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普通のお話
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:普通のお話
投稿者: 羊幻 ◆FmidwdQzKE
ラブホテルの一室で向かい合う男女がいた。
「脱げよ」
 男がそう言うと、女は少しためらった様子だが、すぐにうなずき服に手をかけた。
「あまり見ないでください」
 男はそれでも視線を外すことはしなかった。
 服、スカート、肌着と次々に脱ぎ、女が身に付けているものは下着だけになった。
「見られているだけなのにずいぶんと嬉しそうだな」
「ああ……」
 女の口からため息が漏れる。頬には赤味が浮かんでいるが、それは恥じらいだけではなく高揚も混じっていることは一目瞭然だった。
 ブラジャーの下では乳首が尖って布を押し出し、パンツには外からはっきりと分かるシミが出来上がっていた。
 男が跪くように女の股間に鼻っ面を近づける。
「いやらしい匂いがしてるな」
 いたぶられ辱められるほどに興奮するマゾとしての肉体は男の言葉に敏感に反応する。
 しかし、男の言葉もただ挑発するだけのデマカセではなく、女の股間から放たれる愛液の芳香は男の性感を強く刺激していた。
「すごい……立ってる……」
 女も目ざとくそれを見つける。隆々と猛り立つ男の性器を見ていると、女の体には抑え用のない疼きが走った。
「どうした?」
 男もまた女の視線が自分の一点に注がれていることに気付く。
「咥えたいです……」
 女が消え入りそうな声で呟く。男の手によって性の喜びを教え込まれ情欲に敏感で淫猥な奴隷の体に成り果てていようとも、気持ちの上ではいまだ処女の側面を残していた。
 男が立ち上がり女の顎に手をかけて顔を上向かせた。
「なにをだ?」
「ご主人様のおちんぽを……咥えたいです……」
 性器を咥えたいというはしたないことを口にしているという事実に心は羞恥に包まれるが、体の方は喜びに包まれて涎を垂らした。
 犬のように舌を出し、息を荒げて男根をねだる。全て男が仕込んだ通りの反応だった。
 仕込まれだした頃は言われるままにしていただけだが、今では言われなくても自然と体がそうなるようになっていた。



「いいだろう、咥えろ」
 許しを与えられると、女は即座に男の前に膝まずき、慌てたしぐさで男のモノを取り出した。
 焦っていてはジッパーも引っかかるというのに、咥えられるという喜びに掻き立てられた女は自分を抑えることができなかった。
「そんなに慌てなくてもいいだろ」
「だって、咥えさせていただけると思うと嬉しくてつい……」
 指摘されていくらかは恥ずかしくなったものの一度火の着いた情欲は収まらない。
 やっとの思いで取り出した性器を目の当たりにした女の頭の中は、この性器にどうやって奉仕するかということだけになった。
「んっ……んんぅ……」
 性器の匂いを楽しむかのように鼻を押し付けて呼吸をする。
 鼻を通って出し入れされる空気を感じて、男の性器は微かに震えた。
 女もまた鼻を通って入り込んでくる空気に乗ったオスの匂いを吸い込んで体が一層熱くなっていった。



 目一杯に伸ばした舌で猛り立ったペニスに触れると、舌の先には形容しがたい味と塩味が広がっていった。
「ああ……はぁんっ……」
 舌先を固くして突っ突くと口内に唾液が溢れ、舌を伝ってペニスを濡らしていった。
「いやらしい顔をしているな」
 しゃぶっている時、咥えている時にどんな顔をしているかは女もよく知っていた。口いっぱいにペニスを咥えている顔を見せられたこともある。そしてその度に女は涎を垂らして男の物をねだった。
「言わないで……あぁ……」
 男の視線から逃れようと目を閉じてペニスに舌を這わせる。どんなに恥ずかしかろうとも、女はここでやめるということは出来なかった。
 唾液に濡れた舌がペニスに絡みつき、ペニス自体が透明な液体に包まれていく。
「そんなに涎を垂らすほど美味しいのか」
「はい……ご主人様のおちんぽ……美味しいです……んんっ……」
 最初の頃はそう言えと躾けられて言っていた言葉だった。それが今では心からそう思うようになっていた。このままではどこまで堕ちてしまうのか想像もできないというのに、女は堕ちることにある種の喜びを感じていた。ペニスを嬉々として頬張る自分になにかしら愉悦のようなものを覚えていた。
 だからなのか、女は一度咥え込むと顎の痛みを覚えながらも、その苦痛にまみれながらの奉仕をむしろ喜んで男のペニスを口内で激しく舐め回した。
 男の目には見えなくても、女の口内でペニスがどうなっているかは容易に想像ができる。弾き舐り回す執拗なまでの愛撫は精を放つまで続く。
 射精すると今度は一滴も逃すまいと吸いだしそのすべてを嚥下する。そんな姿を他人が、まして親が見たらどう思うかということを考えると、女の体はより一層男を求めて疼くのだった。


 男の手が女の秘所をまさぐると、そこは水浸しになったのかと思うほど濡れそぼっていた。
「漏らしたのか?」
 分かっていながら男はわざと問う。
「ち、違います……」
 言うべき言葉はわかっているものの、恥らいが女を口ごもらせた。だがそれも長くは続かない。
「それは……私がご主人様のおちんぽを咥えて興奮して……垂れ流した愛液です……」
 よくできましたと言う代わりに、男の手が女の秘所をまさぐり敏感な肉の芽を探した。
 何度も触っているおかげで場所を見つけるのに苦労はないのに、男はわざと分からないふりをして肝心なところには触れなかった。
「あっ……そっ、そこじゃなくて……んんっ……」
 すっかり発情しきった女は強い刺激を求めて男の手の動きに併せて腰をくねらせるが、男の手は巧みにそれをかわして女を踊らせた
 女の口から漂っていた精液の匂いが薄くなってくる頃には、男のペニスもまた復活してきた。それ以上に女のほうがもう我慢できなくなっていた。
「く、ください……ご主人様の……」
 女は息を荒げて腰をくねらせてねだる。
「はしたないやつだな」
「だ、だって……」
 マゾとして調教されるようになり、ペニスの味を覚えこまされてからは、女は我慢ということができない体になっていた。場合によってはペニスでなくとも、棒状のものを見るだけで入れられることを考えて濡らす、そんな体になったことを恥じ入ると同時に、そんな体になっていることが愉悦にもなっていた。


2011/08/22 14:10:56(HNVVMcqB)
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