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初恋の人は美熟女~15年目の結合~
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:初恋の人は美熟女~15年目の結合~
投稿者: 渋谷 ◆VREQL.0nW2
東京郊外にあるスナック「多居湖」
俺は店内でグラスのウィスキーを一気に流し込むとカウンターに突っ伏した。
現在、時刻は夜の11時35分。
店内には俺の他に二人組の常連客がいる。土曜の夜にしては今日は客が少ない日だ。

俺は突っ伏しながら後ろを窺っていると二人組は帰り支度を始めたようだった。
すっかり酔っぱらった二人組。下らないオヤジギャグを言い盛り上がっている。
そんな二人組にコートを着せながら、店の出口まで笑顔で送るのはここのスナックのママ、タイ子さんだ。
タイ子さんは自慢のハスキーボイスで常連客を笑顔で送り出したようだった。

俺は突っ伏しながらそのやり取りを聞き、そして決意した。
・・・今日しかない!!
突っ伏してはいるが、俺は決して酔っているからではなく、ある大事な作戦のためだった。
これは演技で、集中力が高まりすぎて、逆に目を見開いているくらいだ。

ガタン!ガタン!
スナックの入口から音が聞こえたので見てみるとタイ子さんがスナックの看板を店内に入れているところだった。
入口からは11月の寒い風が店内に入り込んでくる。

「あれ?タイ子さん今日はもう終わり?」
俺は酔ったふりをしながらタイ子さんに話しかける。
「今日はお客さん少ないからねー、ちょっと早いけど店じまいよ。」
「だいぶ冷えてきたから今夜はツヨシ君も早く帰ったほうがいいわよー」
タイ子さんは看板を店内に入れて、俺に帰宅を促した。
「だってさぁ、俺一人暮らしだし待ってる人なんかいないよぉ」
「まったく若いのにだらしないんだから!!」

紹介が遅れたが、俺は飯島剛士、25歳のサラリーマンだ。
そしてスナック「多居湖」のママが藤代タイ子さん55歳。
俺はこのスナックに通い始めて3年近く経つ。
タイ子さんにとっては俺はやっと常連の仲間入りを果たしたという認識しかないはずだ。
しかし、俺とタイ子さんはスナックのママと常連客という関係じゃない。
もっと特別な関係なんだ。でもタイ子さんは俺との関係を忘れているんだ。
だからこそ俺は今日すべてを告白して、そして15年間夢見続けた想いを果たそうと考えていた。

続く
 
2012/01/16 18:52:25(71EKD5nI)
2
投稿者: 渋谷 ◆VREQL.0nW2
続き

俺とタイ子さんは特別な関係であり、タイ子さんはそれを忘れている。
俺はそう言ったが、正確には違う。
タイ子さんが思い出さないように俺が巧みに騙していたんだ。
そう今日のこの日のために。この計画のため、3年近く巧妙に騙したのだった。

俺とタイ子さんとの関係は、15年以上前に遡る。
タイ子さんとは、15年以上前に顔見知りで、むしろ濃密な時間を過ごしている。
何しろ、タイ子さんは俺の初恋の人だった。

俺の実家は現在某県にある。しかし俺は昔この近くに住んでいた。
親の仕事の都合で15年前俺は某県に引っ越していったが、引っ越す前はよくタイ子さんと会っていた。
まだ俺が6歳の頃、当時はアパートに住んでいて、隣の部屋に住んでいたのがタイ子さんだった。
両親とも共働きだった俺は、学校から帰るといつも一人だった。
そんな俺を見て、タイ子さんは夕方まで俺を部屋に招いてくれお菓子をもらったりしていた。

タイ子さんは36歳。当時からスナックを経営していたので格好は派手だった。
細身でスタイルが良く、大きな目とふっくらした唇が特徴の美人で、
性格は男勝り、ちょっと口が乱暴だったがハッキリ物を言う潔さがうけて、スナックの人気は上々だった。
タイ子さんの家には中学生の娘さんがいたが、旦那さんはいなかった。
どうやらバツ2らしく、両親がそう噂しているのを聞いた。

スナックママという職業柄、タイ子さんの近所での評判はいいものではなかったが、
俺に優しくしてくれるから慕っていたし、俺の両親とも仲良くなっていた。

そして俺に異性というのを初めて感じさせてくれたのもタイ子さんだった。
俺はまだガキだったが、タイ子さんの家で過ごすうちに何とも言いようのないモヤモヤした想いがつのっていった。
中学生の娘さんには何も感じないのに、タイ子さんだけは特別で、
タイ子さんに触ってみたい、身体の色んな所を触りたいと気になって仕方がなくなった。

そう、ガキの俺はタイ子さんに想いを寄せてしまい、人生で初めて女性を性の対象として意識した。
俺の初恋は、淡い想いから次第にどす黒い欲望へと変わっていった。

続く

12/01/16 19:46 (71EKD5nI)
3
投稿者: 渋谷 ◆VREQL.0nW2
続き

その頃の俺は、部屋で落ち着かなくなってしまい、
タイ子さんの事を観察するようになっていた。
出勤前のタイ子さんとはよくお茶を飲みお菓子を食べた。
ふっくらした唇はセクシーで、お菓子が口に運ばれるたびドキッとした。

あぁタイ子さんにとにかく触れてみたい。そんな欲望が強くなった。
しかし意外な落とし穴があり、タイ子さん男勝りの性格とは裏腹に俺を近づけさせなかった。

ある日、間接キスを狙い、タイ子さんの使ったティーカップをターゲットにした。
「ねぇタイ子さんのお茶のほうがおいしそうだから飲ませて!」
「どっちも同じよ~」当時からハスキーボイスだったタイ子さんは笑顔で断った。
ならばと、タイ子さんがキッチンに行った瞬間にカップを狙ったが、
あっさりと取り上げられた。「だから同じだってー」

タイ子さんは潔癖症なのか俺をある一線から入れようとはしなかった。
しばらく経ち、タイ子さんと俺はさらに仲良くなった(気がした)。
そこでプロレスをしたいと駄々をこねた。プロレスならタイ子さんに触れる。
しかし相手にされなかった。だが、ある日とうとうタイ子さん折れ、渋々付き合ってくれた。

実際にやってみると大人の力で抑えつけられ何もできなかった。
しかし、どさくさで胸も少し触れた。細身であまり胸はなかったが十分満足だった。
最後に「キス攻撃ー!!」と冗談半分でタイ子さんのセクシー唇を狙ったが、
「ハイ終わりー」と避けられ一方的に終わりを告げられた。

更にしばらく経って、今度はストレートに「タイ子さんキスしてー」と無邪気を装い頼んだ、
しかし、「この、お・ま・せ・さん!」とデコピンで返された。
無邪気な子供のイタズラを装ってもダメだった。

俺の想いは大きくなるのに、タイ子さんは決して胸やらキスといった一線は越えさせなかった。
そんなある日、俺は自宅で父親が録りためた邦画を興味本位でこっそり見た。
そして俺は驚愕した。画面では男女が裸になり唇を重ね、その後は男が女の胸に吸いついていた。
そして最後は男女が股間を重ね合わせたのだ。
大人はこんな事するんだ・・・
俺は驚いたと同時に、タイ子さんにしてみたい想いに駆られた。
他の男がタイ子さんとこんな事をしてるなんて許せなかった。

そして俺は意を決しある日を迎えた。この日は学校で授業を受けている状態から落ち着かなかった。
ソワソワしながら帰宅し、そしてタイ子さんの家にお邪魔した。
その日は、俺がお菓子を食べて、タイ子さんはテレビを見ながら洗濯物を畳んでいた。
なんか落ち着かない。どのタイミングで実行しようか悩んでいるとテレビが助け船を出してくれた。
テレビでは恋愛ドラマの再放送がやっていて、ちょうど男女が向き合っているところだった。
それに合わせ、俺は後ろからタイ子さんに甘えるように背中にくっついた。
そして画面では濃厚なキスが始まった。それに合わせて俺も勢いよくタイ子さんの唇を狙った。
「タイ子さんチューしよ!!!」
しかしタイ子さんはいつものようにガードが固く、「おいたはダーメ!!!」と顔を背けた。
この日の俺はそれでも諦めずに執拗に唇を狙った。あ、いけるそう思った。

その時「あ、お母さんが迎えに来たよ!!!」とタイ子さんが叫んだ。
え?思わず母のことを出されて怯んで離してしまった。
・・・してやられた。タイ子さんのほうが何枚も上手だった・・・。
母に見られたくないという心理をうまく突かれた。そして焦った姿をした俺を見てタイ子さんはニヤリと笑った。
それ以来、俺はタイ子さんに無茶をすることはなくなった。

タイ子さんには俺の欲望を見透かされているようで、急に恥ずかしくなった。
そして俺が10歳の頃、父親が転勤になり俺はこの街を離れた。
タイ子さんに対する淡い想いも欲望も心に閉じ込めたまま。

そして15年後の今、成長を遂げ、悪知恵もつけ、俺はこの街に戻ってきた。
俺の想いを砕いた初恋の人にリベンジを果たすべく戻ってきたんだ。

続く
12/01/16 20:40 (71EKD5nI)
4
投稿者: 渋谷 ◆VREQL.0nW2
続き

客が俺一人になった店内。
「もうちょっとだけ飲んでいぃ?明日休みだしぃ」酔ったふりの俺はタイ子さんに甘えたように言った。
「いーわよ。土曜出勤で大変なんでしょ?でも程ほどにね。」タイ子さんは笑顔で許してくれた。

俺はガキの頃を思い出していた。そう、何かイタズラの作戦を実行する時と同じ気持ちだ。
「ねぇあっちで一緒に飲もうよぉ。もうお店閉めるんでしょ?ちょっと愚痴聞いて~、俺彼女にフラれちゃったの!!」
俺はカウンターの後ろにあるソファー席を指さした。
心の中では『タイ子さん、お願いですノッて下さい』と祈りながら。

「ハイハイ!いーわよ。少し付き合ってあげるー」そう言ってタイ子さんは焼酎のセットを用意し始めた。
俺は歓喜した。何しろこれがリベンジへの第一歩だから。

準備するタイ子さんの後姿を眺めながら、俺はタイ子さんと別れた後のことを思い出していた。

引っ越した後の俺の人生は順調そのものだった。自分で言うのもなんだが、勉強もスポーツも得意で顔もそこそこカッコよかった。
俺は当時からモテて、初めて好きになった同年代の女の子とは中学から付き合ったし、
その子と別れた後も、高校で好きになった子とも付き合えた。
タイ子さんには彼女にフラれたと言ったが、これは嘘で、正直、今までフラれた事はなく、
現在の彼女は大学からの付き合いで、今、結婚すら考えている。

人が羨むような輝かしい記録だが、俺の経歴に唯一の黒星がある。
そう。タイ子さんだ。初恋のタイ子さんだけは俺に何もさせずに完勝した唯一の存在だ。
そして俺は今、一世一代のリベンジマッチに臨もうとしている。
何しろ高校生の頃から準備してきた。
俺は東京に戻るべく、タイ子さんにリベンジするべく東京の大学を受験した。
そして受験で上京した日もスナック「多居湖」が健在か確認に来た。

そして大学に合格するとわざわざこの近くにアパートを借りた。就職した今でも引っ越していない。
バイトで金を貯め、初めて「多居湖」飲んだ感激は忘れない。
憧れのタイ子さんはあの頃とそれほど変わっていなかった。顔は若干老けたが、美しくスタイルもそのままだった。
そして就職して収入が安定してからは本格的に通いだした。それから今までの時間をかけて『常連』の仲間入りを果たした。

タイ子さんは、残念だが俺の事は覚えていないようで(気づいていないようで)、スナックに通う珍しい若者という扱いになった。
しかし俺はそれを利用することにした。
俺の名前は「剛士」と書いて「タケシ」と読む。ガキの頃タイ子さんにも「タケシくん」とよばれていた。
しかし俺はあえて「ツヨシ」と名乗った。タケシであることを隠しタイ子さんに近づいたんだ。
すべてはタイ子さんにリベンジするためだ。

何を今さら、そんなオバさんと。と思われるかもしれない。
どうせ自分をフッた女を妬んでるんだと言われるかもしれない。
確かに俺のプライドは傷つけられた。その気持ちもある。

だがそれだけじゃない。不思議なことに初恋が叶わなかった虚無感が15年間俺に付きまとった。
どんなにいい女と遊んでいても、どこか虚しかった。そしてふと頭をよぎるのはタイ子さんの事だった。
知らず知らずのうちにタイ子さんを意識した。マスターベーションの時もタイ子さんを想像した。

俺は過去でタイ子さんに夢敗れたことにより一人の女性に集中できなくなっていた。
これでは結婚できない。そう考えるまでになった。
学生の頃はただ若い欲望に任せてタイ子さんを意識するだけだったが、
結婚を考えている今、俺の呪縛を解き放つにはタイ子さんへリベンジするしかないと考えるようになった。

そして今日俺は再びタイ子さんに挑む。俺は焼酎を用意するタイ子さんの後姿を眺めながら心の中で呟く。
『タイ子さん。15年前の忘れ物を取りに来ました。』
『あの時は何もさせてもらえなかったが、今日こそはすべてをいただきます。少し経ったら僕たちは一つです』
過去の呪縛を解き放つため今日何があろうとも俺とタイ子さんは一つになると決意した。

続く
12/01/16 21:40 (71EKD5nI)
5
投稿者: `o´)
前置きが長すぎ
12/01/19 10:12 (OZBQGdbx)
6
投稿者: 了
出だしは良かったんですけれどね。

なまじ文才があると、自己満足に陥ってしまうのかな。


でも、続きは期待していますよ。


12/01/29 04:29 (Uk8GlE91)
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