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観覧車で 1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:観覧車で 1
投稿者: はるみ
これは、誰にも話せないことです。
 私たち仲良しママさん三人組の東京旅行の最終日は横浜で港の夜景が見えるホテルに泊
まることになっていました。中華街の重慶飯店で早めの夕食をとった後、山下公園から海
沿いに赤煉瓦倉庫を通ってホテルまで遊歩道を歩くことにしました。途中の公園や遊歩道
ではたくさんのカップルが抱擁中で、中には人目も気にせずにキスしたり、お互いの身体
を触りあってる人達もいて、初めこそ面白がって眺めていましたけど、抱き合いながらお
互いの股間を愛撫する光景を、見るにつけ私たちも自然と押し黙って、みんなすっかり上
気してしまいました。
 扇子のような形をした有名なホテルが見えてきたところで、このまま帰ってしまうのも
もったいないと、隣の遊園地の観覧車に乗ることにしました。ちょうど夕暮れ時でもあ
り、土曜日という事も手伝って、ここでも多くのカップルが並んでいて、乗るまでに10
分ぐらい待たなくてはならないとのこと、なんかもうカップルは見たく無いな、と思って
いると、30前後の男性達が3人駆けてきました。
「ここ、列の最後尾ですか。」
「ええそうです、10分ぐらい待つらしいですよ。」
「10分か、まっ、いいか、せっかく横浜まで来たんだし。」
 その人達は、いかにも社員旅行中のサラリーマンといった感じで、いつもはダークスー
ツを着て銀行員かなんか硬いお仕事をなさっているのでしょうか、七三に分けた端正な髪
型や銀縁の眼鏡、地味なセイコーの時計が、休日用のポロシャツやGパンに似合わず、滑
稽でもあり、そのぶん安心できる方達でした。
 するとその中で、かなり額が後退した三枚目的なひとりが話しかけてきました。
「あの~、3対3ですよねぇ、」
 すると、もう一人がその人の肩を引いて、
「おい、なにナンパしてんだよ。」
 その掛合漫才のようなやりとりに、私たちも大笑いするとともに、警戒感も取れてすっ
かり打ち解けてお話しすることが出来ました。娘時代以来何年ぶりかに殿方に声を掛けら
れた嬉しさや、旅の開放感も手伝っていたのだと思います。ようやく順番が回ってきた観
覧車には一つのゴンドラに男女二人ずつ乗ることになりました。私が御一緒することにな
ったのは、三人の中でも一番背が高くて、大人しそうな方でした。他の二人が掛け合い漫
才みたいに私たちを笑わせている間でも、ひとり後ろで笑っていた人です。そういう私も
私たちの中では長身でどちらかというとノリの悪いほうでしたので、ちょうどよいカップ
ルだとはやし立てられ紫色のゴンドラに乗り込むことになりました。
 この観覧車はコスモクロックと言って、遠くから見ると大きな時計になっていて、一周
25分ほどかかるそうです。私達は6人の中で最後に三台目のゴンドラに乗りました。乗
り込むとき少しゴンドラが揺れて、私がキャッって声を出すと、手を取って支えてくれ
て、笑い掛けてくれました。笑顔が素敵な人でした。ミッキーロークのように私がしゃべ
ったり大げさにはしゃいでも、ニッと笑顔をくれるだけでした。
ただ、その笑顔の裏にはなんとなく怖さも持ち合わせていました。
沈黙が怖い私の方から話しかけました。
「このゴンドラ紫色だったでしょ。」
彼はその問いかけに答えず、顔を横に傾けて、ニッと笑顔をくれました。
私は続けました。
「この観覧車はね、緑色とか赤とかのゴンドラは10台ずつぐらいあるんですけど、紫色
は一台しかないんですって。」
「えぇ、そうなんですか。じゃあ幸運なんですね。」
「そう、紫色のゴンドラに乗ったふたりはね、」
「はい」
「結ばれるんですって。」
 私が茶目っ気にそう言うと、彼は黙って私を見つめて、二人で大笑いをしました。 そ
の後彼の方から口を開きました。
「そっちへ行っていいですか。あの、よく聞こえなくて。」
 このゴンドラは6人乗りで広いために対面に座ると声がよく聞こえませんでした。今度
は私が返事をする代わりに左に寄り、右側を大きく開けて、右手でどうぞって指し示しま
した。彼はゆっくりと立ち上がり、屈めるように移動するとゆっくりとその大きな体を私
の隣に置きました。
 ゴンドラはちょうど9時の角度まで上がり、ランドマークタワーをかすめるように遠く
の丹沢連邦に夕日が落ちて行く光景が正面に眺められました。
「うわ~、すご~い、最高ね。」
 本当に最高の景色で、私は彼の隣でしばし見とれていました。
その時、彼は私の背中に後ろから腕を回してぎゅっと引き寄せてきました。初めは冗談だ
と思いました。恋人同士のように肩を抱く真似をしようとしているのかも、でも冗談にし
ては力が強過ぎました。このまま抱きすくめられてキスでもされたらどうしよう、咄嗟に
そんな事を考えて困っていましたが、でもやはり、主人がいる身では冗談でもそんなこと
をしてはいけないことです。私もそれなりに力を入れて拒否しようとしたとき、私の目の
前に出された物は冷たく光るナイフでした。



 
2003/07/04 19:30:21(7qxbVR0g)
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