地域の役員を引き受けて15年経がちました。私は現在71歳で、

若い人でも45歳位です。内容的には地域内での諸問題をサポート

するような、ややこしい問題が沢山あります。会合は午後の時間

帯が多く夕食時間までには帰宅できるような設定です。出席する

人は決まっています。

　いつものように会合が終わって駐車場から出庫して、道路に出

たところにバス停がある。そこには今、会合で一緒にいた女性が

バス停にいた。「どちらまで帰られますか?」と尋ねると「泉谷

寺です」「同じ方向なので乗っていきますか?」と声を掛けまし

た。

　今から6年前の事でした。それからは、何回かお送りしていま

した。夕暮れの迫る秋の日に何かもの悲しい雰囲気の中、家の

近くで、いつものように車から降りようとした時に、フッと肩

を抱き寄せ唇を重ねた。除けられるのを覚悟の上でのこの行為

に意に反して、舌を入れてきました。場所は道路の片隅で女性

が降りる時の事なので、名残惜しい気持ちが充分ありましたが

そこ迄で今日のところは別れました。

　それから一週間後に会合の終わってから車で送る事になりま

した。帰路の途中で「時間が良ければドライブに行きますか?」

と誘うと「ありがとう!貴方が良ければ、行きたいです」との

事でした。夜景の綺麗な山頂まで1時間半は要するがそこに向

けて車を走らせました。暗い山道に差し掛かると、霧が出て

来て前方の車さえよく見えない状態になり、どこか道幅の広い

場所があれば引き返そうかと、やっとの思いで車をUターンさ

せると、その場に車を停めてみると、ガスが掛かっていて下界

は何も見えません。沈黙が続いている時にそっと肩を抱き寄せ

て唇を重ねる。自然にはだけた襟元から豊かな胸の膨らみに手

を差し入れると小さな声で「ウゥー」と悶悦、右の胸から左に

指を這わそうとすると拒もうとする。何度かそうこうするうち

に「子供にお乳を飲ませる時に噛み切られたのよ」と「そうだ

ったの」とそっと乳首に触れると右の勃起している乳首に比べ

るとチョッと形が違う。それでもそっと触れてみると感じてく

るようでした。ただ左右が違うので恥ずかしかったようだ。

山頂のガスの中で、夜道が心細いのでそのまま帰路に・・・

夜半に女性の家に送りました。

　この女性、15年前に夫を癌でなくし、子供二人を育て上げ

嫁にだし、外孫4人に囲まれた生活をしている。死別して15年

入退院を繰り返したのが5年、つごう20年はセックスと云うも

のに円は無く、死ぬまでに一度はやってみたいと、常々思っ

ていたそうだ。私と初めてラブホに行った時、挿入は出来た

のだが鮮血がひどくて、快感どころではない。そんな状態を

何度か繰り返したが、あまりのひどさに病院で診てもらいな

さいと助言をしてあげて、婦人科にいった所、結果は1か月

後だ云われました。それまで心配でセックスをする雰囲気

ではありません。漸く一カ月が経ち診断結果を聞きに行くと

異常なしという診断結果が出ました。ひとまず安心。

その場直ぐにラブホに行き、お祝いのセックスを存分にやっ

てきました。

　20余年セックス無しでいると膣も塞がって粘膜も薄く弱

くなりそこへ押し広げる様に肉棒の挿入で激しい出血があ

ったのだと、婦人科医さんも内心「この患者さん!暫くぶりの

セックスをしたのか」とみていのだよ。

　今ではそんな事あったっけと忘れるくらいに激しく動きセ

ックスに要する時間も６０分とか９０分とか掛けないと満足

しなくなってしまった。

　ちなみに私71歳女性74歳、超熟年のセックスってこの歳で

なければ味わえない深みのある、それでいてまだまだ上り調

子で常に快楽が前回よりも上達していて、衰えることなく進

歩していることの素晴らしさ。　　
　


　

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