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妻を見せ合う男たち

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻を見せ合う男たち
投稿者: 佐藤綾乃 ◆5.8X0Y7fGA
直子

最初の頃は、主人の愛情いうものに、どないして応えたらええんやろと戸惑うてばっかりおりました。
「直子にはこんな格好が似合う」とゆうて、洋服やら靴やら鞄やら、みな主人の好みで揃えはるんです。旅行はもちろん、ちょっとした外出でも、すぐカメラを向けてきはる。
若い頃は夜の方もたいそう熱心なお人で、愛されてるんやなあと、毎日しみじみ思うておりました。

主人は私より十も年上で、仕事も忙しなって、だんだん偉うなっていかはりましたさかい、いつの頃からか若い頃みたいには参りませんけど、それでもよう可愛がってくれはります。

せやから私かて、知らん顔いうわけにはいきません。

昔は洋服の趣味がどうのいうてはったのが、そのうち下着やら、妙な衣装やら、気ぃ恥ずかしいものまで身につけるようになってしもて。

主人の勢いのない時には、こちらから尽くしてさしあげますし、ゴルフの商品でもろてきはった妙なおもちゃかて、「いやや」言わんと使うておりました。

カメラの趣味は相変わらずで、寝床で写真を撮ったり、夜更けに外へ連れ出されては、恥ずかしい姿を写されたり。

そないしますと、主人も元気になってきはるし、私も気ぃ恥ずかしいのが、なんや知らん、ええ香辛料みたいになって、夫婦仲よう暮らしておりました。

ほんまは、ああいう写真は二人だけの楽しみやと思うてたんです。

けど、どうも主人はそれだけでは足らんようになってきたみたいで、誰ぞに見せてる気配があるんです。

「そないな恥ずかしいこと、おやめになって。もう協力しまへんえ。」

そう申しましたら、

「なに、顔のわからんようにして、信用できる奴にちょっと見せただけや。安心し。」

「いったい誰に見せはったんですの。」

「部下の寺田君や。」

「あら、あのお人、このあいだ若いお嫁さんもろたばっかりやおへんか。」

「そうや。けどな、まだ結婚前から見せてた。」

「まあ……そんな前から。いやらしいお人やわ。」

主人は困ったように笑うて、

「許してくれ。直子が綺麗すぎるさかい、僕には辛抱できへんかったんや。」

「まあ、ようそないな口のうまいこと。」

そう言いながらも、悪い気はせえへんのです。

「それで、寺田さん、なんて言うてはったん。」

「気になるんか。」

「ちゃんと綺麗に撮れてるか、それだけです。」

「ほんまは、恥ずかしいのが少ぉし嬉しいんやろ。」

図星を突かれてしもて、私はなんにも言えんようになってしもたんです。

夫が寺田さんを家へ連れてくる言うた時は、そらもう、えろう驚きました。
どうお迎えしたらええのやら、落ち着きまへん。
主人は、
「写真だけで誰かわかるわけやない。」
そう軽う言うてはりましたけど、そないな問題やおへんのです。
いったい何しに来はるんやろ。
どんな顔して、私を見るんやろ。
そないなことばっかり気になってしもて。
寺田さんは私より若うて、痩せて、神経質そうなお人でした。
けど、お酒が回るにつれて、ぽつぽつよう喋らはる。
こんど貰わはったお嫁さんのことを、ほんま嬉しそうに話なさはるし、主人のことも、
「頼りがいのある上司です。」
いうて、なんべんも褒めてくれはる。
人のええお人やけど、頭の切れる感じもして、私はなんや気ぃが詰まるような心持ちになっておりました。
そのうち、寺田さんは私のことまで、
「奥さまは、ほんまお綺麗ですね。」
言うてくださって。
それから、ふと考えるような顔しはって、
「……口元に黒子、おありですね。」
そう言わはったんです。
私は胸がひやりとしてしもた。
寺田さんも、言うてしもてから気づかはったんやろ。
「あ……もしかして。」
その途端、お顔の色が変わってしもて。
さっきまで赤うなってた頬が、すっと冷めたみたいになって、困ったように黙り込んではりました。
主人も仰天した顔してしもて。
その顔がまた、
「写真の女はこの人です。」
そう白状してるみたいなもんやったんです。
私はもう、恥ずかしいやら、おかしいやら、情けないやら。
なんや身体の奥が、ぞわぞわして落ち着きまへんでした。
その晩は、それきりになりました。
けど後日、
「ぜひ家内を連れて、お詫びに伺わせてください。」
いう話になりまして。
私はまた、胸のあたりが妙に騒がしゅうなるのを感じておったんです。

寺田さんのお嫁はんは、佐登美さんいう可愛らしいお名前でした。
学校出はって、ほどのう寺田さんと一緒にならはったそうで。
若うて、張りがあって、見てるだけで眩しいようなお嬢さんでした。
近頃の娘さんやさかい、背もすらりと高うて、身体つきも丸う健康的で。
私は、
「ああ、私にもあないな頃があったんやなあ。」
いう気持ちで、つい見入ってしもたんです。
主人は案の定、カメラを持ち出してきまして。
皆で写真を撮るだけやのうて、いつものように私を舐めるみたいに撮り始めはる。
そのあと突然、
「奥さんも撮らせてもろてもええかな。」
そない言い出したんです。
私はどきっとしました。
寺田さんは、私のいやらしい写真を見てしもてるんです。
そないなお人の前で、
今度は奥さんが撮られる。
寺田さん、どないな気持ちになるんやろ。
そう思うておりましたら、
寺田さんが返事するより早う、
「撮っていただけますやろか。」
佐登美さんの方が、そう言わはったんです。
私は思わず、そのお顔を見てしもた。
恥ずかしそうにしてはる。
けど、それだけやない。
どこか胸を弾ませてるみたいにも見える。
主人は嬉しそうに、
「そら、ありがたい。」
言うて、すぐ撮影の支度を始めはりました。
「お化粧、少し直さはったらどない。」
そういうて、私は佐登美さんのお顔に粉をはたいて、口紅を引いてさしあげました。
主人の好きそうな、少し艶っぽい顔にしていきますと、
佐登美さん、自分の顔を鏡で見て、
「あら……。」
いうて、頬を赤うしてはる。
紅を差した以上に、顔全体が熱うなってるみたいでした。
「佐登美さん、脚長いさかい、ヒール履いたらもっと映えるなあ。」
主人がまた、妙なこと言い出して。
寺田さん夫婦も、断りきれへんかったんでしょう。
縁側の板の間で、高い靴履かされて、ぎこちのう立たされて。
けど、だんだん身体がほぐれてきたんか、佐登美さんも色んな格好するようになっていきはる。
その様子を見てるうちに、
私はなんや、胸の奥が熱うなってしもたんです。
男二人が書斎へ入ってしもてから、しばらく、私と佐登美さんだけが居間に残されました。

襖の向こうでは、ときおり笑い声が聞こえてきます。

主人の低い声と、寺田さんの少し高い声。

何を話してはるのか、聞こえそうで聞こえへん。

その曖昧さが、かえって気ぃになってしもて。

佐登美さんは、まだ高い靴を履いたまま、なんや落ち着かんように膝を揃えて座ってはりました。

「疲れましたやろ。」

そう言うて、私はその靴を脱がしてさしあげたんです。

細うて白い足首が、スカートの裾からすっと覗いて。

私はふと、自分でもようわからん気持ちで、その足を見つめてしもた。

「……こんなこと、初めてです。」

佐登美さんは、小さい声でそう言わはった。

「いややった?」

訊いてみますと、

「いややないんです。」

その答えが、なんや妙に熱うて。

私は思わず笑うてしもた。

「男の人いうのは、よう似たところがありますわ。」

「直子さんの旦那さまみたいなお人、初めて見ました。」

「私も最初は驚きましたえ。」

「でも……。」

佐登美さんは、そこで言葉を切ってしもた。

「でも?」

「綺麗にしてもろうて、見つめられてると……なんや、自分が別の人みたいで。」

そう言うた時の顔が、鏡の前に立ってた時と同じやったんです。

恥ずかしそうで。

けど、嬉しそうで。

私はその顔見てるうちに、胸の奥が、じわじわ痺れるみたいになってきた。

「あんまり、主人の言うことばっかり真に受けたらあきまへんえ。」

そう言いながらも、

ほんまは私自身が、もう随分深いところまで来てしもてるんやないか。

そんな気もしておりました。

「直子さんは……。」

「なんですの。」

「ほんまは、いややないんでしょう。」

私は返事できませんでした。

襖の向こうでは、また男たちが笑うてはる。

けど、その時の私には、もうそんな声、遠いところの出来事みたいにしか聞こえへんかったんです。

佐登美さんの頬には、まだ紅が残っておりました。

私はなんとはなしに、その髪を耳へかけてさしあげた。

指先が触れた途端、佐登美さんの肩が、ぴくりと震えました。

「あ、ごめんなさい。」

「……いえ。」

その「いえ」が、やけに優しゅう聞こえて。

私はなんや、してはいけへんことをしてるみたいな気持ちになってしもたんです。

佐登美

うちは兄弟の末っ子やったさかい、子どもの頃から、あんまり写真なんか撮ってもろた覚えがあらへんのです。

寺田さんは、よう「好きや」「可愛ええ」言うてくれはります。

せやけど、あないにじっと見つめられて、身体の隅々まで写されるみたいなことは初めてで、気ぃ恥ずかしい反面、胸の奥が弾むみたいな気持ちになってしもたんです。

あの日からしばらくして、寺田さんがカメラ買うて帰ってきはった時は、なんや胸がどきどきして。

「ああ、この人、ほんまにうちを見てくれてるんや。」

そう思うて、嬉しゅうなってしもた。

うちはその晩、自分から着物脱いでしもて。

寺田さんに写真撮ってもろて、そのまま抱かれて眠ったんです。

写真は、お世辞にも上手やなんて言えへんのですけど。

けど、どの写真にも、うちを好きやいう気持ちがそのまま映ってるみたいで。

「うち、こんな顔して笑うんや。」

「こんな身体してたんや。」

自分で見て、自分に驚いてしもた。

そのうち、寺田さんが直子さんの写真も見せてくれはって。

顔も隠さず裸になってはるもの。

いやらしい衣装着て、こっち見て笑うてはるもの。

夜の公園を、下着みたいな格好で歩いてはるもの。

うちは見てるだけで、身体が熱うなってしもた。

寺田さんが、うちにもあないなこと望んではるんかどうか、ほんまはようわかりません。

けど、

「この人の為になるんやったら。」

そう思うたら、やってみてもええ気になってしもたんです。

それに何より、直子さんが、えろう立派な女に見えはった。

恥ずかしいことしてはるはずやのに。

下品なはずやのに。

なんや艶っぽうて、堂々としてはって。

うちはそれが羨ましかった。

もちろん、気ぃ恥ずかしいんです。

せやけど、その恥ずかしさが、くすぐったいみたいに身体の中を這うて。

初めて寺田さんに抱かれた時みたいに、身体がぱあっと開いていくような気持ちになるんです。

直子さんに会いたい。

会うて、話してみたい。

同じもん見て、同じように胸騒ぎしてる人が、この世にもう一人おる。

そう思うだけで、妙な興奮が日に日に強うなっていきました。

悪う言えば、共犯者みたいなもんやったんやと思います。

直子さんから、

「二人で会いたい。」

そう言うてきはったんは、それからしばらくしてからでした。

うちは毎日、あの日のことばっかり思い出して悶々としておりましたさかい、

「やっとや。」

いうて、子どもみたいにはしゃぎたなるほど嬉しかったんです。

あれから寺田さんは、なんべんもうちにレンズ向けてきはりました。

着物の裾はだけさせたり。

妙な格好させたり。

半分くらいは、お芝居のつもりやったんです。

恥ずかしがる顔した方が、寺田さん喜びはるさかい。

けど、ほんまのこと言うたら。

劇場みたいな人の多い場所歩いても、

夜道を二人で歩いても、

あの日みたいな、酔うたような気持ちにはなれへんかった。

うちをざわざわさせてるんは、写真だけやない。

直子さんその人やったんです。

あの人も、うちみたいに、お芝居してはるんやろか。

それともほんまに、あないな艶っぽうて、いやらしい女になっていってはるんやろか。

そう考えると、

うちも、あないになってみたい。

そう思うてしまう。

それが恐ろしゅうて、嬉しゅうて。

気ぃついたら、

大好きやったはずの寺田さんより、

直子さんのこと考えてる時間の方が長うなってしもてたんです。

「やっと来てくれはった。」

直子さんは、そう言うて笑わはった。

「ええ、やっと。」

うちはそれだけ言うので精一杯でした。

「男の人ら、また妙なこと企んではるみたいやわ。」

「妙なこと?」

「うちにな、ほかの男と寝る心づもりしといてくれ、言わはるん。」

うちは息呑んでしもた。

「……それやったら、うちもです。」

「そらそうやろねえ。」

直子さんは、なんや困ったみたいに笑うてはる。

「寺田さんやったら、まだええのよ。せやけど、そのうち他の男まで連れて来られたら、ちょっとねえ。」

「それで……どうしはるおつもりですの。」

「言うことくらい、聞いたげてもええかな思うてる。」

そう言うてから、直子さん、うちの顔覗き込むみたいにして、

「せやから、佐登美さんの気持ち、聞いときたかったん。」

うちは思わず笑うてしもた。

「もっと別のご相談かと思うてました。」

「驚いた?」

「もう、今さら少々のことでは驚きません。」

「ほんま、困った話やわ。」

「まあ……旦那さまの為ですし。」

「それに。」

直子さん、少し声低うしはった。

「こっちも、満更やないものね。」

その言葉聞いた途端、うち、胸がいっぱいになってしもて。

気ぃついたら、

「うち、旦那より直子さんの方が好きやわ。」

そう言うてしもてたんです。

直子さん、目ぇ丸うしはった。

「まあ、何言うてはるの。」

「……ごめんなさい。つい、本音出てしもた。」

うちは俯いてしもた。

「うち、直子さんみたいになりたいんです。」

「いややわ。」

直子さんは笑うてはったけど、その声は優しかった。

「そない言うてもろたら、嬉しゅうなる。」

「ほんまです。」

「せやけどね、女同士で好き好き言うてるだけでは、済まへんのよ。」

「わかってます。」

うちは小そう笑うた。

「身も心も、いうことやろ。」

夜具へ入ってしもてから身体寄せ合うてるだけで、相手の熱や匂いが伝わってきて、なんや胸の奥がじんわりしてくるんです。

直子さんの髪には、ほのかに白粉の匂いが残っておりました。

うちはそれが妙に好きで、肩口へ顔寄せては、子どもみたいに笑うてしもた。

「いややわ、くすぐったい。」

直子さんはそう言いながらも、逃げはりません。

指先が触れるたんびに、

「あ……。」

とか、

「そないなとこ、触ったらあきまへん。」

とか、小さい声漏らさはる。

その声聞いてるだけで、うちは身体の奥が熱うなっていく。

お互い、相手の身体を眺めては、

「綺麗やね。」

「佐登美さんの方が若うて張りがあるわ。」

そないなこと言い合うて。

まるで鏡見てるみたいに、触れたところから、自分まで変わっていくような気ぃがしたんです。

時間なんか、とうにわからんようになっておりました。

笑うたり、

黙り込んだり、

急に恥ずかしなって夜具かぶったり。

そないなこと繰り返してるうちに、うちら、もうすっかり二人だけの世界へ入り込んでしもてた。

女同士いうのは不思議なもんで、

黙って抱き合うてるだけでは済まへんのです。

「そこ、どないしたらそない綺麗になるの。」

とか、

「うち、そんな顔してた?」

とか、

触れながら、見つめながら、ようけ喋ってしまう。

欲張りなんやと思います。

嬉しいことも、恥ずかしいことも、みんな分け合うて、もっと深うなりたなる。

しばらくしてから、直子さんがぽつり言わはった。

「男の人ら、これからどないするつもりやろね。」

うちは思わず笑うてしもた。

「もともと妙なこと言い出したん、あちらやおへんか。」

「せやねえ。」

直子さん、肩震わせて笑うてはる。

「少しくらい、付き合うたげてもええかもしれへん。」

「きっと喜びはりますやろね。」

「せやけど。」

直子さんは、急に静かな声にならはった。

「これからも、うちらが続いていく為には、必要なんかもしれへんわ。」

その言葉聞いて、うちは胸がちくりとした。

男の人らの望みを叶えることが。

うちら二人で居続ける為の条件みたいに聞こえたんです。

「……我慢しましょか。」

そう言うたら、直子さん、ふふっと笑わはった。

「あんまり無理しすぎんようにせなあかんよ。」

その声が、妙に優しゅうて。

うちはまた、直子さんの肩へ顔埋めてしもたんです。


有馬温泉

直子と佐登美は温泉へ。
男二人だけでビールを飲んでる。
女は長湯で男は烏の行水。
二人は昔みたいに妻の写真見せ合う。

でももう反応が違う。

妻たちは今、

「見られる側」

ではなく、

自分の意思で、
自分たちの世界を持ってる。

写真の中の目線も、
男を見てない。

主人がぽつりと、

「……なんや、置いてかれてしもたな。」

と言う。

寺田が笑う。

「部長が始めたんでしょう。」

主人も笑う。

「ほんまやなあ。」
 
2026/05/13 18:40:31(yTt/4itP)
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