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1:誘惑 Episode 4
投稿者:
Blue Roses
平日の、昼の十二時を少し回った時間、都心にあるマンションの一室で、優子がシャワーを浴びている。
携帯電話で連絡を取り合い、優子は自分の街から電車一本で都心に出て、光雄と密会した。二人が向かったのは、とあるマンションの一室だった。会社に詰めなければならない時に、寝泊りするために借りてあると言うのが、光雄の説明だった。 心臓は早鐘のように鼓動していた。 ― これから香織さんの旦那さんとするんだわ・・・ ― 興奮が収まらない。股間にシャワーを当てた時、「うっ」と思わず声が出た。 ― どうしよう・・・飢えてる女だなんて思われたくない・・・でもこれじゃ・・・ ― 優子は気を静めようと努力した。浴室から出てバスタオルを体に巻き、バスルームを出た。 光雄が立っていた。全裸だ。 「あっ」 光雄は優子からバスタオルを剥ぎ取り、遠くへ放った。優子がとっさに手で体を隠す。光雄はそのまま逞しい腕を優子のウエストに巻きつけ、強く抱きしめた。 「優子さん、欲しかった」 光雄は優子の顔を上向きにして、唇を奪った。口の中に光雄の舌が侵入し、ねっとりと優子の舌にからまってくる。しびれるように甘いキスだ。 ― こ、こんなの久しぶり・・・いえ、初めてかもしれない・・・私、すごく興奮してる・・・すごく興奮してる ― 優子はうっとりと目を閉じ、舌をからめ続けた。右腕を光雄の腰に、左手を光雄の後頭部に回して、体を厚い胸板に押し付ける。 やがて光雄は優子をさっと抱き上げると、ベッドへ運んで行き、静かに降ろした。そして、顔を近づけて言った。 「ねえ、マッサージしてあげようか」 「え? マッサージ?」 「うん。得意なんだ」 「う、うん」 「じゃあうつ伏せになって」 優子は腕を枕にして背中を向けた。光雄は優子の背中を、腰から首筋にかけてゆっくりと何度もさすり、肩をゆっくりともみほぐした。そして、指圧のように、指で全身のつぼを探り当てては、そこにじんわりと圧力をかけていく。自分でも気が付かなかった体の張りがほぐされていき、暖かい血流が体中を巡り始めた。 ― な、なんか気持ちいい・・・体が溶けていくみたい・・・ ― 光雄は優子の尻をぶるぶると振動させた。振動がさざなみのように体中に広がり、それは性器にも伝わった。 「う・・・気持ちいい・・・」 優子は仰向けにさせられた。 ― 恥ずかしい・・・乳首たってる・・・ ― 光雄の指は、首筋から脇の下、横腹、腰、下腹部と移動しながら、優子の体を揉みほぐしていき、足の付け根をじっくりと押し始めた。自然に優子の足が開いていく。周囲の肉をほぐされた性器から愛液が垂れ始めた。 ― やだ・・・出てる・・・どんどん出て・・・恥ずかしい・・・ ― 優子の肉体は光雄のマッサージによって弛緩し、震え、最も敏感な三つの突起だけが、硬く、そして熱くなっていた。 ― す、すごい・・・こんなのってあり?・・・感じる・・・すごく感じる ― 光雄がいきなり優子の片方の乳首をつまみ、もう片方を口に含んだ。 「あうう! み、光雄さん、まって! ああ! き、気持ちいい!」 指と舌による絶妙な愛撫が乳首に加えられた。 「いいわ! いい! もっと強く吸って! お願い光雄さん! もっと強く!」 光雄が音をたてて優子の乳首をきつく吸い上げる。 「ひっ、ひっ、いい!」 あまりの快感に優子の目からすっと涙がこぼれた。 光雄は乳首を指で優しく愛撫しながら、舌を、乳房から激しく波打つ腹へと這わせていき、優子を激しくもだえさせた。そして、優子の膝を持ち上げると、愛液まみれとなっている性器にくちづけをした。 優子の性器によく動く舌が侵入し、小さな生き物のように、その内部を這い回った。 「あぐうう! ひっ、ひっ! みっ、光雄さん、好き! 光雄さんの事好きだったの! ひいい!」 優子は光雄の頭を両手で押さえながら暴れ回った。どうしようもない快感。光雄は手を伸ばして二つの乳首を指でいじりつつ、舌で容赦なくクリトリスをなぶり続けた。優子は半狂乱になって泣き叫んだ。 ― どうしよう! 狂っちゃう! 私、狂っちゃうよ! ― 突然、光雄が愛撫を止め、立ち上がった。 「優子さん、僕のもしてくれないかな」 優子は見た。光雄のペニスが凶暴にそそり立っていた。夫のものより、そして、今までつきあった男達のどれよりも大きい。目が放せない。思わず息を飲んだ。そして光雄の前に膝まづき、体を伸ばして、おそるおそるペニスを手に取った。 ― こ、こんなに大きいの?・・・すごい・・・すごいわ・・・ ― 優子は大きく口を開け、ゆっくりとペニスを含んだ。そして、おずおずと首を振り始めた。 「ああ、気持ちいいよ。優子さん、もっと大胆にして」 光雄の手が優子の髪をくしゃくしゃにした。胸がかっとなり、熱い感情がこみ上げてくる。光雄に喜んでもらいたい。優子のフェラチオは、次第に熱をおびてきた。そして、風俗嬢のように舌を震わせながら、ペニスに奉仕した。 ― 見て、私の姿見て・・・おちんちん喜んでくわえてる私を見て・・・ ― 優子は、額に汗をかき、顔を首筋まで真っ赤にしながら、夢中でペニスをほおばった。口から唾液が糸を引いてこぼれた。 「むっ、むぐっ、む・・・」 光雄は優子の髪をかきあげて、その表情をながめている。その視線を感じながら、優子は泣きたいほどの恥ずかしさと興奮を同時に味わっていた。 「優子さん、来て」 光雄は肩を押してペニスを口から抜くと、シーツの上に仰向けに寝て優子を誘った。優子は光雄の体をまたいだ。中腰になり、ペニスをそっと握って、ゆっくりと腰を落としていく。優子の性器が光雄の性器の先端に触れた。優子はごくりと唾を飲み込んだ。 ― お、おっきい・・・こんなの入るの?・・・こわれちゃう・・・ ― 光雄が優子の腰に手を伸ばし、優子の体を支えた。優子の性器が今まで経験したことのないほど拡張し、ペニスを受け入れ始める。 「あう・・・あう・・・おお・・・」 ― す、すごい・・・すごい・・・こ、こんなの初めて・・・ ― 未知の領域が、光雄のペニスによってじわじわと押し広げられた。ものすごい充実感。根元までがっしりとはまった時、優子は、まるで下半身いっぱいに光雄の性器が詰まっているような錯覚にとらわれた。 優子は、光雄に支えられながら、両膝を割り、結合している部分を光雄にさらしていた。天を仰ぎ、歯をくいしばって耐えた。赤く染まった首に何本も筋が立っている。体が震えていた。 ― た、たまらないわ! たまらない! ― 光雄が腰の力だけで下から突き上げた。圧倒的な力が優子を貫く。 「ひいい! ひいい! み、光雄さん素敵! 光雄さん素敵! 私、死んじゃう! 死んじゃう!」 その日優子は、夫にはまだ見せた事のないポーズを幾つもとらされ、光雄に刺し貫かれては、何度も失神した。 光雄が果てた後、優子は自分からペニスを舌で丁寧に清めた。 優子は、光雄の投げた快楽の網に、完全に捕らえられた。 <To Be Continued>
2003/12/04 13:06:09(EsFRM7fK)
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