秋から冬にかけての野外調教や耐寒調教などを受けながら、
私なりに幸せな日々でしたが、気がつくと年末になっていました。
御主人様が「年が明けたら会社の研修に行く」と突然言い出しました。
そして「だからオマエを処分する」と・・・その時私は、
御主人様の食事する椅子の横に首輪だけでうずくまり、
「食餌」(キャットフードの聖水がけでした)をしていたのですが、
自然と出た涙の味のせいかやたら塩からかった記憶があります。
本当は食べるどころじゃなかったのですが、食べておかないと、
体力が落ちて御主人様に楽しんでいただけませんから、
泣きながらふやけつつあったキャットフードを食べました。

食事が終わると、いつもどおりの調教をいただきました。
「処分」という言葉が頭のどこかに渦巻きながら、
浣腸をいただき、鞭をいただき、蝋をいただき、
自分の排泄物を舐め…裸のままベランダの洗濯物を取込んだり、
外の自販機に「あたたかい飲み物」を買いに行ったり。
いつもどおりの時間の流れが心の平安をもたらしてくれました。

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