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日曜日の産婦人科 
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:日曜日の産婦人科 
投稿者: くらげ

「では、お大事に。」

貴方のその言葉を合図に、その場にいた看護師が次の患者を呼ぶために場を離れる。そのタイミングで私は貴方に、そっとメモを渡す。

「先生。相談があります。
ここ数年、私、おかしいんです。性欲が抑えられません。毎日でもセックスしたくて、たまらないんです。夫とは、もう何年もないので、どうしようもなくなると、見ず知らずの男性相手と。。。してしまいます。これも更年期障害の一種でしょうか。先生、こんな症状を抑えられる薬はないでしょうか?」

上の子の妊婦検診から通っている産婦人科。今は定期的に婦人科系の疾病がないかどうか検診のために通院して、およそ20年。

最初は開業したてで、青年医師だった貴方の頭髪にも、今は白いものが混じっている。それだけ歳月が流れたのだ、もちろん、私の上にも。。。

こんな中年女になってから生じた身体と心の異変。閉経を間もなく迎える年齢になって、私は自分の中に悪魔を宿してしまった。

貴方は、メモを一瞥すると、全く表情を変えずに、私にこう告げる。

「では、明日、10時に再診察します。来れますね?」

「明日?ですか?明日は日曜日ですが。」

「そうです。仕事はお休みでしょう?」

「はぁ。。。わかりました。」

狐につままれたような気分で診察室を出る。
会計を済ませ、診察券を確認する。

「休診日、木曜日、土曜日午後、日曜日。」

やっぱり、日曜日は休診日。。いいのかしら。。

(続)


 
2019/08/31 05:59:49(SCsKqC.E)
2
投稿者: くらげ
ID:kurage1609
翌日の日曜日、私は指定された10時に、そのクリニックに向かう。

入口には「本日、休診」の札がかかっている。
恐る恐るドアを開ける。鍵はかかってない。
昨日とちがうのは、待合室が薄暗く、いつもは笑顔で迎えてくれる受付の女性も、他の患者も、つまりは誰もいないという点。

待合室で立ちすくんでいると、いつもの通り院内放送で、「診察室にお入りください。」という貴方の声が聞こえる。

私は昨日と同じように診察室のドアを開け、貴方の前の椅子に座る。

「先生、あの、時間外なのに、すみません。別に、
ものすごく急いでいたわけではないのですが。」

しどろもどろに話しだす私を遮るように、貴方はカルテに目を向けたまま、私に尋問する。

「メモに書かれていたような症状は、いつ頃からですか?」

「。。。5年ほど、前からです。」

「何かきっかけはありましたか?」

「夫が、私と行為をする前に、直前まで若い女性の映像を見てからでないと、できないことに悲しくなりました。そのうち何をしても、夫は私とは最後までできなくなり。。。そうまでして、夫と肌をあわせる意味も見いだせなくなりまして。。」

「自分で慰めることは、ありますか?」

「え?」

「オナニーはしますか?」

こんな質問に答える必要があるのだろうか。。
何か落ち着く薬をもらえれば、それでいいのに。いや、自分で恥ずかしい相談をしているのだし、医者からの質問なのだから。  

「。。。はい、時々。」

「それだけでは、満足できない、と。」

「はい。」

「男性との行為で、達することはありますか?」

「??」

「セックスでイケますか?」

「。。。正直、ありません。。。自分でする時は、大丈夫なのですが。。そのためには、自分だけに集中しないと無理で。そうすると、相手に悪い気がしてしまって。」
 
「相手は、どんな人ですか?」

「。。。若い方です。性欲を、もて余しているような。途中で、ダメになってしまう人とするのは辛いので。」

「何人くらい?」

「同じ方と続いていた時期もありますので。。。でも。。。のべで。。10人くらいです。」

貴方は、表情を変えないまま、カルテに何かを書き込んでいる。今はこの場にいない看護師にも、このカルテは見られてしまうのだろうか。  

「では、内診しましょう。隣へ。」

「内診。。。するんですか?」

「いつもしてるでしょう?それに、今の話で少し心配な部分もあるので確認しないと。」

「。。はい。。」

私は内診用の椅子がある隣の診察室に、のろのろと移動する。

(続)



19/08/31 16:19 (SCsKqC.E)
3
投稿者: くらげ
ショーツを脱ぎ、備え付けの籠に小さく畳んで入れる。産婦人科を受診するときは、決まって長めのスカート。そうでないと、下半身剥き出しで内診を受けることになるから。

どんなに淫乱な女でも、この内診用の電動椅子に座ることが好きな人は少ないはず。

聞こえないようため息をつきながら、椅子に座り、今は隙間なく二つ並ぶ台に、左右の腿を乗せ、スカートをたくしあげる。秘部が露にならないよう、バスタオルを膝にかけて。。。

そんな風にガードしたところで、ご準備できましたか?の声がかかった後は、椅子がウィーンと電子音を鳴らしながら高く上がり、貴方の向きに回転し、腿を乗せた台が左右に開き、下半身が剥き出しになることは分かっているのに。

たとえ、目隠しのカーテンで貴方と私が視線を合わせることがないにせよ。。。

診察のためとはいえ、照明が煌々と明るい中で、大股を開いている私。いつもの通り、羞恥心から目を閉じてその時間を耐えようとしていた私に、貴方がカーテンを開けて声をかける。

「この診察は、貴女の表情も確認する必要がありますので、カーテンは開けておきます。」

えっ?ええっ?

(続)

19/09/02 20:17 (o0uZbBJP)
4
投稿者: 浩二
いよいよ恥ずかしすぎる診察ですね。
心の奥では、快楽を求めてる奥さんの身体が、どこまで堪えられるのか……いよいよ佳境ですね。期待しています。

19/09/03 02:39 (Z8LG39CG)
5
投稿者: くらげ
ID:kurage1609
浩二さま

コメントありがとうございます。励みになります。
19/09/03 06:36 (vIkqb2Co)
6
投稿者: 県産クマ
続きが楽しみです。
19/09/03 15:02 (93ZKTR8a)
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