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小説風に・・・
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:小説風に・・・
投稿者: 美有
 彼の下着越しに感じる隆起は、かなりの熱を帯びているかのようだった。
私の陰部を愛撫し続けていた彼の指が止まる。
体を起し、仰向けに寝ている私の頭付近に、彼の膝が降りてきた。

膝をついたまま、上半身を立て、彼の指は自分の下着の縁にかかった。私の
ショーツを脱がすのとは、比べ物にならないくらいの速い速度で、それはベ
ッドについた膝小僧まで一揆に下ろされた。

勢い良く飛び出したのは、初めて目の当たりにする、勃起した男の性器。根
元に黒々とした陰毛を生やし、やや黒ずんだ肌色のそれ。
先端部分は、茎の部分よりも太く、光を帯びてピンク色に輝いていた。
これが男の高まりなのだ。
最後に男性器を見たのはいつのことだったろうか。
インターネットはまだ普及していない時代。
猥褻な画像や映像を手軽に見れるわけではない。
ましてやついこの前まで女子高生だったわけである。
頻繁に、ビデオや本が貸し借りされているわけでもなかった。

友達の家に泊まった時、兄のものだと言って、こっそりと自室に持ち込んだ
裏ビデオを見たことがあった。
白人がまるで獣のように絡みあう映像。見たことも無い太く長い白人男性の
それ。陰毛が薄くてまるで子供のようなブロンドの女性の性器にねじ込まれ
るように挿入されたペニスは、女性の雄たけびにも似た喘ぎに連動するよう
に、性器の中に入っては現れ、そして白い樹液を彼女の豊満過ぎる乳房にぶ
ちまけていた。
あまり欲情するような隠微さはその映像からは感じられなかった。

父の物はどうだろうか。
最後に一緒に風呂に入ったのは、もう何年も前のことである。
自分には無いものをその股間にぶら下げ、陰毛だけがやけに黒々と脳裏に残
っている。
その、オチンチン・・・私の前では、勿論泌尿器としての存在でしかなかっ
た。
そして、今目の前にあるのは、生殖器としてのオチンチン。

彼は素早く脚から下着を抜き去った。
そして改めて私の頭付近に跪くと、その張り詰めた性器をつまみ、私の顔付
近に近づけたのだった。

「咥えて・・・」
彼は私がその時、初めてだったことを知っていたのだろうか。
当然、その行為は知っている。フェラチオ・・という呼び名も。
立ち込めた饐えた匂い。汗と尿と何か男の香りが混ざったような熱く湿った
匂い。
これをフェロモンというのだろうか。鼻腔に吸い込まれたその匂いは、私の
中の何かを刺激し、子宮あたりがジンジンと、まるでシンバルでも叩くかの
ような痺れを誘発している。
その痺れはやがて全身をとりまき、言われも無く心地良いような陶酔に私を
誘うのだった。

舐めてみたい衝動に駆られた。

唇をそれに近づける。
舌を少しだけ出し、先端が彼のペニスに触れた。
亀頭の先は滑らかな感触だった。
そして、熱かった・・・

・・・・・・・つづく
 
2008/04/24 19:09:48(pGjJUWnj)
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