私は公立中学の教師をしている。去年からクラス担任も務めているが、思春期の女生徒を相手にするのは何かと大変だ。　　　　　　大半はまだまだ子供で下着が見えようが勃起したりはしない。　　だが、なかには発育のよろしい子もいる。制服の胸の盛り上がりやスカートに隠れたむちむちのお尻に不覚にも反応してしまうことがあるほど成長している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私のクラスで一番体が成熟しているのが綾乃という生徒。　　　　美人というわけではないがおとなしく、教師の手を焼かすことのない優等生といったところだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　この綾乃と、夏から肉体関係をもっている教師がいる。　　　　　私だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きっかけは半分レイプみたいなものだった。　　　　　　　　　　夏休みに部活で登校していた綾乃を生徒指導室に招き、始めは進路や成績について話をしていたのだが、思春期の少女特有の甘い汗の香りと14歳にしては大きすぎる胸の誘惑に負けて綾乃を抱きよせた。　　　　　　　　　　　　　　いきなりのことに反応できないでいるのをいいことに、少女の首筋に顔をうずめて芳香を胸いっぱいに吸い込んだ。　　　　　　　　首筋、頬、耳たぶと舌を這わせながら　　　　　　　　　　　　　『抵抗するんじゃないぞ…』　　と脅しをかけてみる。　　　　　呆然としている綾乃は二度小さくうなずくと震えながら目を閉じた。これから何をされるのかわかっているのだろう。　　　　　　　このくらいの年の女の子ならば興味のあることだろう。こんなところで犯されるとは夢にも思わなかったのは間違いない。　　　　　恐怖で震えている綾乃に妙な興奮を覚えていると、小さな声で　　『ここじゃいやです…』　　　　と呟いた。