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蜜の海にまみれた花
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:蜜の海にまみれた花
投稿者: イク ◆KOYbTwuLKA
もう、こんな生活を始めて何ヵ月経ったんだろう。
私、原沼密姫(はらぬまみつき)は気だるい体を投げ出しながらぼんやりと考える。
満足に日の当たらないこの部屋から、何ヵ月外に出ていないんだろう…

働き始めると同時に独り暮らしを始め、彼氏や友達と遊ぶ時間も実家にいるときより長くなった。実家ではやはり門限が付きまとうし、両親も厳しく夜遊びなんて許可されなかった。
その日も友達と夜遅くまで遊んで上機嫌でアパートに帰ったが、入口に2つ年上の彼氏結城猛(ゆうきたける)が待っていた。
「あれ?どうしたの?」
「ちょっと今からいいか?」
今日友達と遊んだのは、お互いに明日休みだから、もう日付も変わる頃だけど明日は休みだからいいだろう。そう思い、笑顔で了承する。
「うん、上がってく?」
「や…少し歩きたい、疲れてるかもしれないけど…」
「そんなの平気だよ!行こう」
猛はこんなふうに優しいけど、私はもっと強引でもいいのにと少し物足りなく感じることもある。
近くの公園まで来ると、自販機で温かいコーヒーを買ってきてくれた。最近ちょっと見ない紙カップのタイプだ。私好みにミルクや砂糖が入れられていて気持ちがほころぶ。

「どうしたの?猛がこんなふうに夜に出掛けようなんて珍しいね。何か悩みでもあるの?」
猛ももちろん働いてるけど、この不景気で仕事はうまくいっていないらしい。猛1人のせいではないけど優しい彼は1人で抱え込んで何も相談してくれない。最近忙しそうでなかなか会えなかったから、仕事がどうなってるかも詳しくは知らない。
「とくに何もないよ、久しぶりに会えたからちょっといつもと違うことしたいと思っただけ。でも、やっぱり会ったらしたいな」
「ふふっ…いいよ」
私だって会えない間寂しくて、会えたらやっぱり嬉しくて、猛の熱を求めたくなってしまう。その流れで、近くのホテルにでも行くかと思いきや…
「ん…猛…っ?」
猛は突然、強引なキスをしてきた。背中に回された腕から逃げることはかなわず、歯列をなぞり、私の舌や口内を激しくまさぐる舌にされるがままになっていた。
やっぱり何かおかしい、いつもはこんなキスしない。
「…ん…んん~…っ」
息苦しさに身をよじると、やっと少し息継ぎが許された。でもまだキスは止まらない。背中にあった腕の片方は、いつの間にか、服のボタンをはずしにかかっていた。
「待って…!!こんなところで…!?」
「そう、もう我慢できない、そっちもだろ?」
ニヤリと笑った彼はいつもより扇情的で、体の奥が疼く。外でこんなことするなんて、恥ずかしくて絶対イヤなはずなのに、身体はもっともっとと求めて、触ったり見たりしなくても、恥ずかしい部分がどんな状態かわかってしまう。
なんで?なんだかおかしい。
「コーヒーに入れた薬、そろそろ効き始める頃だし」
「!!」
さっき渡された紙カップのコーヒー、まさか怪しまれずに薬を入れるため…自分の体の様子から、何の薬かなんて聞くのはバカだろう。
このまま何されるかもわかる。でも絶対にイヤだ、外でなんて恥ずかしい。理性ではそう思うのに、逃げたら薬で煽られた熱の行き場がなくて気が狂いそうになるのも目に見える。
その思いの最中、逃げられずにされるがままになっていく。いつの間にか、私自身も猛に腕を回し、キスをねだりこちらからも仕掛けていた。
私は一糸纏わぬ姿に、猛はたけったイチモツだけを取り出し、深夜の公園で私はそれに跨がった。ベンチの上で、街灯に照らされてと言う、なんともはしたなくだらしのない姿を晒していた。
猛は私の体をしっかりと支えてくれている。

「早速やってんのかよ」

そこに突然、第三者の声がかかる。驚いて見ると、3人の若い男性がにやにやと笑いながらこちらに来る。羞恥心から逃げようとするも、猛に押さえ込まれて逃げれない。服は全部地面、体勢から体を隠すことも、今していることをごまかすこともできない。
しかも男たちの口振りは、まるでこうしていることを知っていたかのようだ。
「すぐ終わるんで待ってください」
猛の口からも、男たちと知り合いのような言葉が発せられる。と同時に、私の中に猛が弾けた。
「あ…うあぁぁぁぁ……っ!!」
その熱にあっさりと絶頂を迎えた私は、体から力が抜けて地面に倒れ込む。
何がなんだかわからない…何が起きてる?快感の海に沈みかけながら、混乱した頭で必死に考える。
「薬使ったっつっても、軽く行きすぎだろ。この女実はかなりのやりマンじゃね?」
男たちの中で一番バカそうな男が私の顔を覗き込む。顔の近くで発せられた声は、タバコ臭くてたまらない。
「あの薬はまだ実験段階で、効果がハッキリしたものじゃない。強力過ぎたんだろ。調節しないとな」
一番真面目そうではあるが、瞳が冷たく、人を見下したような視線と言葉の男が冷静に言い放つ。
「入口に車停めてある、行くぞ猛」
「はい」
リーダー格の男に促され、猛は私を抱き上げると公園の入り口まで運んでいった。気だるくて、何も抵抗できない。
一体何が起こってるの…?

続く
2015/10/17 08:39:54(6I7VutrK)
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