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澱~2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:澱~2
投稿者: 浅倉さんた
あれはもう、二年も前になる。
その頃の私は弁護士としての仕事が順調で、怖いものなしだった。
裁判で正々堂々と相手を論破し、ほぼ望み通りの裁決を受けられるようになっていたし、社会正義に沿った弁護活動から、マスコミにも受けがよく、弁護士過剰で金をむしり取るばかりの連中とは住む世界が違ったし、私自身、自分の名を高めるために自分の美貌を磨き上げ、口舌の才能を最大限に活用し、優秀なスタッフを集め、自分の成功を不動のものとした。
高級マンションに住み、上流階級のものたちと高尚な趣味を楽しむようになり、自分を成功者と思い、自分に与えられた才能に適切な評価を受けただけ、と思い上がっていた。
透くんはその頃に起きた闇組織の抗争の中で保護された少年だ。
何でも、日本人は大人しく、忠誠心が高い上、肌もいいということで高値で売れるそうで、透くんは最初から性奴隷とされるために生まれた。
透くんに聞いたところ、ある大病院が患者の中から選抜した容姿等のいい男女の精子と卵子を金で買うなり、騙すなりして手に入れ、海外の代理出産でこの世に生まれたそうだ。
男だったが、いや、男だからこそ、その女性と見まがう美しい容姿が受け、高値で売られ、色々な性技を仕込まれ、その道では名が知られていたという。
実際、買われた先で相手にしたのは、一人占めにしたがる拡張マニアや逆に何人もの男女に犯される姿を見て楽しむ者など、一人として、世間でいうまともな性癖の者はいなかったそうだ。
たまたま、日本人の変態に買われて来たときに抗争に巻き込まれ、知人を通じて私が保護した。
警察に知られたら、色々知っているこの子が始末されるということだったが、私は無料で引き取った。
巨大で腐敗した組織の一端を掴んだと思ったからだ。
依頼者から話を聞きながら、私は私の名前が世界に知れ渡るチャンスだと思っていた。
だから透くんを自宅に引き取り、色々聞き出そうとした。
私は自分のことしか考えてなかった。
2012/03/04 16:18:00(ofllcp8m)
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