。抵抗する
間もあたえず彼女の顔が私の腋に近づき、鼻を鳴らして匂いを嗅がれたんです。「いやっ、だめ臭いから、やめて」と言うと
余計顔を近づけて腋の下に直接鼻を付けて嗅ぎ始めたんです。「いやっ、いやっ」繰り返しながら羞恥まみれの快感に呑まれ
て行く自分を感じていました。そして、私が期待してしまっていたとおり舌を腋に受けたんです。「ああっ」と明らかによが
り声とわかる声をあげてしまうと、もう快感を抑えることはできませんでした。
左手も上げさせられた私は、左右の腋を交互に嗅がれ、舐められ、長く細い指で優しくさするような愛撫を受け続けました。
そして、8歳も下の女の子に腋への愛撫だけで逝かされてしまってのです。体のひくつきが治まるまで、彼女は優しく私を抱
いて髪を撫でていてくれました。「高瀬さん、とっても可愛い…。大好き。腋の匂い素敵だったわよ。じょりっとする剃り跡
もとってもエロチックよ」と言われ、胸がキュンとなりました。「恥ずかしい…」と言ったまま、彼女の肩に顔を埋めました。
彼女はとてもいい匂いでした。ずっとこの匂いを嗅いでいたいと思いました。「高瀬さんのこと裕美って呼んでいい?」と聞か
れ、彼女の肩に顔を埋めたまま小さく頷きました。
「今日はこのまま一緒にいましょ」と言われて、はっと我に返った私は「いえ、今日はもう失礼します」と慌てて言い、バッ
グをつかんで玄関に行きました。玄関を出ようとする私に「私のこと嫌いになった?」と言われ、うつむきながら「好きです、
とても」と答えていました。
「またゆっくり会ってくれる?」
「はい…」
恋をした胸が高鳴っていました。
2015/05/04 00:01:10(jNaI0.KZ)
2
投稿者: テッシ
楽しい文です
続きを待っています。
15/05/05 13:27 (91ZekWZZ)
3
投稿者: 高瀬裕美 ◆h.XbuXOg6s
テッシ様

裕美でございます。
レスをいただき、そして私の恥ずかしい文をお読みくださってありがとうございます。
慣れない創作を始めて苦労しております。
どうぞ、お気付きになられた事や直した方が良い点などございましたら、ご指摘いただ
けますと幸いでございます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

裕美

15/05/06 21:24 (gQjuNICB)
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