小学校4年の時に近所の大学生のお兄ちゃんから初めて女の子がしてはいけない事をされました。
それまでは優しいお兄ちゃんと思っていたし、お母さんも良い人だって言っていました。
お父さんがいない私の家で力仕事がある時とかはお母さんを進んで手伝ってくれたし、私の勉強も教えてくれたし、お仕事で忙しいお母さんの代わりに遊びに連れて行ってくれたりしていました。
そんなお兄ちゃんが恐いお兄ちゃんに変わったのは私がお兄ちゃんの部屋に遊びに行って見てはいけない物を見てから。
難しい勉強の本以外にアニメやきれいな絵をプリントアウトしたバインダーがきれいに並んだ本棚の中で、ちょっとだけはみ出してたバインダーを広げて見ると、その当時の私には本当に恐ろしい絵が何枚も厚く綴じられていました。
拡げた最初のページには多分高校生か中学生くらいのお姉さんが裸でがんじがらめに縛られてる絵。
ちらっと見て驚いて、直ぐにページを閉じ本棚に戻したたけど、しばらくして
あれって何の絵だったの？
すごく残酷だったような気がしたけど..。
本当に女の人が縛られてる絵だった？
もう一度確かめて見たい気もする..。
と悩んだ末、またそのバインダーを取り出して見てしまいました。
最初に見た印象に間違いはありませんでした。
白黒のペンで描かれた精密な描写で、描かれているのはやはり若い、いえ私の知識でも裸にされるのには幼過ぎる女の子でした。
当時の私よりは年上のようで、胸も膨らんで腰やお尻も女らしい丸みを帯びていましたが、髪型は今時滅多に見ない三つ編みのお下げ髪だし、縛られているお姉さんの側にはリアルなタッチで脱がされたセーラー服らしいものや丸められたショーツも描かれていました。
その顔は大人の女の人ではなく、やはり中学生か高校生くらいの美人、美少女と言うよりちょっと可愛いけど普通にいるおとなしい感じ。
何よりその顔の下半分はタオルか何かの布で覆われて声が出せないようにされてたんです。
あまり大きくない胸を上下に挟むように縄が巻かれ、両手は背中の方に回されています。
多分背中で手首を縛られているのでしょう。
そして両足はM字にしっかりと縛られてるお姉さんの一番敏感で恥ずかしい割れ目にしっかりと縄が食い込まされてるんです。
私は心臓をドキドキさせながら、呆けたようにその絵を見続けていました。
お姉さんが縛られているのはちゃんとした部屋の中ではありません。
汚い板が敷かれた小屋のようなところに縛られてその床に仰向けにされています。
側にセーラー服やショーツ、やはり脱がされたらしい靴が散らばり、その横に足だけですが男の人の姿がありました。
このお姉さん、拐われたのかな..？
悪い事をして罰を受けるような悪い女の人には見えないけど..。
こんな姿にされて縄が痛いだろうな。
とくに割れ目に食い込んでる縄は..。
でもあの縄で一番恥ずかしいところ隠してもらってるし..。
このまま時間が経ったら縄を解いてもらってお家に帰してもらえるのかしら？
それとももっと恥ずかしくて痛いことされるとか..。
私の想像は止まりませんでした。
恐い物見たさだけではなく、明らかにその絵の変質変態ないやらしさに引かれて、もう見ない方が良いと言う良識に逆らって、私は次のページを開いてしまいました。