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人類滅亡
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:人類滅亡
投稿者: (無名)
「なぁ林?例のガチャやらね?」
「リキ、金ねーだろ?」
「だよなー。ああーどっかに可愛い子おってねーかなー」
西暦4682
例のガチャとは、クローン製造された生身の女の子が出てくるガチャ。
1回50000円。
正式にメーカーに発注をすると約30万からする。
とてもじゃないが買える金額では無かった。
しかし、天然ものの生身の女の子は、資格がないと得られない世の中になっている。
資格を得るのに学費や申請やらで600万から必要となる。
この時代、人口の約9割が男性で女性は1割も満たない。
その1割の中でもクローン製造された女の子が殆どで、クローンから女子が誕生することも稀にあるが、殆ど男子しか生まれないようにDNA操作されている。

そして、このクローンを製造している企業がほぼ全世界の実権を握っていた。

例え製造されたクローンでもある程度の意思や感情があり、たまにその部分が強く出て事件になったりしていた。
クローンは、クローンだとわかりやすいように鼻の頭に赤い電飾のような物を埋め込まれている。
そのクローンの鼻に付いている赤い物体は、言わば発信機になっていて、どこで何番のクローンが何をしているのかが、製造元の企業で管理されている。
この企業には、自警団的な警察組織が存在し、クローンによる暴走と呼んでいるが犯罪を未然に防いだり、管理されている。
だが、この鼻に埋め込まれた赤い物体は高度な手術で摘出出来ると言う噂がまことしやかに巷に流れていた。

そして、こんな世情なので当然、巷ではゲイが殆どで、むしろ大多数であった。
我々、一般人の1ヶ月の給料は約1万から1万5千が平均。
もちろん美少女ガチャなど出来るはずも無い。

俺と林は昔、天然の女の子を抱いた事があった。
とある県の田舎に昔からほんものの女性が代々生まれ続けている街が存在する。
そこの出身の子で、幼なじみだった。
(だが、今はこのエリアの人達もクローン製造企業の監視下に置かれていて、一般人の立ち入れないエリアに指定されている)
今はクローン製造企業の検体として、月に70万を貰う生活で我々が立ち入れないエリアに住んでいて、二度と会えない雲の上の人となっていた。
要は、生物学的に女性といった、正真正銘の女の子を連れているイコールお金持ちという図式が出来上がっている。

ある時、俺と林と女モドキ(女装の進化系で骨格も改造された元々は男性)の集まるBARに行き、夜の相手を探していた。
「なぁ、林?エムル、覚えてるか?」
「ああ、忘れねーよ」
「エムルも俺たちを忘れてねーかな?」
「ああ、多分な。変わってねーといいな」
エムルとは、純正天然女性の幼なじみだ。
まるで子犬や兎のような可愛さだった。
愛くるしかった。
俺も林も夜の相手を見つけ、別々の部屋へと向かった。
元々男だったとはいえ、もはや肌質も女性(クローン基準)膣もあり、胸も細胞操作治療で作り物だが人体の産物である。
俺が抱いた子は、まだ19で少しエムルのような愛くるしさのある子だった。
サーヤと名乗っていた。
サーヤは、割と早い年齢から細胞操作治療を受けて、より女の子らしくなったと話してくれた。
もう何年も前から膣で快感を得られるんだそうだ。
とても興奮できた。
サーヤも俺を気に入ったらしく、受付に行き、パートナー申請をサーヤが出してくれた。
治安管理の為にパートナーとなる場合(交際の場合)行政にいちいち書類を申請しなくてはいけない。
こうした出会いの場となっている店は、当然、行政の申請が必要で、審査が通ればパートナー申請が各庁舎に赴かなくても申請出来るのだ。
1回の申請に掛かる金額は500なので、まあまあいい金額だ。
林もいいパートナーを見つけたようで、フォログラフで連絡が来る。
俺はサーヤを連れて家に帰り、サーヤと夜まで愛し合った。
夜のネオンが窓から見える
「ねぇ?リキ?知ってる?」
「なんだ?」
「私ね、実は天然の姉が居るの。天然って言ってもクローン誕生だから、あれだけど」
「マジで!?すげーな」
「でもね、一昨年、連れてかれちゃった」
「ああー。でもいい暮らしできんだろ?お姉ちゃん」
「どうなんだろう・・連絡は出来なくて、元気ならいいけど」
言われてみれば、正直、純正な天然女性が何処でどんな風に暮らしているか全く知らない。
放送やニュースではよく見かけるが、それが果たして本当かどうかなど実際に見た者はいないのだ。
その時だった。
ニュース速報が入る。
「ただいま、首都東京にて、クローンの大規模なテロな発生!クローンの大規模なテロが発生!」
次の瞬間、現場の画像に変わる。
「な、なんだ・・・こ、コイツら」
とても人とは思えない形態をした生き物達が、東京で暴れ回っていた。
「やだ!これ、人なの!?」
サーヤは怯えている。
再び、ニュース速報が、入る
「こちらは大阪です!大阪でも、大規模なテロが発生しました!こちら、大阪でも大規模なテロの発生!」
するとあちこち、日本全土でテロの速報が流れ始める。
林に連絡を取ろうとするがフォログラフが使えない!
サーヤにここに居るようにと言い残して、林に会う為に外に出る。が・・・
もう外には異形の人達がまるでゾンビのように溢れかえっていた。
諦めて家に戻るとサーヤが
「大変!コレ見て!」
とニュースを移す
「な、な、なんてことだ・・・」
日本保有の核が発射されている所だった。
残り時間、あと10分。
日本を10回は殲滅できる量の核だった。
日本は跡形もなく消し飛ぶだろう。
サーヤと抱き合って
ニュースを消そうとした時だった。
日本の高官達は高速ヘリに乗り込む所が映し出される。

俺とサーヤは空に明るく流れるほうき星のような核を眺めて唇を重ね、瞼を閉じた。

エムル・・・
エムルは、どうしているだろう。
会いたかったな・・・

日本は・・・
壊滅した。
誰も生き残らなかった。
結局、高速ヘリで逃げようとした高官達も逃げ遅れ壊滅した。
核の被害は地球全土に及び、核の冬が訪れ、この後、地球の生物は絶滅する事となる。

誰が核を発射したのか、今となっては誰も知らない。
もう日本という陸地も存在しない今、知る由もない事なのだ。
2023/12/22 09:22:54(I7UXYVhI)
2
投稿者: (無名)
あ、書いてから判明!
板間違えました!
御無礼しました。
23/12/22 09:25 (I7UXYVhI)
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