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1:倒錯日記10
投稿者:
さん
◆CGlSRIQj0.
家に帰った2人。まだ母親は帰っていなかった。なんだか2人っきりが居心
地悪い。さっきまで、あんな痴態をお互いの目の前で繰り広げていたのだ。 当然である。 『やっぱ…、起こってるよなぁ…』啓太の不安。『あたしの服であんなこと してたんだ…』涼子の羞恥。互いの心理に、互いで気づかずにいた。 夕食時。「なに?あなたたち、さっきから黙りこくって。またケンカ?も う、何時までも子供じゃないんだから…」母の言葉が、今は後ろめたい。 「何でもないぃ…ごちそうさまぁ…」涼子が席を立って部屋に入って行っ た。「僕もごちそうさま。宿題、やってくる」続いて啓太が部屋に戻る。 母はやれやれ、と言う感じで見守っていた。 ドアの向こうで洗い物を片付ける音が聞こえる。涼子も、啓太も、ベッドに 身を投げ出していた。ボーっとすると、浮かんでくるのは昼間の痴態…慌て て首を振って追い出そうとする。それでもついつい思い出して、下腹を疼か せる涼子と、勃起してしまう啓太… 「お風呂入ったわよぉ」母の声が聞こえる。「はーい、入るー」先に入った のは涼子だった。シャワーを浴びながら、ついつい股間に手が伸びてしま う。『あたし…、こんなにスケベだったの…?』つい先週までは思いも付か なかった。この2、3日で急成長を遂げてしまった性感…。「ふぁ…、!」 つい声が出てしまい、慌てて手を引っ込める。『お母さんに…バレちゃう よ…』悶々としたまま、風呂から上がる涼子。 冷蔵庫を開け、冷たい麦茶を一口飲む。火照った体に心地いい。その横を啓 太が通り、風呂場へと入って行った。『あ…、あたしの下着…』脱いだ物を 脱衣かごに入れっぱなしだ。いつものことだったのに…『ひょっとして、啓 太…アレで…』再び卑猥な妄想が支配しだしたのに気付き、慌てて頭を振 り、追い出す。『もぉ…』頬を膨らまして、部屋に入って行った。 ついつい脱衣かごに目が行く。さっきのアソビを思い出し、再び下半身が熱 くなる。手に取りたい衝動を振り払うように、風呂場へ入っていった。母親 がいる、そんな状況で涼子の下着を握って、いや、履いてオナニーするなど 危険過ぎる。そこまで啓太は壊れてはいなかった。 啓太も、悶々とした心持ちで風呂から上がる。ベッドに寝転ぶと、シーツの 冷気が気持ちいい。そのまま、いつのまにか啓太は眠りへと落ちて行った… どれくらい時間が立ったのだろうか。啓太が目を開けると、部屋が真っ暗に なってる。きっと母親が気を利かせて電気を消してくれたのだろう。 「啓太…、起きてるぅ…?」涼子の声がした。そうだった。人の気配がした 気がして目が覚めたのだ。「なに…?」「……ううん、…なんでもない…」 部屋から出ようとする。「待てよ」啓太が呼び止めた。ふと時計を見ると深 夜である。周りはしん、と静まり返っている。「……怒って…、るよ な…?」伏し目がちに、啓太が言った。「……」「…怒るよ、な…?」 「……ううん…、怒っては…、ないけど……」ちょっとホッとする。「…け ど…?」「…けど…、恥ずかし…、くて…」そして、沈黙… 「いつから…、してたの…?」最初に沈黙を破ったのは、涼子だった。「い つからって…、中学に入った時ぐらいから…」「毎日…?」「ううん、毎日 じゃ…ないよ…」「ふぅん…」再びの静寂。ただ、聞こえるのは、それぞれ の心臓の音だけだった。 「ねぇ…、もいっかい…、見せてよ…」「え…?」「もう1回…、見せて」 「やだよ!」さすがに啓太も恥ずかしい。「…あたしも…、見せるから…」 えっという感じだった。「…だから…」そう言って、部屋から出て行くと、 再び戻ってきたときには、部活で使う競泳水着を手にしていた。ゴクッと唾 を飲む啓太。心臓から聞こえていた動悸が、下半身へも移っていく。 「絶対だそ…、僕だけさせんなよ…」そう言ってパジャマを脱ぎだした。ブ リーフを脱ぐと、立派になった性器が、存在感たっぷりに起き上がってい る。『あ…』まともに見ると、ドギマギしてしまう。「涼子も脱げよう…」 啓太が抗議する。「…わかったぁ…」パジャマを脱いで、ショーツを脱ぐ。 涼子もすぐに全裸になる。啓太は、涼子の水着を身に付けていた。「啓太… ずるい…」啓太だけ、身に付けて隠すなんて…「だって…」『しょうがない じゃん…』啓太にはどうしようもない。涼子が言い出した事なのだから… 不意に、涼子が屈んで、啓太のブリーフを摘み言った。「これ…、借りる ね…」涼子がブリーフを履く…『えっ…?』驚いて啓太は涼子を見ている。 すねたように口を尖らせて、涼子は恥ずかしそうに胸を隠しながら、横を向 いていた。「隠すほど、オッパイないじゃん…」「うるさいぃ…いいでしょ ぉ…」余計に口が尖る。「早く始めてよぉ…」涼子が催促する。「わかった よ…」そう言うと、啓太は水着の上から、股間を擦りだした。 「「…ねぇ…、気持ちいいの…?」「うん…、水着の上から…、ザワザワし た感触が…、涼子ぉ…、おまえもするって約束だろぉ…?」「わかってる よ…」涼子がブリーフの上から体の真下を撫で出した。 「はぁ…はぁ…、はあぁ」啓太の息が荒くなる。「はぁん…、ふん!」涼子 の体が踊り出す。 「なぁ…、H、してみようか…?」切り出したのは啓太だった。「あは ん…、ダメぇ…、お姉さまに、…言われたでしょ…」「…でも…」「だめよ ぅ……、でも…」「…でも…?」「Hなアソビは…、いいって言ってた…よ ね…?」「うん…」「…舐めっこ…、しよっか…」「…うん…」 啓太がベッドに横になる。その上に涼子が覆いかぶさる。涼子が水着の上か ら性器にキスをする。「あぁ…」啓太は、どこにどうすればいいかわからな い。とりあえず、ブリーフの前穴を広げ、見えた涼子の性器へと舌を伸ばし た。「はん…」とりあえず、手当たり次第に舌を伸ばした。「…あん…、く ぅん…」やがて、啓太は気付いた。ある箇所に触れた時、涼子が声を漏らす のを。先端にある小さな突起。クリトリスであった。そこを念入りに舐め回 す。ネバネバとした粘液が、啓太の鼻が当たる辺りから湧き出してくる。 「くん…!はぁん!」時々涼子の体が跳ねる。その頃には涼子も、股布を脇 へずらし、直接啓太の性器を口に頬張っていた。「歯が当たって…痛い よ…」そう言われて、歯が当たらないように、さらに口を開ける。勃起する と、かろうじて先端だけ皮が剥ける。普段、皮に包まれているそれは、舌の 刺激に敏感に反応した。チロッと舌の先端でそこに触れる。ビクッと反応す る啓太の体。『ここが…気持ちいいんだ…』お互いに学習しあいながら、舌 技が徐々に上がっていく。 やがて…「ぼく…、もう…」そう言うと啓太は突然痙攣した。「!!!」精 液が涼子の喉を直撃する。「ゴホッ!げほっ!!」咳き込む涼子。「…ご、 ごめん…」キッと啓太を睨む。「ごめん…」「今度はあたしの番、だから ね」そう言うと涼子が今度はベッドに横になり、そして脚を拡げた。「…う ん、わかった…」啓太が股間に顔を埋める。「はぁん…」ブリーフ姿の少女 の股間を舌で愛撫する、水着姿の少年。妖しい光景は、この2人にとっては 普通だった。なぜなら最初からこれなのだから… 「はぁん…、あん…、ふあぁぁん!!」全身を痙攣させながら涼子が逝った のは、それから30分程してからだった…
2005/10/12 22:01:32(tfUkRhhK)
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