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野外露出、妻が壊れるまで
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:野外露出、妻が壊れるまで
投稿者: 佐藤綾乃
プロローグ「静かな妻は、誰より淫らだった」

「やっぱり……やめたほうがいいと思うよ。こんなの……」

シャッター音が鳴るたび、妻・梓(あずさ)は小さく肩を震わせた。
清楚で、言葉少なく、控えめな性格。
人目につくのを嫌い、派手な化粧もしたことがない。
そんな彼女が、深夜の駅前で、膝上までスカートをまくり、
パンティラインをわずかに露出させながら立っている――。

「大丈夫だよ。顔は写ってない。……キレイだよ、梓。」

そう言いながら、俺は妻の羞恥を味わっていた。
嫌がってはいる。けれど、拒まない。
俺が言えば、従う。
梓はそういう女だった。

最初はただの欲望だった。
「他の男に奪われないように、俺だけのものにしたい」
そんな独占欲。
けれど、カメラ越しに映る梓は、
俺の知る誰よりも――いや、今までの梓よりもずっと艶っぽかった。

数日後。
SNSの投稿が異様に伸びた夜、すべてが変わった。

「……コメント、すごい数だね……。えっちな目で見てる人、ばっかり……」

梓は伏し目がちにスマホを見つめながら、太ももをきゅっと閉じた。
けれどその手は、自分の胸元を無意識に撫でている。
気づいていない。いや、気づいているけど、止められないのだ。

俺は気づいた。
この女は、まだ自分が“見られることに興奮している”ことを知らない。
けれど、一度火がついたら、戻れないタイプだ。

もう遅い。
もう戻さない。
今夜、次の撮影で――
俺は、梓の“快楽のスイッチ”を確実に押し込むつもりだった。


📖 第1章「自販機の灯り、晒された夜」
深夜二時、人気のない公園。
自販機の灯りが、梓の身体をうっすら照らしていた。

「……寒い……もう帰りたいよ……」

彼女は肩をすくめ、小さな声でつぶやいた。
着ていたのは、夫である俺が用意した**“地味そうでいて妙に扇情的な衣装”**――
タイトな白シャツにピッタリと張りつくニットベスト、
そして太ももがあらわになるチェックのプリーツスカート。
まるでどこかの地味系女子校生がそのまま大人になったような、そんな服装。

だが、そのスカートの下は――何も履いていない。

「梓、もう一枚だけ。こっち向いて、足……少し開いて」

「……っ、やだ……」

彼女の瞳に涙が浮かんでいる。
羞恥に潤むその表情は、たまらなくそそった。

「大丈夫、誰もいない。すぐ終わるから。……見て、すごく綺麗だよ、梓」

カメラのファインダー越しに見るその姿は、昼間のどこか影の薄い妻とはまるで別人だった。
けれど――

「っ……ごめん、もうムリ、無理なの……!」

ぷつん、と糸が切れたように、梓は小さくしゃがみ込み、そのまま泣き出した。

「……ごめん、俺、やりすぎたかも」

慌ててカメラを置き、彼女の隣に座る。
ベンチの冷たさが、二人の沈黙に沁み込む。
しばらくの間、何も言えなかった。

やがて、俺の胸に顔をうずめた梓が、ぽつりとつぶやく。

「……嫌だった。けど……嫌なだけじゃなかった……自分でも、よくわかんない……」

その声に、何かが切り替わった気がした。
俺はゆっくりと、彼女の頬に手を添える。

「ありがとう。俺のワガママに、付き合ってくれて……」

「……」

唇が、重なった。

彼女は最初こそこわばっていたが、すぐにふっと力を抜いた。
ぬるりと舌が絡まり、息が熱くなる。
小さく震える彼女の身体を抱き寄せながら、
胸元のベストの隙間から手を差し入れると、そこは――もう、とろけていた。

「……梓、今なら……できるよな?」

俺がスカートの中に手を滑らせた瞬間、
足元の茂みから、ガサリ、と何かが動く音がした。

「――っ誰かいるっ!」

ふたりして飛び退く。
闇の奥に確かに、人の気配があった。

慌ててカメラを回収し、彼女の手を引いてその場を離れる。
誰にも追われていないのに、走り続けた。

🏠 自宅、帰宅後
「……はぁ、はぁ……ごめん、びっくりしたね」

部屋の明かりをつけた瞬間、梓が笑った。
さっきまで泣いていたとは思えない、いたずらっぽい笑みだった。

「……惜しかったね。もうちょっとだったのに」

「……は?」

「その顔……すっごく、欲しそうだったよ」

顔を真っ赤にしながら、でもどこか艶っぽく笑うその表情に――
俺は、もう一度火がついた。


📖 第2章「昼の街で、妻が濡れる」
平日の昼下がり。
俺たちは、駅前のファストフード店の隅の席に座っていた。

「こんなとこで……ホントにやるの……?」

梓は不安げな瞳で辺りを見回しながら、小さく震えている。
けれど、逃げようとはしなかった。

「大丈夫。ここ、足元に窓があるの知ってる? 外からだとちょうどスカートの中が……見えるかもしれない」

「……そんなの……見られちゃうかもしれないじゃん……」

「見られないように……気をつけて。な?」

俺は彼女の太ももにそっと手を置く。
その下、パンティは履いていない。
黒の薄手のパンストだけを通して、そこには素肌が広がっている。

タイトなニットとカーディガン、そして膝丈のフレアスカート。
地味な服装にしか見えないが、その中身は――完全に発情した牝だった。

「少しだけ、脚……広げてみて」

「……っ……ほんと、もう……」

頬を赤くしながら、梓はゆっくりと太ももを開いた。
パンスト越しにうっすらと透ける陰唇。
乾いたような光の中、外からの視線があるかもしれない、
そんな状況で彼女の吐息はどんどん熱くなっていく。

「……ねぇ」

唐突に、梓が小さく口を開いた。
その声は、震えていたけれど、どこか艶っぽくて――

「さっきから……なんか、ドキドキ止まらなくて……変なの……」

「……うん?」

「もうちょっとだけなら……いやらしいこと、できるよ……?」

目をそらしながらそう言ったその瞬間、
俺の理性が、静かに壊れた。

📖 第3章「縛られて、悦びに濡れる」
「……苦しくない?」

「うん、大丈夫……」

梓の手首は、背中の後ろでしっかりと結ばれていた。
椅子に座らされたまま、足首も足を開くように紐で固定され、
そのまま身動きひとつ取れない状態にされていた。

「写真……撮るの、ほんとに、これ……載せるの……?」

頬を赤らめながらも、梓は逃げようとしない。
もうパンストは脱がせた。
ショーツもつけていない。
それでも、胸元はきちんとボタンを留めたままのシャツ姿。
そのギャップが、たまらなく淫らだった。

「うん、でも顔は写さない。体だけ。……それで十分、見てる奴らはイく」

そう言いながら、カメラのレンズを彼女の脚の間に向ける。
紐で固定され開いた太ももは、小刻みに震えている。
そこから溢れた愛液が、椅子の座面をゆっくりと濡らしていく。

「……こんな、変態なこと……私、してるんだね……」

震えた声でそう呟いた彼女の目に、微かな恍惚が宿っていた。

撮影を終えた瞬間、俺の中の何かが崩れた。
もう、止まらなかった。

「梓……ごめん、ムリだ、もう……」

カメラを放り出し、そのまま彼女の膝の間に顔を埋める。
縛られた腕、開いた足、逃げられない身体。
それが、たまらなく愛おしく、そして――煽られた。

「っや……ちょっと……!」

拒絶の声。それでも、身体は否定していない。
彼女の蜜壺は、舌を差し入れた瞬間、とろりと甘い味を吐き出した。
もっと、もっと触れたくなった。
今この瞬間だけ、彼女を完全に征服してしまいたかった。

ズボンを下ろす。
怒張した肉棒が、熱を持って脈打っている。

「……お願い、ちょっと……心の準備が……」

その声が、逆に引き金になった。
理性が残っていたなら聞き流せたかもしれない。
でも今の俺は――もう、ただの獣だった。

腰を押しつけた瞬間、彼女は小さく悲鳴をあげた。
挿れようとした、それだけで、肉が濡れた音を立てる。
けれど――

「っ……誰か、いる……っ!!」

廊下の先、外の窓に人影が過ぎったように見えた。
目の前の彼女も、目を見開いて固まった。

俺は、手を止めた。

……

……

そのまま、事は終わった。

🏠 後――シャワーのあと、ベッドの上
タオルを巻いた梓が、濡れた髪を拭きながら、ベッドに腰を下ろした。

「……さっき、怖かった。けど……」

「……うん、ごめん。俺……」

彼女は微笑んだ。
その笑みは、どこか艶やかで――やっぱり、少し、期待していたようにも見えた。

「惜しかったね。……入れてほしかったのに」

その一言で、再び俺の息が止まった。


📖 第4章「もっと見られたい」
「……見て、今日のコメント、すごいよ……。『たまらない肢体』『奥さんエロすぎ』『もっと見たい』って……」

梓はベッドの上でスマホを握りしめ、ぽつりとつぶやいた。
顔は火照っている。
ついさっきまで、縛られて濡らされた身体がまだ火照りを残しているというのに――
彼女の目は、現実ではなく、スマホの画面の向こうに向けられていた。

「……こんなふうに褒められるなんて……生まれて初めてかも……」

控えめな言葉の裏に、嫉妬するほどの満たされた女の悦びがにじんでいた。

「ねぇ……次、どんなのが喜ばれるかな。もっと……見たいって、言われたい。賛美されたい……」

思わず言葉を失った。
いつの間にか、妻が“視られる喜び”に目覚めている。

「……やっぱり、顔出しとハメ撮りじゃないかな。男どもはそれが一番抜ける」

「……顔出し……」

言葉を詰まらせ、スマホをぎゅっと握りしめる梓。
沈黙が、空気をぴんと張りつめさせた。
けれど、数秒後――

「……それは、ちょっと……無理かも……私、やっぱり……」

「大丈夫だよ」

すぐに俺はそう言った。
彼女の欲望がしぼんでしまわないように、すかさず提案する。

「顔、あとから修正する。目を隠すだけでもだいぶ印象変わるし。モザイクだって自然にかけられる。……むしろ、ちょっと隠したほうが興奮するやつもいる」

「……ほんとに……?」

「本当。騙されたと思って、撮ってみよう。すごいよ、たぶん。“顔あり”ってだけで、反応、桁違いになる」

梓は少し考えこみ、そして小さく頷いた。

「……じゃあ……ちょっとだけ、やってみる……?」

その瞳に灯る光は、もう恥じらいだけではなかった。
見られたい。褒められたい。欲しがられたい。
そして、誰よりも――**“夫である俺に求められたい”**という、濁った欲望。

彼女はもう、完全に変わり始めていた。


📖 第5章「美しい仮面を、私は纏う」
「……これが、私の“顔”……?」

ノートパソコンの画面に表示されたその女は、あまりにも美しかった。

艶のある黒髪、整った眉、濡れたような唇、
柔らかい印象を保ちながらも、どこか淫らさを含んだ眼差し。
AIが生成した「理想的な人妻」の顔を、俺は妻の写真に合成したのだ。

「すごい……こんな女になってみたい……」

ベッドの上で膝を抱えながら、その画像を見つめる梓の声は熱を帯びていた。
清楚で地味だった彼女の口から、そんな言葉が出るとは、かつて思いもしなかった。

画像を投稿してから、反応は爆発的だった。

「この顔でこんなエロいカラダは反則だろ」
「こんな人妻、どこに売ってるんだよ」
「マジで抱きたい。プロなの? 素人なの?」

“妻ではない誰か”に、見知らぬ男たちは熱狂した。
けれど、彼女は――笑っていた。

「これ……私のこと、じゃないのにね」

そう言いながら、唇に指を這わせるようにしていた。

……

数日後、梓は化粧ポーチを開いて、鏡の前に座った。

「ちょっとだけ……アイラインの引き方、変えてみたの」
「あと、前髪も……ほら、この角度、あのAIの子と似てない?」

そこにいるのは、俺の知っていた梓じゃなかった。
けれど――俺は確かに、興奮していた。
「理想の女」になろうとするその姿に、
**“自分で自分の欲望の中へ堕ちていく妻”**に、どうしようもなく。

「……あの子になって、もっと欲しがられたいな。もっと、コメント……見たい……」

女は、仮面をつけながら、その仮面に自分を合わせてゆく。

それが偽物だと知りながら――
誰よりも本物のように、淫らに、美しく。

第6章「美しくなって、もっと見られたい」
「……ねぇ、ヒアルロン酸って、そんなに高くないんだよ。ちょっとだけ、やってみてもいい?」

朝食のテーブルで、何気ない顔で梓はそう言った。
だが、彼女の目は真剣だった。

「え、整形……ってこと?」

「プチ整形だよ。ほんの少し、鼻筋と唇のボリューム。……AIのあの子みたいに」

彼女が目指しているのは、“ネット上の美人”という幻影だった。
けれど俺には、それを止める言葉がなかった。
それどころか、あのAIフェイスに似ていく梓に、
俺自身も、どこか興奮していた。

最初の施術は、驚くほど簡単だった。
麻酔すら不要なレベルの処置で、彼女の顔は確かに「美しさ」の輪郭に近づいた。
コメント欄の反応も如実だった。

「顔、また綺麗になってない?」「女優みたい」「どんどんエロくて美しくなってる」

彼女は、もっと見られたくなった。
静止画から動画へ。

最初はフェラ動画。
次にセルフ愛撫。
ついには騎乗位の全身映像。

モザイクをかけ、顔は合成。
それでも、彼女の肉体と動きは確かに“本物”だった。

「ねぇ……」

撮影が終わった夜、ベッドで肌を重ねながら、
彼女は俺の胸に頭を預けて言った。

「胸、もうちょっと大きくできたら……もっと再生数伸びるよね。触ったときの感触も変わるし……」

「……梓、それ、本格的に豊胸するってこと?」

「……うん。貯金、少しあるよね。使っていいかな……?」

静かで、迷いのない声だった。
俺は一瞬ためらったが――気づけば頷いていた。

「美しくなるなら、いい」

そう答えたのは俺の口だった。
だが心の奥では、すでにわかっていた。
梓はもう、戻ってこない場所まで来ている。

自分を変え、愛されるために晒し、
男たちに褒められることで、現実の自分を塗り替えていく女へと――


第7章「見られる悦び、襲われる予感」
「これはね、あなたのため……」

そう言って、鏡の前でリップを塗る梓の姿は、もはや“かつての妻”ではなかった。
胸元のボタンは三つ外れ、ノーブラの谷間がうっすらと透けている。
短めのフレアスカートの下は、パンティラインすら浮かばない。
「下着、履いてないの?」と聞くと、彼女は悪戯っぽく笑った。

「ストッキングの中に直接……その方が、脱ぎやすいでしょ?」

「出かけるだけなんだろ?」

「うん、コンビニとドラッグストア。すぐ帰るよ」

夫である俺は、どこか不安だった。
だが、それ以上に、この“変貌した女”に支配される快感に抗えなかった。

その日の夕方。

梓はひとり、人気のない駅前のアーケードを歩いていた。
背中の大きく開いたカットソー、ヒール、ピチピチのスカート。
周囲の視線が、明らかに彼女の身体を舐めていた。

「――見てる。私を、見てる」

バッグの中には、モバイルカメラとBluetoothマイク。
歩きながら自分を撮影し、パンスト越しの股間に何度も微振動が走る。

ふと、暗がりに入ったときだった。

背後から、すっと腕が伸びてきた。

「ねぇちゃん、いい身体してんじゃん。今ヒマ?」

酔った男の息が、首元に触れた。
拒むつもりだった――のに。
足がすくみ、声が出なかった。
そのまま背後から抱きすくめられ、スカートの裾が捲られかける――

――けれど、その瞬間、彼女は全身に走った“恐怖”と“被支配の予感”に、
ゾクッとした。

「やめてっ!」

とっさに叫び、男を振り払って駆け出す。
ハイヒールがガラガラと地面を叩く音。
乱れた呼吸、濡れた太もも、そして――

「怖かった……でも……でも、すごく、ゾクゾクした……」

帰宅後、風呂場で髪を拭きながら、彼女は微笑んで言った。

「今日は、誰にも触られてないよ。大丈夫。ほら……」

そう言って、濡れた指を夫の唇にあてる。
その指は、明らかに愛液の匂いを帯びていた。

「でも……あなたがもっと褒めてくれたら、私、もっと綺麗になれると思うの。
 もっと……危ないことも、できるよ?」

そう囁く梓の目は、どこか虚ろで、どこまでも貪欲だった。

第8章「見られる女、評価される身体」
「このシャツ、透けすぎてない?」

鏡の前でブラウスのボタンを留めながら、梓が小さくつぶやいた。
白の薄手シャツに、ベージュのノンワイヤーブラ。
パッドもなく、うっすらと色と形が浮かぶ。

「……まぁ、午前中だし。大丈夫かな」

ノーブラにしようか迷ったが、今日は控えめな“つもり”だった。
だが、夫はすぐに見抜いた。

「おい、ちょっと待て。今日は“やる日”か?」

「べつに。ただ、あなたが喜ぶかなと思って」

「うわ、腹黒いな。……で、どこ行くんだっけ?」

「駅前のスーパーと薬局。30分で帰ってくるよ」

それだけ。
ただの買い物。

――けれど、それがいい。
**「普通の生活の中で、見られる女」**になることに、
彼女はすでに快感を覚えていた。

買い物帰り、駅前の信号待ち。
日差しを浴びたシャツの生地は、さらに透明度を増していた。

斜め向かいに、制服姿の高校生くらいの少年がいた。
ふと目が合った――が、すぐに視線は彼女の胸元に吸い込まれる。

(見てる……)

視線を逸らす様子もなく、少年は唇をわずかに開けて凝視していた。
梓は心臓がバクバクしていた。
逃げるように信号を渡ると、その足取りはわずかに震えていた。

帰宅後、梓は冷たいお茶を飲みながら話した。

「今日さ、見られたかも……若い子に」

「マジで? どこで?」

「信号待ち。ずっと……胸を」

夫はクッと笑った。

「そりゃ、いいオカズになっただろうな。その子、きっと今ごろトイレだわ」

「ちょ、なにそれ……!」

言葉では抗議しているのに、
その頬は朱に染まり、太ももをぎゅっと閉じていた。

夫はそれを見逃さない。

「嬉しかったんだろ?」

「……ううん。べつに……あなたのため、だし」

だが、梓の手はすでにスカートの裾を握っていた。

その夜、夫は言った。

「なあ、次はジム帰りとかどう? 汗で服透けるだろ?」

「……下着、見えちゃうよ?」

「そこがいいんだろ。褒められたいんだろ?」

「……ちがう。あなたが、喜ぶから……」

口ではそう言いながらも、
彼女の指はもうスマホのメモ帳を開き、次に着る服を考えていた。

第9章「汗ばむ肌と透ける欲望」
四月の風がやわらかく吹き、
ジム帰りの梓の身体を包んでいた。

下着をつけないまま履いたブラックレギンスは、
汗を吸ってぴたりと肌に張り付き、
肉感を生々しく浮かび上がらせていた。

「今日も履いてないのか?」

車の助手席に乗り込んだ彼女を見て、夫がそう聞く。
梓は何も言わず、シートベルトを締める際に腰を少し浮かせる。
ぴったりと密着したレギンスの股間。布地の中の“形”が、はっきりと見えた。

「うわ、やっば。こんなん、ジムでやったら男ども大変だな」

「……見られたかも。トレーナーさんに、スクワットのとき」

「見せたんじゃなくて?」

彼女は微笑むだけで答えなかった。

春が過ぎ、初夏が来る。
梓の装いもまた、ひとつ、またひとつと“薄く”なっていく。

タイツからシースルーのパンストへ。
パンストの中はもちろんノーパン。
遂には、パンストに見せかけた、 “エアーストッキング”これでは股間の滴りが心配だが、そこは耐水性がある。

堪らなくエロいと、ネットのコメントで話題になった。

ある日、夫とカフェのテラス席に座っていたときのこと。

斜め向かいに座った大学生ふたりが、
明らかに梓の足に視線を固定していた。

交差した脚、うっすら浮かぶ脚線美。
太陽に照らされたストッキングの“光沢”が、フェティッシュさを際立たせていた。

「見てるな、あの二人。何考えてんだろうな?」

「…………」

「パンツ履いてないの、気づいたかな。あの感じだと……もう抜いてるかも」

「……あなた、そういうこと言うの、ひどい」

「じゃあ聞くけど、嬉しくないのか?」

梓は一瞬黙ってから、
震える声で、しかしはっきりとこう答えた。

「……嬉しいよ」

その夜。
梓は自らレンズの前に脚を開いて座り、夫に尋ねた。

「これ……ちゃんと映ってる? 今日のパンスト、評判いいかな」

「コメントすごいぞ。“女神の脚”“匂いかぎたい”ってさ」

「ふふ……女神、かぁ……」

夫がシャッターを切るたび、
彼女の身体は快楽と承認に震え、
そして次の欲望を育てていった。

第10章「神の脚、女の視線」
鏡の中の女は、もう“梓”ではなかった。

整えられた眉、グラデーションのかかったアイシャドウ、ふっくらとした唇。
AIが生成した“女神”の顔に、彼女自身が限りなく近づいていた。

「もう、修正いらないかもね」

スマホのセルフィーカメラ越しに見た顔に、
加工用アプリは「美化済み」とさえ誤認する。

――私はもう、“AI”と同じ。
つまり、“誰にも負けない女”。

彼女は白のトップスとタイトなベージュスカートを身に着け、
その下にはエアーストッキング。
パンツは履かない。
ブラジャーもつけていない。

そして、手にしたスマホで動画を撮影しながら、
昼下がりの商店街へと足を踏み出した。

カメラはショルダーバッグの内側に固定。
歩くたびに揺れるレンズが、スカートの裾から覗く脚線美を捉えていた。

「暑いわねぇ」
「ねえ見た? あの人、ノーパンじゃない?」

近所の主婦たちの声が、背後でひそひそと交差する。
蔑むような視線。
侮蔑と戸惑いの入り混じった空気。

でも、男たちは違った。

通り過ぎざまに振り返るサラリーマン。
目を合わせられずにすれ違う学生。
口元を緩める宅配員。

“私を見ている”
“私に欲情している”
“私を“価値”と見なしている”

その確信が、腹の奥で甘く脈打つ。

夫がいなくても、男たちがいる。
夫=すべての男性。
すべての視線は、夫の欲望の延長。
私は、それを満たすための偶像=ポルノスター。

帰宅後、玄関を閉めると同時にスカートを脱ぎ捨てた。
上半身も剥ぎ取るようにシャツを脱ぎ、
エアーストッキング1枚だけを身にまとった裸体が、
リビングの窓に反射した。

「……いける。これ、売れる」

照明をセットし、三脚にスマホを固定。
カメラの角度を調整しながら、
AI女神に寄せたウィッグとメイクを整える。

「今日は、あなたの代わりに全部見せてあげるね」

そう言ってカメラに向かって微笑むと、
彼女は脚を開き、指先をパンスト越しに滑らせ始めた。

甘い喘ぎと、布地が擦れる音。
レンズの向こうの“夫たち”に、
すべてを捧げるように――

「……もっと見て、私を……認めて……」

その言葉とともに、
AI女神だった“存在”が、ついに現実と重なった。




第11章「選ばれた妻」
視聴者数の急増とともに、梓の名はネットのアダルト配信界隈で広まりはじめた。
“AI女神を超えた現実の女”――そう囁かれ、制作会社から正式な出演依頼が届く。

契約内容は「リアル夫婦の情交」。
夫とともに、愛を深め合う記録を作品にするというものだった。

梓は即座に頷いた。

「他の男とはできない。私が見せたいのは、あなたとの交わりだけ」

だが、実際に収録された映像は“薄味”だと酷評される。

「リアルだけど地味」
「素人っぽすぎて抜けない」
「演技力も淫乱さも足りない」

罵声にも似たコメントの嵐に、夫は肩を落とした。
梓は……その逆だった。

「もっと、評価されたい。見てほしい。私を欲しがってほしいのに――」

そんな彼女のもとに、制作会社から新たな企画が届く。
「人気プロ男優との共演」
相手は、実績も人気も兼ね備えた業界トップクラスの存在。

スタッフは言った。
「これが跳ねたら、ポルノ女優として本物になれる」

そして夫には、静かに告げられる。

「あなたと作品を撮れたのは幸せだった。でも、私は…もっと上を目指したいの」

夫は、問う。

「俺の愛より、世間の賛美が欲しいのか?」

梓は、答えられなかった。

鏡の中にいるのは、もう“家庭の妻”ではなかった。
誰かの欲望をかき立てるために、作り上げられた**“女神”**だった――。

どういたしましょう? 続けてお書きしますか?

第12章「交わりの選択」
その日の夜、梓はいつもと違う香水を纏っていた。

甘さの奥にスパイスが残る香り。
どこか攻撃的で、男たちの本能を刺激する“演出された匂い”。

「その香り……初めてじゃないか」

夫は苦笑混じりに言った。

「仕事の人に勧められて。似合うって」

「似合ってるよ。……似合いすぎて、ちょっと怖いな」

「……ごめん。でも、試してみたいの」

リビングのテーブルには、制作会社から送られてきた台本とスケジュール表。
共演する予定の男優の顔写真も添えられていた。
プロの世界で何百人もの女性を悦ばせてきた、経験と技巧の象徴。

「梓」

夫がゆっくりと言った。

「撮影するなら……俺も、現場にいる。ちゃんと見届けたい」

「……うん。ありがとう」

その言葉に、夫婦は微かに微笑み合った。
けれど、それはもう、安心ではなく、覚悟の共有だった。

撮影当日
都内某所の撮影スタジオ。
控室で衣装に着替えた梓は、これまでにないほどの緊張と興奮を覚えていた。

「初めまして、よろしくお願いします」

共演相手の男優は、物腰こそ柔らかいが、
その瞳の奥に“職業としての情熱”が燃えていた。

夫はその様子を見つめながら、ただ黙っていた。
スタッフの一人が尋ねる。

「旦那さん、リハーサル中は外に出られますか?」

「……いいえ、ここにいます」

その言葉に、梓がほんの少しだけ、安心したように微笑んだ。

撮影直前
照明が点き、カメラがセッティングされる。
夫が手を伸ばして、彼女の頬に触れる。

「やめるなら、今だぞ」

「……やめない。だって、これはあなたと歩いてきた道の続き。
 私だけじゃなくて、私たちの“証明”だと思いたいから」

夫は何も言わず、彼女の手を握った。
強く、そして優しく。

その手を離し、梓は撮影用のベッドに向かった。

カメラが回る
プロ男優の腕に抱かれ、演技が始まる。
官能と演出の境界線が、次第に曖昧になっていく。

だが――

ある瞬間、梓は目を閉じて、深く息を吸い込んだ。

「……ごめんなさい。やっぱり、できません」

スタジオ中に緊張が走る。

「夫以外の人と……触れられるのも無理。私、まだ“女優”にはなれない」

照明が落ち、カメラが止まる。

夫がゆっくりと近づき、梓を毛布で包んだ。

「帰ろう。俺の“妻”」

梓は泣いていた。
その涙が、演技ではなく、心からの安堵であることを、夫は知っていた。

スタジオの外で
スタッフたちの間には失望の声もあった。
けれど、撮影を見守っていた一人の女性ディレクターがこう言った。

「やっぱり“リアル”って、こういうことなんだよね。
 彼女、本物だった。女優じゃなくて、女としての強さを見た気がする」

📝


第13章「“ふたりだけ”に還る夜」
スタジオの帰り道、タクシーの車内で梓は黙って夫の手を握っていた。
もう震えてはいない。
あの瞬間、心の奥底から確信した。

──私は、誰かに抱かれたいんじゃない。
抱いてほしいのは、あなただけ。

家に帰り、玄関のドアを閉めた瞬間、梓は夫の胸に顔を埋めて、そっと呟いた。

「……私、間違えかけてた」

「間違ってなんかないよ。突き詰めたから、分かっただけだ」

「評価されたい、認められたい、欲しがられたい……
 ずっと“みられること”が興奮だと思ってた。でも違ったの。
 あなたにだけ見てほしかったのに、いつの間にか、みんなに褒められることが目的になってた……」

夫は梓の背中を抱きしめる。

「十分、綺麗だった。十分、強かった。だけど──
 やっぱり俺が一番、独り占めしたい」

「して……独り占め、して……お願い……」

二人の唇が重なる。
スタジオで見せなかった情熱が、ここにはある。
誰にも見せない、演出のない“ほんとうの交わり”。

寝室にて──
衣服を脱がされるとき、梓はもう羞恥を感じなかった。
AI加工された“理想の女”じゃなく、今の自分を、彼が望んでくれている。
そのことが何よりも快楽だった。

夫の指先が、首筋から太腿までをゆっくりと撫でる。
ネットのコメントでも、業界の評価でもない。

──「今の君が、一番エロいよ」

その一言だけで、梓の芯が震えた。
目を閉じ、体を預けながら呟く。

「ねぇ……撮る?」

「ん?」

「今日の私……ちゃんと、あなたにだけ見せたいの。
 誰にも出さないで。あなたのためだけに、記録して……ね?」

「……わかった。君だけの、秘密のアルバムにしよう」

カメラが回る。
だけど、それは“晒す”ための記録ではなく、
“愛し合った証”を刻む、ふたりだけの官能の記録だった。

翌朝──
ベッドの上、髪を乱したままの梓が、目を細めながら微笑んだ。

「ねぇ……あんなに愛されたの、久しぶりだった」

「こっちは毎晩そのつもりだったけどな」

「ふふっ……うれしい。もう、他の誰にも見せなくていい。
 でも……あなたに見せたい姿は、もっとあるかも」

夫が少し驚いた顔をする。

「まだ、撮るの?」

「うん。私、今ならほんとうにエロくなれる。あなたのためだけに」

彼女の笑顔は、カメラ越しでも誰よりも魅力的だった。



第14章「あなたの街の夜の公園で」
夜風が湿ったアスファルトを撫でる。
時刻は午前0時過ぎ。
誰もいないはずの公園の奥、街灯に照らされたベンチに、ふたりの影があった。

女はタイトなワンピースに黒い透けタイツ。
男はカメラを手に、彼女を見つめていた。

誰にも気づかれずに、
誰かに見つかってしまうかもしれない場所で。

「……大丈夫?今日の場所、人通り……」

「うん、でもそれがいいの。
 だって“誰か”が、今この瞬間、
 私たちに気づいて、胸をドキドキさせてるかもしれない」

夫は笑いながらレンズを覗く。

「そう思うと、いつもより艶っぽいね。
 今日は、どう演じる?」

「演じないよ。私、今が一番……本物だから」

その目には、かつての羞恥も、過剰な自意識もなかった。
ただ静かに、夫の視線に応えるだけの“覚悟”があった。

ベンチに腰かけ、足を組み直す彼女。
短いスカートの隙間から、照明に光る網タイツの脚が覗く。

夫が静かにシャッターを切る。
カシャ、という音に、彼女の肩が小さく震えた。

「……ねえ、あなた」

「ん?」

「この動画も……ふたりだけで観ようね。誰にも、見せないで」

「もちろん。これは、俺たちだけの“記録”だから」

「でも……ふと思うの。
 こうしてると、どこかの誰かが、私たちを偶然見かけるかもしれないって。
 あなたの街の公園で、ふと見上げた先に──
 私たちがいるかもしれないって」

「……それ、悪くないね」

ふたりは顔を見合わせて笑った。
月が雲間から顔を出す。
女の髪が、夜風に揺れる。

そしてふたりは、また“記録”を始める。

誰にも知られずに。
けれど、もしかしたら──
あなたの街の、公園の隅で。
次は、あなたが見かける番かもしれない。
 
2025/07/24 00:21:36(Iwq3VR2N)
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