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『たっだいまー。あれ? お客さんが来てるの?』
玄関の方でガチャガチャした音が聞こえてきたかと思うと、帰宅を告げる若い女の声がした。 「……どういう事だ?」 予定外の出来事に直面した俺は、全裸姿で後ろ手に縛られ高々と上げた尻穴にバイブを突き刺し俯せる女に冷たく問いかける。 「え? え? 暖!? なんで亮子ちゃんが……」 縛られた女、というか俺が縛った人妻セフレは軽くパニック状態に陥っているようだ。 趣味が高じて上半身のみの簡単な縛りが出来る様になった俺は、ネットで同好の士を募っている。 意外と被虐願望がある女性は多いらしく、気長に待ってるだけで実際に会ってヤル事が出来る。 この人妻セフレも、自分から応募してきた真性のMだ。 「ヤバくないっすか?」 3Pを希望する人妻セフレの為にネットで募集した大学生は青い顔をしている。 「……口止めするしかないだろ。お前は黙ってみてろ。無理に娘さんを押さえつけたりするんじゃないぞ」 「了解っす」 娘は今にも客間であるこの部屋に来そうだし、今さら服装を正して取り繕うなんて不可能だ。 なんといっても母親は全裸だからな。 こんなことなら『誰も居ないから家でしましょ?』と、ホテル代金をケチる人妻セフレの提案に乗るんじゃなかった。 「お母さーん、いないの~?」 声を発しながら娘が俺達のいる部屋の扉を開いた。 「りょ、亮子ちゃん、違うのっ、見ないでっ」 「ヒッ、あ、貴方達誰なんですか!? 警察呼びますよ!?」 縛られた母を見た制服姿の亮子は、軽く悲鳴を上げると鞄から携帯電話を取り出したが、これは僥倖と言えるだろう。 不法侵入、強姦、監禁。 そうとしか見えない状況で大きな悲鳴をあげず、この場に立ち止まってくれたんだからな。 「亮子ちゃんだっけ? 誤解しないでほしいんだけど、俺達は君のママの友達なんだ。だからその携帯電話を置いてくれないかな?」 亮子の事は、以前に人妻セフレから聞いている。 曰く、母親想いの素直で良い娘な、高校生だ。 そんな亮子に対して営業仕込みの胡散臭い笑顔を浮かべ両手を軽く開いた俺は、なるだけ温和な声で対話を試みる。 「友達!? 友達ならどうしてそんな酷い事をするんですか!」 「友達は友達でも、俺と君のママはセックスフレンドってやつなんだよ。その年ならもう判るだろ? セックスフレンド」 「ち、違うの亮子ちゃん! ママはこんな人達は知らないからっ」 「おいっ!」 身勝手な事を言う人妻セフレを凄んだ声で黙らせた俺は、人妻セフレに近寄り髪を掴んで頭を持ち上げると耳元で囁いた。 「あのなぁ……今さら誤魔化してどうすんだよ? 被害者ぶって娘に警察呼ばせるのか? そしたら俺は不義密通の関係だって声高々に主張するぜ。犯罪者になるよりはマシだからな。そうなったらアンタの浮気も旦那にばれる、それでも良いのかよ?」 「ぇっ……? あっ……じゃあどうすれば……」 「さっきも言ったろ? 口止めだよ、口止め。俺達の関係を理解してもらうしかない」 女ってやつはコレだから困る。 自身が浮気をしている自覚に乏しく、浮気がバレたら全てを失う覚悟ってもんが足りない。 尤も、人妻セフレとの関係が露見すれば全てを失うのは俺も同じで、なんとしてもこの場を切り抜けないといけない。 中々に難しい対応を迫られているわけだが、勝算が無いわけでは無い。 母親は自ら縛りを志願してくる真性のM……ならば、その娘である亮子にもそのMとしての資質は受け継がれているはずだ。 希望的観測とも言えるが、先ずはこの推測に基づいて亮子の籠絡を試みよう。 それで駄目なら逃げるだけだ。 「そ、それはそうだけど……りょ、亮子には酷いことしないでっ」 「心外だな。俺はアンタにも酷い事はしてないだろ?」 ーーバチンっ! 髪を離して人妻セフレを寝かした俺は、高く上げたままの尻を引っぱたいた。 「お母さん!」 「お、お母さんは大丈夫だからっ、見ないでっ亮子ちゃん」 ーーバチンっ! 某ダ〇ョウ倶楽部張りのフリをする人妻セフレの尻を、無言でもう一発引っぱたく。 人妻セフレの白い尻が紅葉色に染まる。 「ホントは娘が見ている前で叩かれて、感じてるんだろ?」 「そ、そんな事は……」 図星をつかれたのか人妻セフレは二の句が継げないでいる。 そんなことだと思ったぜ。 人妻セフレは縛られているとは言っても上半身のみだ。体制を代えて座り直す事は自分一人でも出来る。 にも拘わらず、いつまで経っても尻を高々上げたまま局部を晒している。 まるで娘に見せつけるように、だ。 「そんな事あるわけないじゃないですか! やっぱり警察呼びます」 躾が良いのか亮子はこんな場面でも敬語を崩さない。 だが、それが亮子にとってのミの不幸。 おそらく亮子は俺が対話を用いている内は俺の話に耳を傾けてしまうのだろう。 「そんな事があるんだって、亮子ちゃん。なんなら君が叩いて確かめてみるかい? 君の力なら……そうだな、遠慮無く叩いて丁度良い位だ」 人妻セフレへの対応とは違い、亮子には務めて温和な声で語りかける。SMプレイにおいて大事なのは信頼関係だ。 のっけから恫喝的な態度では、例え亮子がMだったとしても俺が描く場面には至らないだろう。 俺は人妻セフレの横から離れると、亮子に場を譲り空いた座へ促す様に手を伸ばした。 「え? 叩くって、お母さんを……?」 「そうだよ。俺が叩いて赤くなっている方でも良いし、叩いていない方でも、亮子ちゃんが決めて好きな方を叩いてお母さんをよく見てみると良い。そうすれば俺が暖を付いていないって判るから」 叩かない、という選択肢を外した不自由な2択を亮子に突き付ける。 「好きな方を? 私が、叩くの?」 手にした携帯電話をポトリと落とした亮子はフラフラと人妻セフレに近寄ると、お尻の真後ろで腰を落とした。 瞬間、亮子がツバを呑む。 真後ろに回り込み間近で人妻セフレの、愛液で濡れて光る陰部を見た亮子は既に理解した事だろう。 お母さんは感じてるんだ、と。 「お母さん、ごめんね」 ーーペチンっ 亮子は小さく呟くと、右手で白いお尻を力無く叩いた。 「ヒッ、亮子ちゃん、辞めてっ」 「亮子ちゃん、もっとだ。もっと強く」 「うん」 同時に言われた真逆の意見に亮子が頷く。 ーーベチンっ! 「ヒィッ……お、願い、、亮子ちゃん」 「もっとだ」 ーーバチンっ! 3度目のスパンキングで亮子はいい音を響かせた。 「ひャンっ」 ーーバチンっ! ーーバチンっ! 四度、五度と亮子は無言でスパンキングを繰り返す。 「ヒッ、あんっ、うぅん……」 亮子のスパンキングに合わせ喘ぎ始めた人妻セフレの陰部からは、愛液が溢れ出し太股を伝って流れ落ちてゆく。 「……凄い」 目を見開いて亮子が呟く。 「これで判ってくれたかな? 君のママはこうやって縛られて叩かれると、おまんこを濡らして喜ぶんだよ。だから警察を呼ばないでくれるかな?」 「う、うん」 敢えて使った、おまんこという単語に亮子はビクリと身体を震わせると顔を赤らめて頷いた。 とりあえず通報の危機は去った様だ。 問題はこの後どうするか、だな……。
2016/12/18 01:36:29(kuxOkE.8)
投稿者:
(無名)
続きを頼む
16/12/18 02:15
(fg1iIaAQ)
投稿者:
(無名)
続きをお願い致します。
16/12/18 05:39
(2K33NSXj)
投稿者:
(無名)
どんな風に縛られているのか気になるなぁ。
16/12/22 06:40
(c/ThGj53)
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