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女校長    1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:女校長    1
投稿者: サワキ
私立鈴峰学園高等部校長、というのが北原玲子の肩書きである。
 年齢は五十四才で、五年前に夫とは病気死別していて、子供は二人いた。
 同じ学園の中等部で国語教師をしている二十七才の娘の亜季と、予備校に通
う息子の孝之との三人家族だった。
 孝之はこの春の国立大入試に失敗していた。
 玲子は三年前までは県立の普通高校の教師として勤めていたのだが、ある知
人に紹介された鈴峰学園の理事長から直接熱心な勧誘を受けて、最初にいきな
り教頭として勤め、二年目に校長職を拝命したのである。
 鈴峰学園は小中高の一貫教育で、この地方では進学校としてそれなりに名を
馳せていて、玲子はそこの高等部全教員十八名を束ねる位置にいた。
 以前に玲子は、教職員仲間の研究発表会で、『現代教育と生徒指導のあり方
について』とかいう固いテーマで意見発表したことがあり、それをたまたま聴
いていた学園の理事長が痛く感銘を受けたとのことで、彼女はいまのポストに
いるのだった。
 玲子は小柄で華奢な体型をしていて、肌の色が抜けるような白いのと紙をお
かっぱ風のショートカットにしているせいもあって、外見的には実際の年齢よ
りはかなり若く見えた。
 理知的な切れ長の目に細いシルバーフレームの眼鏡がよく似合って、品性と
素養の高さを倍加しているように見える。
 そんな玲子に再婚話も引きもきなかったが、彼女は一切耳を傾けることな
く、ひたすら良好な教育環境の創生に励んでいた。
 夫がいないことを除いては順風満帆な生活にも、玲子の心をよぎる、小さな
陰りのようなある心配事があった。
 それは国立大を目指して予備校に通っている、息子の孝之のことだった。
 姉の亜季とは八つも離れて生まれた幼少の頃から、内気で内向的な性格だっ
た孝之は、今回の受験の失敗を深い負い目として考えているようで、母親とし
て玲子も小さからず心を悩ませていたのである。
 しかし自分が教育者の身だからといって、玲子は決して子供に過度な期待は
してもいないし、世間でよくある教育ママ的な勉学の強要などしたことはただ
の一度もない。
 どこの大学でもいいから自分の好きな道へ進んでくれたらと、普通の母親と
して願っているだけだった。
 そんな息子の孝之が駅前にある予備校に通い出して三ヶ月ほど経過した頃か
ら、どうやら何人かの友達ができたらしく、玲子が帰宅すると台所に複数のコ
ップや皿が雑然と置かれてる時が何回かあった。
 高校時代には友達を家に招き入れることなどほとんどなかった孝之だったの
で、そのこと自体は子を持つ親としても嬉しく安堵の出来事だった。
 そのことを玲子は母としての言葉で、
 「何人かのお友達できてよかったわね。みなさん同じ予備校の人たちな
の?」
 と優しく尋ねるのだったが、以外にも当の本人からの返答は、何故か聞かれ
たくなさそうな口ぶりで、
 「うん……」
 とだけの短い一言だけだった。
 しかし母の玲子はそんな息子のぶっきらぼうな素振りを、若い男の子特有の
照れ隠しの所作という風に理解したのだった。
 実際はそうではなかったということが判明したのは、それから二ヶ月くらい
の日が経過したあたりからだつた。
 孝之の室を休日に掃除するのが母の玲子の日課の一つになっていたのだが、
ある時期から、自分で掃除するから室には入らないでくれとの申し入れが本人
からあったのだ。
 それはこれまでになかったほどの、強硬でかたくなな口調だった。
 そうしたある日曜日の朝、孝之が慌てふためいて朝食も摂らず家を飛び出し
ていったことがあった。
 娘の亜季は学校の部活動の監督に出かけ、玲子は一人で家の中の掃除に取り
かかった。
 二階へ上がってふと見ると、孝之の室のドアが半開き状態になっていた。
 開いたドアの隙間から、ベッドや机や書棚が見え、床のカーペットに物や雑
誌が散乱しているのも見えた。
 玲子の顔の表情を大きく曇らせたのは、その室から出てる煙草の臭いの強烈
さだった。
 孝之はまだ十九才であり、当然煙草など吸うはずもなかった。
 外部の者の仕業であるということはすぐにわかった。
 ここへ最近よく訪ねてきてる孝之の友達以外には考えられなかった、その友
達にしても息子と同年齢か一つ上くらいだから、煙草の喫煙なんかには見向い
てる世代ではないはずだった。
 玲子もこれまでに、息子の孝之を訪ねてくる友達とは一、二度くらいは挨拶
の言葉を交わしていて、全く面識がないというのでもなかった。
 いつも訪ねてくる友達は三人いて、痩身で背の高い子と小柄で体格のがっし
りとした子と、坊主頭で目の大きな子というくらいの印象しかなかった。
 服装は膝の破れたジーンズや派手な色のTシャツやブルゾン姿だったが、今
風の身なりといえばそうで、玲子が目を背けるような乱れとは感じられなかっ
た。
 ただその中の一人だけ、痩身で背の高い友達の目の光りに、玲子は妙な違和
感を抱いた記憶があるような気がしていた。
 いつの日だったか挨拶の言葉を交わした時、若者らしくない変に大人びた視
線を、玲子は体全身に浴びたような記憶があった。
 それはそれとして、孝之の友達の誰かがこの室で喫煙してるのは間違いなか
った。
 その夜、玲子は孝之にそのことを柔らかい口調で問い質すと、
 「勝手に室に入るなっていってあんだろ!」
 と血相を変えて怒鳴り出してきたのだ。
 予備校の模擬試験が近くなっていたので、玲子もその時は深い追求はしなか
った。
 そしてさらにそれから数日後、玲子と娘の亜季が夜帰宅すると、いつもは家
にいるはずの孝之がいなくて、何の連絡もないまま帰ってきたのは十二時過ぎ
だった。
 しかも衣服を泥だらけにして、顔にも誰かに殴られたような痣をつくっての
帰宅だった。
 「どうしたのっ?一体!」
 玲子は驚いた顔で、玄関口で俯いたまま立ちすくんでいる孝之の両腕をわし
掴んで、強い詰問口調で問い質した。
 おとなしく気弱な性格の孝之が、自分から誰かに喧嘩を仕掛けにいったので
はないことはわかりきっていた。
 「え、駅裏でチンピラに因縁つけられて…」
 唇の端に血を滲ませながら、孝之は蚊の鳴くような小さな声でいって、その
まま脱兎の如く、二階の自室へ走るように駆け上がっていったのだった。
 その夜、母の玲子と姉の亜季は、息子であり弟である孝之の最近の素行につ
いて話し合った。
 「…煙草は多分友達のあの子たちだと思うわ。それにね、知り合いの講師に
聞いたんだけど、孝之の通ってる予備校、いま何かと荒れてるみたいよ」
 亜季からの芳しくない情報に、玲子はまたさらに顔を深く曇らせた。
 「あの子たちのことも予備校も、そして孝之のことも私が詳しく調べてみる
から安心してて」
 高校の校長職という立場上、自分の息子のためにあれこれと動き回れない玲
子を察して、娘の亜季は明るい声で母を慰めるのだった。
 それからさらに二十日ほどの日が経過した。
 玲子は孝之のこともそれなりに気にはしていたが、日々の学校業務についつ
い忙殺されていた。
 晩秋の気配が濃くなってきたある休日の昼下がりだった。
 居間の棚にある電話が唐突に鳴った。
 家には玲子一人だった。
 家の中の片付けや掃除にせいを出していた玲子が受話器をとると、
 「孝之君と亜季さんのお母さんですか?」
 と抑揚のない若い男のような声が耳に入ってきた。
 息子の孝之も娘の亜季も朝から外出していた。
 「そうですがどちら様ですか?」
 直感的に玲子は妙な胸騒ぎのようなものを感じながら、固い声で相手を質し
た。
 「実はねお母さん、いまあるところで娘の亜季さんとご一緒させてもらつて
るんですけどね…」
 その声にかすかな聞き覚えがあった。
 「お宅の娘さんがね、実はこの前から俺たちの前に頻繁にやってきて、いき
なり教師面して説教じみたことばかりいってきたんで、ちょこっと可愛がって
ったら、それから俺たちと仲良しになつてね、今日も朝早くからこうして俺た
ちを訪ねてきてくれてるんですよ」
 相手は玲子を無視するかのように、にやけた声で喋り続けた。
 「そしたら今日はね、お母さんをここへ呼んでくれっていうんですよ。それ
でこうして電話してるわけ」
 男が何をいっているのか、玲子には最初よく理解できなかったが、内心はた
だならぬ事態が起きているという不安に胸を激しく動揺させていた。
 「な、何をいってるのですか?む、娘の亜季はそこにいるのですか?…ど、
どうして?」
 玲子は端正な顔を蒼白にして、受話器を握り締める手に力を込めながら、き
つい声で相手に言葉を放った。
 「ああ、いまここで間違いなく俺たちと遊んでっから、お母さん、あんたも
早くおいでよ」
 「む、娘に一体何をしてるのっ?」
 すると電話の向こうから、女の短い悲鳴のような声が聞こえてきた。
 娘の亜季の声に違いなかった。
 信じられないような最悪の事態の光景が、玲子の緊張した脳裏をかけ巡っ
た。
 亜季が男たちに乱暴を受けているのだ。
 事情や理由はわからないが、どこかで娘の亜季は拉致監禁されていて、陵辱
されているのだということは間違いないと、玲子は確信した。
 「け、警察にいうわよっ!早く、早く娘を放しなさいっ!…あ、あなたはも
しかして孝之の友達…!」
 唐突に降りかかってきたおぞましい異常事態に、玲子はこれ以上ないくらい
に精神を大きく動揺させながらも、咄嗟に声の主に思い当たったのだ。
 息子の孝之の友達の一人で、家にもよく訪ねてきていた、背の高い子の声だ
った。

                 つづく
2010/03/27 20:03:09(Zq9NAtZV)
2
投稿者: 通りすがり…
ん…?

題名に「1」ってなっているが…

続編はあるのか?

あるのなら…

レスに書けよ…(;-_-

無駄にスレたてるなよ…

解ってるよな……

それ位のモラルわぁ…(;-_-+
10/03/27 21:39 (q/Qq6Ymb)
3
投稿者: (無名)
続き楽しみです!

すごく面白そう( ̄∀ ̄)

期待して待ってます~。
10/03/28 02:27 (JZRLY7lb)
4
投稿者: (無名)
警察が来て‥チャンチャン(爆笑)終わり
10/03/29 23:45 (ZgiK41bV)
5
投稿者: (無名)
>>2
おまえキモイな。
そういう先回りのカキコして、自己マンしてんだろが・・
鬱陶しいよ。


10/03/29 23:52 (1Gxe9W3E)
6
投稿者: (無名)
長いです
10/04/01 09:01 (52VrHrmv)
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