眼が覚めると、腕枕をしていた。ここは、ラブホのようだ。前髪で表情は見えないが、40をいくつか回ったおばさんのようだ。
「またやってしまったか」
そう一人つぶやき、裸で俺に抱きつき静かに眠る女を見る。
全体的にムッチリとしているが色白で健康的に見える。重そうな乳房が柔らかく垂れて美味そうだ。乳首は濃い目の色で大きな粒。脇から腰回りにかけてなだらかだが美しい曲線を描き、お尻がパツンパツンに張っている。陰毛が無かった。
起こすつもりもないが、指先で女のカラダを撫でてみる。んんっ、と身を捩りながら、反転した。
うなじの後れ毛から背中のラインが緩やかで、思わずムラムラと滾ってくる。
首筋に唇を当て、舌を這わせる。女が気付いたようで、のそりと身を起こす。
「まだシ足りてないの？」人好きされそうな愛くるしい顔に、相応の皺があり、好みだった。
「またシたい」まさか覚えていないとは言えず、悟られまいとその豊かな胸に顔を埋め、両手で乳房を持ち上げた。
ああん、もうっ！と言葉とは裏腹に嬉々とした声で受け入れる。片方の乳首を唾液たっぷりにしゃぶる。舌でチロチロと転がすとすぐに固くなってきた。敏感な乳首に興がのり、もう片方の乳首も指先で転がしてやった。
仰け反りながら感じる女、アイという名だと思い出す。
唇に舌を侵入させる。ねとねととアイの口内を犯しながら顔を覗く。眉間に寄る皺がいじらしかった。
抱きしめた手をそのまま下に、尻を鷲掴みにし、軽く叩いてみた。「ひゃんっ」と鳴くアイ。もう一度叩き、優しく撫でた。
内腿に手を這わせると、トロトロと溢れ出てきた愛液が膝裏まで垂れていた。「もうこんなに溢れてるぞ。シ足りてなかったのはアイの方だろ？」「いやだわ、でも、そう。もっとちょうだい…」
強引に両足を広げ、秘部を丸見えの状態にした。朝日を浴びて愛液がキラキラと光り、毛のない恥丘の向こうにビラビラがはみ出ていた。「美味そうに溢れてる」そう言うとビラビラを口に含み、ジュルジュルと啜る。包皮から顔を出していた淫豆が興奮し徐々にズル剥けになり勃起してゆく。
「大きなクリだな、吸って欲しいか」わざとらしくそう問うとか細い声で「吸って、欲しい」と言った。
堪らず口に含み、口の中で舌先を縦横無尽に闊歩させ、乱れさせた。両手は固くなった乳首を責め続けている。
「はあ、だめ、もう、あっ」腰をガクガクと痙攣させると、そのままアイは果てた。可愛いオモチャのように感じた。
呼吸を整えながら「ヒロくんも」と良い俺を押し倒し、俺の耳たぶをしゃぶってくる。反対の首筋に手を這わせて快感を煽ってくる。「ここも、感じたよね」首筋、鎖骨、二の腕と甘噛みしながら降り、乳首を舐め出した。「ああ、良いよ…感じる」さっき俺がやったのと同じように舌でチロチロと、指でクニクニと乳首を責めてきた。ムクムクと欲棒が滾り固く隆起してくる。思わずアイの太ももに押し当て、腰を振り、摩擦を楽しむ。
「ヒロくん腰がエッチな動きしてる。アイが欲しくなった？」
返答する間も無く騎乗位の体制で下から一気に奥まで突き上げる。
んんんっ、とくぐもった声。粘液の洞窟の中は肉襞の凹凸で腰が蕩けそうになる。腰を押さえ、息が続くだけ突き上げた。その動きに合わせアイの垂れた乳房も彼方此方と飛び跳ねている。動きを止め、乳首を口に含み、欲棒の当たるところを変えてやる。
「あっ、そこ、そこ」健気に教えてくれるのでグリグリと押し当てると、俺の上でまた果てた。太ももに水気を感じた。恐らく潮を吹いたのだろう。
構わずうつ伏せにさせ、足を閉じ、寝バックでズンズンと責め立てる。
「あっ、んっ、まだ、あっ、もう、また」何度目かの絶頂、痙攣。
仰向けにして、アイの足を両腕で抱え、膣内の感触を奥まで行き来して楽しむ。ぐちゅ、グチュ、と汁気の多い音が響く。限界が近い。
「あっ、いくよ、アイ、あぁ」
素早く抜き取るとアイの苦悶に満ちた顔にブチまけた。ドクンドクンっ、ドクンドクンっ。
吐精したペニスを咥えさせ、丁寧に舐めさせる。奉仕精神に溢れた舐めっぷりに満足し、そのままアイの唇を奪う。倒れこみ、余力の限りアイを抱きしめた。


「また、眠るの？起きたらまたシようね」微睡みの中、目を閉じた。