同じマンションに田中裕子に似た女性がいる。
年のころ４０代前半か。
夫らしい男性といるのを見た。５０過ぎの中年のおっさん風。
あるとき、思いがけず彼女から電話がかかってきた。
「かつら様でしょうか。私は７階の霧葉と申します。ご相談
がありますので、これからお伺いしてもいいでしょうか」
「セックスのご相談ですか」
「はい、」
「では、料金をいいます。検査料５千円、テスト１万５千円、
治療３万円です」
「つまり、５万円で不感症はなおりますか」
「いや、それは検査しないと・・」
「はい、わかりました」
私は、＜かつら性技研究所＞という名で性で悩む人たちの
相談を受けている。
もっぱら、インターネットでＰＲしている。
研究所はマンションに近くにある。
霧葉さんは、インターネットで調べたのだろう。
お昼過ぎ、霧葉さんがきた。
ちょうどそのころ、別の”患者”の治療に当たっていた。
受け付け兼”看護師”の紀香が応対した。
受付の部屋はリビングになっている。
診療室は５つあるが、患者が顔を合わせないように、受付が配慮している。
ただし、患者のあえぐ声はリビングに流している。
「あはーーーん、ううううううう」
「先生、いくーーーーーー」
セックスの問診表を書いている患者の耳にいやでも聞こえてくる。

■
「霧葉さん、３番へ入ってください」
受け付けの声に案内されて霧葉さんが入って来た。
紀香が受け付けた問診表によると、いろいろ書いてあったが、参考になったのは、
旦那が「３こすり半」であった。
旦那の方に問題あり。
これでは女性はいつまでたってもの、満足しない。
「調べてみましょう。服を脱いでください」
霧葉さんはブラジャー、パンティーを残してベッドに横たわった。
「全部取ってください」
「え？　はい」
霧葉さんは全裸になると、再びベッドに上向きになって寝る。
「膝を立ててください」
「ええっ？？？」
「そうです。おめこを剥き出しにしてください」
いきなり、えげつない言葉に出会って、霧葉さんはどぎまぎしている。
しかし、これで羞恥心を取り除くのだ。
「これからテストをします」
「きれいな体ですね。乳房は形がいいし、全身に脂がのって。
奥さんはもち肌ですよ。吸い付くような肌だ。」
ころころと右の手のひらで乳首をころがす
左手で首筋を撫でる。５分くらい上半身を撫でてから下腹部に移る。
もったいない、すばらしい機能の持ち主なのだ。
夫が早く終わるのは、自分が悪いと思っている。
次に性器を見る。
これはすごいおめこだと思った。淫阜は豊かに盛り上がっていて、周りを陰毛が
取り囲む。
よく見るために、脚を９０度まで開かせる。
クリトリスが飛び出ていて、あとに小陰唇が割れている。
色は紅色だ。
下に膣穴がペニスを待つように花開いている。
アナルはキュウと萎んでこれも開発すればいい味が出るだろう。
おめこもいろいろだが、これはまさに一級品。
早速、クリから感度を見る。
さわさわと撫でる。
霧葉さんの胸が大きくそよぐ。
撫でる、撫でる、撫でる。・
つまむ、じっと＞つまむ。
そのまま、指を動かさないでいると、腰が揺れた。
クリが充血するのが分かる。
下から揉み上げる。
霧葉さんは口に指をくわえる。
クリを揉む、揉む、揉む。
口の間から、声が漏れ出す。
「　ああああああ、ああ・・・
次に指運動を止めて、唇をくりにぴったりつけて吸う。
吸う。吸う。・・
「うううううう、は、は、は」
霧葉さんのよがり声が大きくなった。
同時に膣穴に指を入れる。
膣の中ぐるりと指を回すと、霧葉さんの我慢が切れた。
下腹が波打っている。
おめこから絶え間なく液が流れ出る。
「先生、逝ってもいいですか・・・・」
「そうですね、一度逝きましょう」
なおも、クンニしながら、指を出し入れすると
霧葉さんは私の開いている手を握り締め、脚を伸ばすと
ぴんと体を伸ばす。
「い、い、逝きます・・・」
膣が指を締める。
太股が震える。
これが不感症か。
旦那が原因であることは明らかだ。
■
そんなことは、何も知らない霧葉さんは、治療を受けることになった。

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