私達は、互いに少し離れたまま、ぐったりと横たわっていました。私自身、しばらくは何をしたくもなく、唯、自分が呼吸する音を聞いていました。
　どの位経ったのでしょうか。やっと体を動かす気になり、上半身を起こして、由加里さんの様子を窺いました。由加里さんは、美しい背中の曲線を見せながら、少し体を丸めた格好で、ぴくりともしませんでした。
　私は由加里さんの背中にぴったりと寄り添い、耳元で名前を呼び掛けました。彼女はすうすうと鼻で呼吸しながら、目を閉じていましたが、何度目かの呼び掛けに、ようやく半分顔をこちらに向け、流し目で私を見ました。そして、照れた笑顔を浮かべながら、「Ｈだよね」と言いました。「誰が？」ととぼけると、「お・ま・え」と言って、笑いながら、枕に顔を埋めました。
　私は彼女を枕から引き離して、顔中にキスをしました。そして抱き寄せるとディープ・キスをしました。由加里さんも腕を絡めて、応えてくれました。
　長いキスでした。互いに飽きる事なく、舌を絡ませ続けました。再び、自分のものが、熱くなるのを感じました。
　「由加里さん？」
　「ん？」
　彼女の手を取って、自分のものに触れさせました。由加里さんは、「ええ？」と言って、クスクス笑いました。その間もそっと握っていてくれました。
　「駄目？」
　「いいよ」
　私は大の字になりました。由加里さんが私の広げた足の間で正座をし、白い背中を丸めて私のものを優しく含んでくれました。
　由加里さんのフェラチオは最高でした。
　先端から裏筋にかけて、驚く程の速さで舌を震わせながら、何度も往復し、次に、ディープ・スロートをしてくれました。奥深く飲み込んでから、唇をすぼめて引き、先端を舌先でくすぐると、再び飲み込みます。それを飽きることなく続けてくれました。自分のものに、由加里さんの唾液が大量に流れるのを感じました。気持ちが良いのを通り越して、苦痛さえ感じました。
　髪を掻き揚げて、顔を見ました。由加里さんは真剣な表情をして、目を閉じ、頬を染め、軽く手を添えたまま、口一杯に私のものをほおばって首を振っていました。その姿と、何時もの由加里さんの笑顔とがオーバーラップし、これ以上はもはや限界だと思いました。
　「背中見せて」
　「はい」由加里さんは、うつ伏せになって体を伸ばしてくれました。
　彼女の白い背中をさすりながら、髪をかき揚げて、うなじを舐めました。由加里さんが、吐息を吐きながら、「素敵・・・」と呟きます。背骨に沿って、丁寧に舌を這わしていき、尾てい骨のくぼみを舌先でくすぐりました。由加里さんが腰をもぞもぞと動かしました。そして私は、憧れていた由加里さんのヒップを好きに出来る喜びを噛み締めながら、思う存分、撫で廻したり、舐め廻したり、掴んだり、時にはつねったりしました。お尻の割れ目を掻き分けて、後ろの蕾を指で軽く触れると、「だめよ」と由加里さんが甘い声を出して、ヒップを振りました。
　「お尻上げて」
　由加里さんが言われた通りに、膝を立ててヒップを上げてくれました。
　「もっと高く上げて。それに足も開いて」
　「・・・恥ずかしい」そう言いながらも、由加里さんは、懸命にその鮮やかに白いお尻を突き出してくれました。目の前に由加里さんの、一度目茶目茶にされた秘部と、蕾が剥き出しになりました。由加里さんの匂いがもわっと漂いました。私はたまらなくなり、両手で尻の割れ目を左右にぐっと割ると、由加里さんのヒップに顔を埋めて、必死にあそこを舐め廻しました。舐めれば舐める程、したたってくるのですが、構わず、大きな音を立てながら、クリトリスを中心に舐め上げました。由加里さんは、ヒップを私の顔に押し付ける様に腰をくねくねさせながら喘いでいましたが、やがて、「やめて！　やめて！　ああ、いい！」と言いながら、泣き出しました。
　我慢出来なくなった私は、由加里さんのヒップを鷲掴みにすると、後ろから犯しました。そして、由加里さんが首を振りながら激しく腰を振るのを見て征服感を味わいながら、再び、由加里さんを激しく責め立てたのです。

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