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キャハつく三十路過ぎ女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:キャハつく三十路過ぎ女
満月の夜。幸せと不幸を運ぶ漆黒の雲が満月に寄り添い、満月の輝きを際立てさせる、そんな夜
ある一人の女が男友達に相談を投げかけていた
女は音無(おとなし)もなか、35歳。
男友達、霞(かすみ)蒼介(そうすけ)同じく35歳
音無と霞は電話中。
音無「ねー、蒼。どうして好きな人に構ってもらえないのかな?」
霞「あぁ、あいつか。あいつはそういう奴だな」
噂のあいつとは、桐生(きりゅう)零(ぜろ)35歳
音無「私もそれなりに人気女子よ」
霞「あいつの棒には当たらねーだろーな」
音無「にしても、関心さなすぎ」
霞「だから、良かったりするんだろ?」
音無「それでも少しは話してほしいよ」
霞「見向きもしない男にハマるのが女だよな」
音無「振り向いてほしくないって部分もあるよね、だから楽しいしモヤモヤもする」
霞「わかんねーな、振り向いてくれたら嬉しいだろ、普通は」
音無「チラッと私を見てくれるあの感じが、たまんない。
わかる?」
霞「こっち来んなよって意味のチラ見だろ」
音無「この際、意味合いなんてどーでもいいのよ。
あのチラ見が私を狂わせるの」
霞「そのチラ見を利用してやれよ」
音無「何するの?」
霞「パンチラしかねーだろ」
音無「えー、私の顔見てないじゃん。それ」
霞「おまえの存在は確認されるぜ、あいつに」
音無「それさ、下着の確認作業じゃん」
霞「好きな人なら見られてもいいだろ」
音無「好きな人だから、とっておきなの。そういうのは」
霞「存在に関心持たれたいなら、そういう手が一番だけどな」
音無「品のない女って思われそうじゃん」
霞「なりふり気にしたって進展の観測は、ねーだろ」
音無「私の魅力って、パンチラしないと伝わらないの?」
霞「あいつのおまえに対する関心が無に等しいから、しゃーねーわ」
音無「零のタイプ知ってる?」
霞「あいつのタイプは、芸能人で言うと飯島直子だな」
音無「もっと近場の相場で言ってよ」
霞「におわせろよ」
音無「何を?」
霞「あいつにとって、おまえの魅力は隠れてるのと同じなんだよ。それを利用して実は○○みたいな匂わせをやるんだよ」
音無「こう見えてを小出しする感じ?」
霞「言葉にしたら意味ねーから、難しいけど雰囲気で小出しするんだよ」
音無「想像させるのね」
霞「そこで、おまえならどーする?」
音無「そうね、実際の感じは伝わらなくても零の関心に触れたら良いんだから。何が良いかな」
霞「悩んでおります、クソ真面目に」
音無「ファッション、イメチャンしかないよ」
霞「見た目でにおわせるわけか、それで?」
音無「ここはもう画期的に、ミキハウスのトレーナーに白のオーバーオール」
霞「で、財布くらいしか入らねーショルダーバックか?」
音無「バックは、適当だよ」
霞「中坊のファッションだよ、やめておけ」
音無「髪はロングが良いかな?」
霞「間違いねーわ」
音無「足出して網タイツとか?」
霞「軽そうだな、しかし」
音無「パンチラよりマシじゃん」
霞「そうだなー、白のパンツに青の革ジャンとかどーだ?」
音無「意外性があっていいかも」
霞「耳にはブラブラ揺れるイヤリング」
音無「イヤリング必要かな?」
霞「パンツにイヤリング付けろよ」
音無「そんなオシャレないでしょ」
霞「ロングやめて、ボブヘア。どーだ?」
音無「私はロングが好きなんだよねー」
霞「男出来ました!みてーな雰囲気がドキッとするかもな」
音無「そうよ、男居ます雰囲気で私からツンツンしてやれば良いのよ」
霞「気分はお高くとまる。だな」
音無「零?だから何扱いしてやれば、私に興味持つでしょ」
霞「下手すりゃ、近寄りがたいタイプだな」
音無「私の好き好きがバレてるから、ダメなんだよね」
霞「ま、そういうこったな」
音無「だから、実は零に興味ないのよ。これがテーマ」
霞「なるほど、追わせるわけか」
音無「追いかけて来たら、私ウェルカムしちゃうかも」
霞「泳がせるってやつを知らねーのかよ、おまえは」
音無「そもそもが、好きなんだからそうなるでしょ」
霞「仮にキスまでしたい、これがゴールならどーするよ?」
音無「キスしちゃうの?」
霞「仮にだよ」
音無「服装は、出すところ出す。これでしょう」
霞「谷間もブリッと強調するか?」
音無「キスしたら、手は胸に来るはずだから、谷間だって見せるよ」
霞「痴漢の標的にされそーだな」
音無「シチュエーションは?」
霞「恋愛映画を観に行く、だな」
音無「わちゃつくのは、映画終わりだから。そうねー
清楚な服装かな?」
霞「わちゃつくが大前提なんだろ」
音無「そりゃねー、あんな事やこんな事」
霞「それで映画の話になった時、映画の内容は覚えているのかよ?」
音無「まず隣に零が居るんだよ?緊張して映画なんて入ってくるわけないじゃん」
霞「おまえの大好きな零が、おまえの足に触れてきた。
しかも映画の途中で、さーどーする?」
音無「顔芸はやめて!だけど、気持ちはグイグイ来て」
霞「おまえ、コロッといきやすいよな?」
音無「でも、蒼とはそういう関係にならないよ」
霞「こっちから願い下げだよ、そんなもん」
音無「ねー、どうやって手を繋ぐ?」
霞「ごめん!みてーな感じで、手が触れて繋ぐ感じか?」
音無「手を繋いだら意識無くしそう」
霞「男免役ねーな、おまえ」
音無「でも、雰囲気次第で何されても構わない気持ちはあるよ」
霞「とりあえずよ、あいつとキスが出来るやら色んなシチュエーションを想像して女子力上げろ」
音無「私、女子力ないかな?」
霞「あるとは思えねーな」
音無「三十路過ぎた女が一人の男にキャハついているから、滑稽だよね?」
霞「キャハついている自分を好きになれよ、悲観的な思考は捨てろ」
音無「だね」
霞「切なくしているんだから、キャハつくぐらいが女子力に繋がるわ」
音無「生意気だな、蒼」
霞「俺がヒマもて余したら、背後からモミモミしてやんよ」
音無「お断りします、バーカ」
霞「その調子を、零の前でやるんだよ」
2023/03/16 02:23:58(qUvvSBGJ)
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