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淫獣母娘 (6)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:淫獣母娘 (6)
投稿者: ジン ◆VQXQ1yVZf.
ダイニングへ行くと、両親はテーブルで向かい合わせに座り、食事をして
いた。

「沙希、遅かったわね。なにをしていたの?」

「友達から電話があって、話してた」

 沙希は言葉を裏付けるために、携帯をテーブルに置いて、向かい合って座
る両親の間に腰を下ろした。

「お母さん、明日は休み?」

「そうよ」

「なあんだ。ふたりとも休みで、わたしだけが学校へ行かなくちゃならない
のか。なんだか面白くない」

「面白いことなんて、大人になったって滅多にないのよ。嫌がらずにしっか
り勉強してちょうだいね」

「分かってるよ」

 小言じみた母親の言葉に、沙希は不平のこもった返事をしながら、茶碗を
手に取った。そのとき、啓二の足の指が、沙希の両膝を割った。

 沙希は一瞬驚きはしたが、由里子気づかれまいと平静を装って箸を口へ運
んだ。

 啓二はビールを飲みながら、足の指で秘裂をまさぐりはじめた。

 由里子に知られると厄介になると言っておきながら、テーブルを目隠しに
利用して、沙希を玩弄する神経が理解できなかったが、その危うさが沙希の
淫らな心を刺激する。

 沙希はそっと脚を開き、さらに足指を受け入れた。

「沙希、学校はつまらないのか?」

 啓二は足の親指で秘裂を弄りながら、日常会話をはじめた。

「あんまり面白くない」

 沙希はかろうじて普段の声を発した。

 先ほどバイブで気を遣っていながら、肉棒をもらえなかった寂しさが、肉
粒を撫摩されて再び官能に火が点いた。

 股間が甘く疼いて、腰が動いてしまいそうになる。だが、母に悟られるわ
けにはいかない。沙希はテーブルの下で行われる密戯を隠すために、必死で
快感に抗った。

 啓二は沙希を弄びながら、グラスにビールを注いだ。

「勉強ばかりで大変だろうが、知識は身につけておかないと、恥を掻くぞ」

「が、学校で習ったことなんて、本当に役にたつの?」

 たずねる声が上擦っているのが、自分にもよく分かる。

 沙希は上気した顔を啓二に向け、「ヤメて」と小さく首を振る。

 秘裂から恥液が噴き、これ以上触られていると、親指に翻弄される湿音が
母親に聞かれるどころか、快楽に酔い痴れてしまいそうだ。

 ところが、啓二は素知らぬ顔で弄辱を続ける。

「沙希、やけに顔が赤いわね。身体の具合でも悪いの?」

 由里子が心配そうにたずねた。

「だ、大丈夫」

 沙希は茶碗と箸を置き、震え声で返事した。

「声の調子が変よ。それに、顔が赤いわ」

 由里子は立ち上がって、沙希の側に寄った。
 
 啓二の足がスッと退き、沙希は脚を閉じた。

 由里子が沙希の額に手をあてた。

「少し熱があるみたいね。お薬を飲んで、今日は早く寝なさい」

「お風呂に入って、身体を温めてからそうする」

 沙希は中途半端な快感が気持ち悪く身体に残っているのを感じながら、風
呂場へと向かった。

「ご飯を少ししか食べていないから、本当に具合が悪いみたい」

「若いんだ。心配しなくても、明日の朝にはケロッとしているさ」

「若くても、そう簡単には済まないときもあるのよ」

 なにも知らない由里子は、沙希の身体を気遣ってあとを追った。
 
 啓二はほくそ笑んでビールを呷った。


2009/08/11 00:04:46(J6t5S85S)
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