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追憶のなかの君

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1: 追憶のなかの君
投稿者: 俊樹
 僕は、、、人を殺めたことがある。正確に言うなら、僕が原因でひとりの女の子が死んだ。

 三十を過ぎた今も、そのトラウマから逃れられないでいる。


 十三回忌の彼女の墓前で、今年も彼女との短い思い出を回顧する。



 高校2年のとき、僕は彼女を初めて知った。

 北山帆夏。

 1年のときは別のクラスだったのだが、、、存在さえ知らなかった。

 僕が疎いのもあったが、それ以上に彼女が目立たない子だった。

 友達も、、、少ないというよりいなかったと思える。

 恐らく、、、もっとも親しくしていたのが僕だったと思う。

 きっかけは、席替えで前後の席になったときだった。

  
 数学の授業のときのことだった。

 「じゃあ78ページが出来たものから終わっていいぞ」

 僕は勉強がそんなに得意ではなかった。他の科目はともかくとして数学は特に嫌いであった。


 (・・・だめだ、全然わからん)

 「、、、そこ、公式を使うの」

 僕の心の声が聞こえたのか、話したこともない北山帆夏が解き方を教えてくれる。

 「、、、あ、できた。あ、あの・・・ありがとう」

 「ううん」


 これが僕と彼女との出会いだった。
 
2026/07/31 16:14:43(yG1k0DQ3)
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