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1:オトス!2
オトス! その2
《緊急連絡、緊急連絡・・》特別に設定してあった携帯呼び出し、あれから2週間ほ ど経った午前10時、美人奥さんからの連絡。 本業で忙しく走り回る車内で、「おっ、来た来た。待ってました。」 慌てて携帯を取り出し、「はい、○○です。」 「○○さんですか、お言葉に甘えて電話してしまいました。」 「突然で吃驚なさったでしょ、ゴメンナサイ。」 「ご都合が良ければですが 、今日、お願い出来ますでしょうか。」 「はい、直ぐにでも行って差し上げたいのですが、今日は夜になってしまいそうで す。」 「私は、時間遅くなっても構いませんが、奥さんは如何でしょう。」 「でも、余り遅くなると御迷惑でしょうから・・」 「イエイエ、前に徹底的にしましたので、今回はそんなに時間は掛からないと思い ます。」 逃がして為るものかと必死で約束を取り付ける。 『うんっ、旦那は、また遅いのか。子供は居るだろうな~』 『帰って来るなよ、台無しじゃないか。ま、いいか。行ってから聞こう。』 夕食の済んだ頃を見計らって。 「今、側まで来てますが、これからお伺いしても良かったでしょうか。」 「はい、お待ちしてます。」 呼び鈴を押し、玄関戸を開けるのももどかしく。 「お邪魔しまぁ・・おっ、オ。」 『ミニワンピ、色っペ~』玄関に招き入れられて目に飛び込んだのは、ダークグリ ーン、ニットのワンピ。 素知らぬ顔で、「ご主人がお帰りまでに、何とか終わらせましょう。」 「今日から主人は出張ですから御心配なく。」 「えっ、こ・子供さんは?」 「叔母の処に行ってます、似たような年頃の子供が居るので、よく泊まりに行くん ですよ。」 『今日は金曜日、じゃ誰も居ないんじゃないかよ~』 『チャンスだよ、チャンス。千載一遇のチャンス。しかし、何でミニワンピなんだ ~』『俺のために・』 勝手な思いを遮るように。 「食事済まされたんですか?」食卓に並べた御馳走。 「私は、何時も遅い時間に摂ってますので、未だなんです。」 『おい、おい。ダブルでおよばれか~、気が早い、気が!』 食事を馳走になり乍も、チラチラ見え隠れする奥さんの腿が気になって仕方がな い。 ここで一芝居、箸を引っ掛け落とし、「すみませ~ん。」 奥さん、席を立ち、箸を拾って、床に雑巾を掛けます。 『おお~、赤、真っ赤。』 ダークグリーンのミニの裾から覗く憧れの聖地。目にも鮮やかな真紅のパンティ ー。 眩暈と涎、『ゴクリ』生唾を飲み込む。 『何でっ、俺のために。』拙いよ、勃ってきっちゃったよ~。 屈み込み、床を拭く奥さんの髪が横に流れ、覗いた“うなじ”を上から注視する私 に、視線を感じたのか、一瞬動きを止め、ゆっくりと頭が揚がる。 視線を逸らし損ね、引き攣った笑いを浮かべ、微かに会釈を返す。 奥さんの口元が僅かに開き、愛らしい唇と白い歯が、屹立した分身の存在を失念さ せる。 『しまった。』気が付いた時には、奥さんの視線は、盛大?にテントを張っている 無様な股間へ。 そこで一旦止まった視線が、長い睫を伏せるように沈み、屈んだままで踵を返し、 クルリと反転。 『遅い。』自身を叱責し、歪なテントを押し潰す脚組。 しかし、奥さんに注がれた視線は、うなじ、細腰、尻にと移動し、股間に於ける窮 屈さを増幅させる。 注視されているのを意識しての事か、奥さんの尻が揺れる。 静止、刹那の沈黙。何かを期待、決断したように、スックと立ち上がった奥さん は、妖艶な笑みを浮かべ、「お掃除は今度にして、お話しませんか。」 「・・・・」『うっそー、マジ。ボディートークなら得意なんだけど。』言葉に為 らない。 「あっ、御迷惑ですよね、お仕事で来てるのに。」 「そうでは無いです、余りの僥倖に信じられなかったものですから、でも、元々品 性が劣悪ですから、不快な思いをされるんじゃないかと、心配です。」 「劣悪ですか、××××」 「はい、何て、聞き取れませんでした。」 「劣悪なのは品性ではなく、エート、・・の方じゃないです~。」 「あいや、これは至って正直者です。正直過ぎて持て余すほど・・見ちゃった、見 られちゃったの。」 「ハズカシ、でも責任の一端は奥さんにも有るんです。」 「えっ、何処に。」 「ですから、正直者に反応させちゃう奥さんの・・あの、その、赤い~下です。」 「えっ、え、エーッ、見たんですっ、見たの。いつ、何時。」 「箸の時です。」 「嘘っ、床拭いた時?」 「ハイ。」 「イヤダーッ、スケベ。」 「否、そんなー、でもご馳走様。」食事を終えたところでした。 「どっちが、どっちが御馳走様なの。」 「はぁいっ、・・どっちもです、どっちも美味しかったです。」 「食事しか食べてないじゃない、嘘ばっかり。」 しどろもどろに、「すみません。」 「いやだー、恥ずかしー、もう~。」 「あいや、良くお似合いかと。」 「エッチ。」 うろたえ乍も夢のような楽しい会話。幾つになってもこんなのは良いです。 「私のも見つかっちゃったので、お相子です。」 「何が。」 「そんなー、今更惚けるなんて反則です。」 「知りませ~ん。」 続けて奥さん、「後ろからも見てたでしょ。」 一瞬怯んで、「ぅ、・・可愛いなーって。」 「嘘、エッチな目で見てたでしょ。」 もう、「はい、はい。分かりました、エッチです、スケベです。見ました。バカ息 子同様、反応しました。」ヤケクソです。 「ふふっ、面白い人ですね~、まるで青年、いいえ子供みたい。」 「女性とは話し慣れてないものですから、それに、奥さんが、カラカってばか り。」 「また、嘘。訪問営業で、殆どが女性なのに。」 「恥かしい処も見られて、御馳走様って、○○さんがカラカってるんでしょ。」 「本当ですってば、私が訪問する所なんて、失礼ですが、おばちゃんが多いんで す。」 「美人若奥さんは稀なんです。」 「私、若くはありません。」 「イイエ、お若いです。実にお若い。訪問時に足が震えるのは初めてです。」 「御馳走様なんて云う方が、信じられません。」 「あれは、食事と同時でしたから、遂出てしまった言葉です。」 「でも、良くお似合いでした。」 「ほら、またカラカってる。」「似合ってるって思うほど、シッカリ見たんですか ~」 電話が鳴り、席を立ち、受話器を持つ。 その後姿が発する色香に、目が釘付けられる。 不覚にも、萎んだテントの隆起が始まり、同時に戸惑い、苛立つ。 にこやかに話す奥さんの僅かに見える横顔が、こちらを誘ってる様にも感じ、色欲 に猛り狂う邪心が、出口を探してノタ打ち廻るのを、留まらせる苦労が辛くなる。 『今、後ろから襲ったら。』 『真紅のパンティーを剥ぎ取り・・』 『その前に、あの愛らしい唇を奪おうか・・』 『早く電話を切ってくれ、俺が抑えてるうちに。』 奥さん、こちらの気持ちを知ってや知れず。 「じゃねー、迷惑掛けないでね~。」と、云い終わるや、受話器を置き。 「ママ、一人で寂しくないって、子供が云うんですよ。だから、寂しく無いけど、 恥かしい思いをしてるって云ってやろうかと思ったわ。」 「そんなー、未だ何もして無いです。」 「え、何かするんですか。」 しどろもどろに、「イヤ、ぅ、掃除とか、跡片付とか・・」 奥さん嵩にきて、「台所仕事とかも為さるの。」 「勿論、何でもしますよ。」 片付け始めた奥さんに並んで、食器の洗い物を手伝い、洗剤を付けて洗ってると、 不慣れで自分の顔に洗剤の飛沫。 奥さんタオルで拭おうと顔を近づける。 同時に自制心も、何も吹っ飛び、抱き寄せ、唇を奪う。 聞こえたのは「あ”っ」塞いだ唇の端から。 華奢な抵抗。 息も漏らさぬ口吻の密着に、抗いの言葉さえ発し得ず、驚きに見開いた瞼が落ち る・・
2005/09/05 10:23:12(uk38oWk8)
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