吻朴(ふんぱく)という古風な街のど真ん中に女郎院(にょろういん)寺があった
寺は継ぐ者も居らず最後の元住職である黄砂(こうさ)60歳、という坊主が寺を管理していた
維持費は女郎院寺に出入りするパトロンが納めていた
生け贄パトロンの資伏(しふく)富枝(とみえ)50歳は、
吻朴で有名な大富豪で旦那は盆栽の販売をやっている
ある昼下がり、富枝は寺の用事で女郎院寺に足を運ぶ
門をくぐると、寺の前を黄砂が掃いていた
富枝「住職、こんにちは」
黄砂「おぉ、夜の名穴(めいけつ)」
富枝「風情の様に言わないでください」
黄砂「ワシは風情を美味するナメクジ隠居じゃな」
富枝「住職、まだお昼ですよ」
黄砂「おなごを抱きたい時は、におわせをやるんじゃ。まぁ伏線じゃな」
富枝「えぇ、そうですね」
黄砂「住職という職業病が祟るのか、講釈を垂れそうになるんじゃ。困ったもんじゃい、中で茶でも頂こうか」
富枝「はい、ご用意いたします」
黄砂と富枝は寺に入り、入子菱(いれこびし)調の部屋に入る
四花菱(よつばびし)の掛け軸には、黄金で女郎濡れ華
富枝「お寺とは思えない空間ですね」
黄砂「目を散らして目を遊ばせる。ワシはやっぱり日本酒で頼む」
富枝「承知しました」
富枝は媒酌する
黄砂「おまえもいただけ」
富枝「はい、たしなみほど」
黄砂「今日は和の装いか」
富枝「やはり正装かと思いまして」
黄砂「寺の本堂とデートする意気込みじゃな」
富枝「気軽な格好では来れませんので」
黄砂「その仏頂な感じを緩くするのがワシの努めでもある」
富枝「住職の下心が私の欲求をくすぐり愛着の汁を漏らしています」
黄砂「おまえの貝、味わいたい。もっと近くに寄れぃ」
富枝は黄砂の隣に座る
黄砂「女郎の盃じゃな」
富枝「女郎情事に柄と華飾りましょう」
黄砂「今、おまえの体は賃貸契約。ワシが所有者になるのも早いじゃろう」
富枝「住職に早く飼われたいですわ」
黄砂は富枝が着ている着物の掛衿(かけえり)に手を回し、衣紋(えもん)の張りをさぐった
黄砂は半衿(はんえり)の中に手を入れ、ブラ紐を肩から落とす
帯締め(おびじめ)をほどき、衽(おくみ)を捲り、衽線(おくみせん)は外へ広がり、閉じていた足が露(あらわ)となる
帯締めをほどいた事で衿(えり)の剣先も乱れ胸部の揚げ下がりは雪崩る
整えていたおはしょり(腰辺り)も乱れ、着物上部の掛け合わせての衿も湾曲を描く
衿下衽(えりしたおくみ)も釣られるまま、外へ広がり衽の裏側にあたる紫の八掛(はっかけ)には白虎が描かれている
黄砂は崩れた着物をシーツ代わりにした
おっぱいを舐め、右手は下着の中に忍ぶ
左手で着物の太鼓(腰の帯だんご)のうねを沈下させようとする
富枝の下着は膝まで下ろされ、黄砂も黒い布袍(ふほう)を脱ぎ白衣(はくえ)を捲りブリーフを脱いだ
富枝は着物の太鼓を取っ払う
黄砂「ほれ、しゃぶれしゃぶれ」
富枝は口に日本酒を含ませ、ちんぽに垂らした
富枝は舐めてしゃぶり、ちんぽをベチャベチャにした
黄砂は富枝をＭ字にさせ、マンコに指を入れ、その指を富枝に舐めさせた
ズブズブ指を入れる黄砂
富枝「ぁあぁぁん　あぁあーん」
そして、黄砂はマンコに吸いつき、ベチャベチャと舌でまさくる
富枝「ぁあぁあぁぁん　あぁーん」
黄砂は着物の衽(おくみ)をふたつに折り、邪魔にならない様にした
着物の衣紋は花魁の様になり、揚げ下がりと掛衿付近の衽下がりは、おっぱいを晒し着物は袷(あわせ)の柄も協調され、富枝の背後で白虎が構える
富枝はＭ字姿で後ろに手を回し、黄砂は開脚させた港をくぐりムチムチした足に囲まれる
茂みを生やす間口は、まるでモンスター
黄砂は今すぐ潜入したいちんぽを間口に持っていくと先端を踊らせ焦らした
富枝「住職、港で遊ばないでください」
黄砂「おまえの貝が、ワシを欲しがってるわ」
熟年のちんぽとマンコが昼下がりに交わる
富枝は熱い秘密めいた息を漏らす
富枝「ぃやーぁあぁん、大きい、ぁあぁぁん」
黄砂は富枝の唇をなめ回しながら富枝の欲求をさぐっていた
富枝「ぁあぁぁんいぃぃもっとぁあぁぁんやぁあん」
黄砂は富枝の膝を抱え込み、ふくらはぎは宙ぶらり
富枝は体から声を出す様に心底感じていた
黄砂と富枝は昼下がりから濃厚なセックスをした
セックスを終えた二人は浅い腰掛けに座りタバコを吸う
黄砂「おまえの着物姿は、たまらんのー」
富枝「喜んでもらえると私も、もっと着物に慣れたいと思います」
黄砂「慣れんでもいいんじゃ、着物なんかは。誰が着ても肩巾(かたはば)狭そうな空間の中に体を収めて優雅な振る舞い、美の甘美じゃわい」
富枝「呉服屋さんにたくさん通って、着物の勉強をしたいと思います」
黄砂「着物じゃが、これからまた着るからな。１度衣紋(えもん)に掛けておいてじゃな、ワシの知り合いに着付けが得意なやつがおる。そいつを此処に回そう」
富枝「ありがとうございます、助かります」
黄砂「普段のおまえに比べたら、安いもんじゃ」
その後、着付けが出来る人間が来て富枝に着物を綺麗に着せた
富枝が帰る頃、時間は18時前だった
黄砂「気をつけて帰れ」
富枝「はい、失礼します」
吻朴という街は、山の麓から舗装されている褄埼(つまさき)街道がある
褄埼街道は距離にして３キロ
褄埼街道の隣には、講釈川が流れる。川幅は５メートル
富枝の住まいは、女郎院寺から徒歩15分
富枝は触れていなかった携帯を見ると、着信アリLINEアリ
LINEを覗くと、居酒屋のママが亡くなった。お通夜は今晩19時より
LINEの相手は富枝の古くからの友人
富枝は着ていた着物から喪服に着替えた
富枝は旦那に「お通夜に行ってきます」
そして、富枝はタクシーを呼ぶ。呑む想定内のタクシー
こじんまりとした葬祭場
通夜には50人程の人間が居た
富枝は亡くなったママの顔を拝む(見る)
和室ではアルコールも少し入りワイワイしていた
富枝は居酒屋で一緒に飲んでいた鬼辺(きべ)諭吉(52)の隣に座る
鬼辺の職業は設備をやっていて、１度水回りの工事で世話になっていた
富枝「訃報、ビックリしたでしょ？」
鬼辺「つい最近、飲みに行ったばっかでアンビリバボー」
富枝「その時は元気そうだった？」
鬼辺「ピンピンしてたな、ポックリってあるもんだな。死神に唐突持っていかれたなって思うわ」
富枝「私、最近全然行けてなくて」
鬼辺「それは仕方ない、なんか艶っとした化粧してるな？」
富枝「そうかしら？気のせいじゃない？」
鬼辺「女っぽいのは当然なんだけど、フェロモンシリンダーおかしーと違うか？」
富枝「喪服のせいね、きっと」
鬼辺「背徳に溺れたフェロモン妻、これがピタリ賞だわ」
富枝「溺れてないわよ、人聞き悪いわね」
鬼辺「こっちのフェロモン甘美に溺れそうな不可抗力を解け」
富枝「私に知らないわ」
鬼辺「塩で祓っとくわ」
富枝「まさに塩対応ね」
鬼辺は富枝のフェロモンにムラムラしていた
鬼辺は隣に居る富枝にLINEを送る
鬼辺「３Ｆで珈琲飲まないか？タバコ吸いたいしな」
富枝は鬼辺からのLINEに気付く
富枝「行こうかしら」
鬼辺と富枝は階段を使って３Ｆへ。
階段を登ると３Ｆは赤茶けた感じの薄暗さだった
富枝「暗いわね」
鬼辺は富枝を羽交い締めにした
富枝「いきなり、どーしたのよ？やめて」
鬼辺「うるせー、一発やらせろよ」
鬼辺は喪服の衽下にある白衣(はくえ)を捲り上げ、富枝の下着を脱がす
富枝「ちょっと、やめて。不謹慎よ」
鬼辺は、ベルトを緩めズボンを下ろした
鬼辺は下着の上から激しい手マン
富枝「ぁあぁぁんやめてーぃやーぁあぁんやめて」
鬼辺は富枝の下着を下ろす
富枝と対面になり、富枝の顔をちんぽまで押し下げてフェラをさせる
富枝は喪服の上部半衿から片腕ずつ出して脱いだ
鬼辺「あぁ我慢出来ねーわ」
鬼辺は、喪服を再度捲り上げ、バタバタと挿入する
富枝「ぁあぁぁんやぁあん慌てないでぁあん」
鬼辺は、火山噴火しそうな欲求を富枝の体内にぶち込んだ
富枝「ぁあんぁあぁぁんぁあぁぁん」
富枝は遠慮せず喘いでいた
富枝「ぁあぁぁんぁあぁんぁあぁぁんちょっとダメ」
鬼辺はフルスロットル」
富枝「ぁんぁんぁんぁんぁんぁんぁんぁあぁぁん」
鬼辺「たまんねー」
富枝「ダメダメ早く抜いてー」
富枝「ぁあぁぁんぁあぁぁん解放してダメー」
富枝「ぁんぁあぁぁんぁんあーぁん」
鬼辺はピタッと停止
鬼辺は富枝を放り投げた
鬼辺は、階段近くに座り込んだ
富枝「もぉ最低だわ、ぐちゃぐちゃよ」
鬼辺「下は酔っ払いだ、何とでも騙せるじゃねーか」
富枝「それでも、こんな時に襲う？」
鬼辺「工事した時の事、思い出すな」
富枝「あれは私の格好が招きいざなった事よ」
鬼辺「赤のミニスカで対応するとはな、こっちもたまんねーって話だわ」
富枝「私の噂知らない？」
鬼辺「知らないな」
富枝「私、売春婦で有名なのよ。もう抱かれまくったわ、
味わい尽くしたわ、それでも足りないの。まだまだ欲しがるの私の体が」
鬼辺「フェロモンの正体は、それか」
富枝「ここに来る前にも抱かれてるわ」
鬼辺「女としての成りの上げ下げが狂ったか？」
富枝「成りなんてポロポロ落ちるメッキよ、猫被るだけ無駄なのよ。本性は露に、これが一番楽よ」
鬼辺「何だって構わないな俺は、喰わせてもらえるんなら」
富枝「フィーバーフィーバー」