セックスを視られながらするのが好きだ。

観察者は妹だ。

いわゆるクリームレモンの関係で血の繋がりはない。

歳も離れている。

なまじっか恋人同士みたいにホレたハレたの世界にならず、快楽主義に徹してつきあえたからずっと懲りずに続いているのだろう。
だが、ちょっと他の女とは違う立ち位置にいて、特別な女ではあるし愛してもいる。


親の視点から見れば理想の兄妹として映っていたと思う。

兄は大学(19)に通いスポーツに勤しみ妹の面倒もよくみる…
妹も私立のお受験の苦労がない女子校(12)に通う真面目な優等生…

いわゆる良い家庭に見える家族は、皆役者なのだ。

妹と一線を越えたのが小学生の最後の年。
いきなりではなく徐々に慣らしていった。
中学生になるまで待てなくなったのは妹の方だ。
そう仕向けていたのは自分だが…

妹の性癖はかなりのエム。
それはこちらにも好都合だったから、その性癖に拍車が掛かるように調教していった。

妹に隠れて(隠して)他の女を抱くより、それを見せつけて嫉妬させ性欲を誘発させる。
嫉妬は性のエネルギーにもなる。
それで興奮できる資質があるのだから伸ばさない手はない。
そのあとには最上級のご褒美を与えるだけで、妹は最高の観察者に育っていってくれた。
簡単なこと。
いじめていじわるしたあとに猫可愛がりしてあげればいいだけなのだから。
ベースには自分が一番愛されていると思わせられればいいのだ。


中学に入って活動が活発ではない文化部に入るという妹を説得しテニス部に入部させた。
強豪校ではないし連日キツイ練習に追われる訳でもないから妹は従った。
妹は小学生の成長期からみるみる発育が良くなったが、だらけているとだらしなく太ってしまうタイプだ。
適度な運動は逆にいいプロポーション作りに役立つだろう。
それに何より、テニスウェアを着用してのプレイにもそそれたからだ。
妹にそれを伝えると、やらしいやらしいと非難はするが、実は当人も興味があるのがみてとれる。
そういう妹なのだ。

一例を挙げると、家からちょっと歩いた所に一面のテニスコートがあり、親の伝で夕方の二時間とか借りられる事ができた。
金網の高いフェンスの周囲には人口のツリーが植えられているため、外部から見えないのがいいと常々思っていた。
秋口になると陽が落ちるのも早い。
我々はテニスの試合をしながら野球拳をし、一枚一枚ウェアを脱いでいき、終いには全裸でプレーした。
元々妹には下着類は着用させてなかったから二回ミスれば裸なのだが。
急階段を上がらないといけない斜面にあるため、人が来る事は皆無だ。
来ても入り口の鉄扉を開ける音でわかるため、思い切り全裸テニスを楽しめた。
コートでもシックスナインをして性欲に一区切りつけると、小さい更衣室がある詰所のシャワールームでセックスした。

時間になると管理人らしき婦人が来ていちおう戸締まりをする。
我々はきちんと礼儀正しく対応するから、いつも誉められる。
妹の特訓につきあう優しい兄。
そんな風に解釈されてるのだろう。

帰ってからも一緒に入浴し食事もし、親が帰宅するまではよからぬ事をしたりしながら時を過ごす。

母親の入浴時間はきっちり決まっているから、その間にオナ見せなどをリビングでする。
こっちは大画面に映る自らのプライベート映像で性器をいじくり、妹はそれを嫉妬しながら下着に指を滑らせいじくるのだ。
この時には妹の友達と抱きあう映像がいい。
その後、母親が寝静まったあとの妹の燃え方がスゴくなるからだ。

妹が満足して寝落ちした後、部屋まで運ぶのが一苦労なのだが…

このように同じ屋根の下に盛りのついた男女がいれば、だいたいこうなる。